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「自然災害の監視技術と対策」
講演会
  群馬産業技術センターと協力して
講演会を開催します。
株式会社 数理設計研究所 玉置晴朗
2008/12/08
「温度と電気を測って地下水を診断する」
自然地下水調査研究所 竹内 篤雄
13:35〜15:05
「防災ヘルスモニタリングの必要性」
群馬大学大学院工学研究科 助教 松本健作
15:15〜15:45
防災現場での高速同期スペクトル拡散
通信技術の適用

(株)数理設計研究所 代表取締役 玉置晴朗
15:45〜16:00
出水時の河川構造物の異常兆候を
監視する手法の提案

群馬産業技術センター 研究開発係 宋 東烈
15:45〜16:00
交流会 16:15〜16:45
  • 日時 2008/12/18 13:30-16:45
  • 場所 群馬産業技術センター
  • 関連 講演会情報
  • 申し込み必要 ↑ の下部にあります

講演会案内と紹介

 このたび群馬産業技術センターと協力して「自然災害の監視技術と対策」と銘うった講演会を開催します。

 目的は群馬県の地域特性と防災技術についてで、当方(数理設計研究所)の想定した対象者は

  • 公共団体の防災担当者と民間団体の防災担当者
  • 中小企業に防災事業分野への道を開く
  • すべての方に防災技術が未熟であることを周知してもらう
 私たちは電子技術分野の仕事をしていました。10年ほど前にレーザレーダによる3次元地形観測、そして山間地での防災分野にも進路を開きました。防災観測は森林総合研究所からの依頼で、山地で簡単に設置できる水位計型の土石流警報機でしたが、3年ほどかけてやっと実用化にこぎつけてみたところ、警報を伝送する事が簡単ではないことに気がつきました・・・間抜けな話です。

 防災は防衛と同じく・・・防衛と言うと毛嫌いする方がいるのは承知ですが、それでも住民の安全を守るシステムとしては同じです・・・情報の収集(偵察)、情報の伝達(通信)、情報の分析(判断)が組になって始めて機能するものなので今回の講演にもこの要素を組みあわせました。
 防災は社会的なインフラとして公共団体がするもの以外にも、民間が自衛するためのものでもあります。すべてを公共団体にお任せするってわけにはいかないのです。となれば、低コストで信頼性の高い防災機器が社会的に求められてきます。日本の民間企業は今まで外国の他者が考案した技術の改善や改良で発展してきました。しかし、世界的に見て改善や改良は中国を初めとするアジアに移りつつあります。 日本は、独自の新しい技術を自己開発しなければ世界で生き残れない時代になってきています。
 そんな意味では、この講演会の話題は世界一の技術です。ただし少々先進的でありすぎることからメジャーな存在にはなっていません。でも、未来を開く種であることは確実ですし、種の見かけは小さいものなのです。種の段階から育てあげ新しい市場を切り開く事が企業の未来にとって必要なのは言うまでもありません。

 へーっ、そんなことができるのか? おもしろいね、で済ませるのもいいでしょう。さて、この種を育てるためには険しい山地から平野まで含む群馬県は最適です。防災事業は人類の未来永劫の要求でもあり、広大な市場があります。これらの種から事業化にトライするための仲間を募りたいと考えています。

 数理設計研究所では
「防災現場での高速同期スペクトル拡散通信技術の適用」 をお話します。
 この技術は電池で数年間の観測と通信を維持する技術です。山奥で観測した情報を里まで送る。携帯電話と太陽電池でも実現できますが、かなりのコストがかかり、災害時には途絶する可能性が高く降雪のある地域では不可能になります。山間部の集落では斜面の亀裂を観測したり、渓流の500mほど上流部に土石流センサを置いてもいいでしょう。無免許で使える微弱電波の送信出力は1億分の5W、それで500mの通信を維持する技術であり、事業化する企業を求めています。ひとつこの技術のメリットをあげれば距離/電力の効率が1000倍なのです。
 自然は変化します、山は崩れ平地になる、そこに人がいれば災害になります。ある意味、災害は常に人災なのかもしれません。群馬県は今でこそ災害が少ないと思われていますが、日本国内の長い時間で比較すれば本質的に災害が少ないわけではありません。
 防災技術は産業になるまで育てなければば人の役に立つものになりません。学問だけとしてとどまっているわけにはいかないのです。人の活動と企業活動はこれら国土・地域条件の上にあります。世界のなかで日本は風光明媚です、風光明媚は大地が変動する事の結果です。風光明媚は観光産業として有利ですが、防災事業にも有意であり事業は地の利をいかすことによって発展するものでしょう。

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