↑に行く WEB TOPに戻る mad@mail.wind.ne.jp

微弱電波による長距離通信 プレゼン資料

株式会社 数理設計研究所 代表取締役 玉置晴朗 2003/02/03 - 03/15


概要

 数理設計研究所はスペクトラム拡散通信(以後SSとする)を利用する微弱電波による長距離通信の基本構造を実現し、2003/02/05に特許出願を完了しました。

 電波法による微弱電波であれば無免許で運用でき、法律的な問題は無く、電力50ナノワット、つまり10億分の50ワットという極限的に微小な電力です。

 そのため、宇宙通信に使われる手法=SS通信を利用しますが、民生利用をするためには簡素な通信設備でなければいけません。特許は受信技術に関したものです。

 50ナノワットとは、効率10%の太陽電池であれば0.5ミクロン四方の大きさで送信部全体としては1ミリ角ほどのICチップとして構成することもできます。

 電波に限る必要は無く音波や光でもいのですが、電波法による微弱電波の範囲でも100m〜数kmにおいて毎秒1〜10ビットの伝送が実現できると推定しています。

 これからは、この特許が公開されるまでに周辺特許の研究と出願をおこない実用化研究を実施したいと考えています。

実現形態の予想

  • 送信側
    • 腕時計とほぼ同じ消費電力
  • 受信側
    • 現状ではPCぐらいの処理能力が必要
  • 到達距離
    • 1km@50nW(微弱電力150MHz)
    • 30km@10mW(特別小電力400MHz)
  • データレート
    • 毎秒1〜10ビット

適用分野

  • 移動装置
    • ナースコール
    • 構内呼び出し装置
  • 野外環境
    • 山地、無人地のテレメトリ
    • 生物の環境調査
    • 気象観測、農業情報観測
    • 山地の警備、警報
  • 都市環境
    • 交通、防犯、警備
    • 都市環境調査、都市生物
  • 事業通信
    • ガス、水道、自動販売機
    • 家庭内の情報通信
    • 在宅介護

技術の特徴

  • 超低速のデータ通信 毎秒1〜10ビット
  • SS通信法だが短い送信で通信が可能
  • 非常に混信に強い
  • 超遠距離通信
  • システムバランス
    • 送信機 非常に簡素な構造
    • 受信機 高度なデータ処理

page

本格的開発に向けて

  • 原理 基本特許の出願 (OK)
  • 試験研究 派生特許の出願
  • 基本部の製品化
    • 基本回路のコンパクト化 IC開発など
    • 特定分野向けの総合的なバランス
  • 特定市場向けの製品化
    • 市場、販売経路、販売権の割り振り
 原理から市場提供にいたるまでには上のような順序があり。開発組織としては
  • 基本研究
  • 実用開発
  • 事業、市場対応
にわかれると思われる。

 募集段階では、派生特許を押さえるまで、原理を公開することはしません。原理または特許提案文書はSS通信についての共同出願、そして開発資金の調達に関する2契約を結んでから提示することとします。

研究開発計画の共同事業者募集

  • 特許が認められるまでは特許の実施権についての契約はしません
  • 本技術が実用可能になった段階で販売権、実施権を約束する予備的な権利として研究事業に参加する契約のみを募集します。
  • 技術の公開
    • 守秘契約
    • 派生特許(SS通信)の共同提案契約
    がある場合にのみ特許願書の内容を提示します
  • 派生特許については研究契約がある場合にのみ対照型となり、そうでない場合(基本技術の提示のみ)では非対称型となります。

推定市場規模

 微弱電波による長距離通信装置について市場規模は不明です。我々は天地がひっくり返るほど大規模だと想像していますが保証はできません。

 したがって事業者ごとに分析していただきたい。


事業募集 2003/01/30

  1. 貴社任せの提案募集
    当方は研究専業のため、事業価値などの見積もりは貴社で検討して計画をたててください。当方への提案を受け付けます。
  2. 現在の状況
    2社にたいして共同事業をもちかけています。
  3. 特許の詳細は本件の共同事業をはじめるか、または本案件の回避特許提案を防ぐ、「守秘+関連特許提案の制限」を契約するかのどちらかで完全に提示します。

微弱電力による長距離通信:

 150MHz、50nW出力で見通し距離およそ数kmの通信が可能と評価している。ただし多重通信になれば遠近問題(近くの通信が遠くの通信をマスクしてしまう)があるので相応に距離は短くなる。
 しかし、これも全体的に距離をおいて通信するなど運用面でいくぶんかは解決できる。

産業用テレメトリ

 知るところでは、1端末あたり30万円ほどで業務用、特別小電力のものが存在する。

..end