市販の圧着端子は(R1.25-3),(Y2-4)などと型番が入って100個単位で売られています。(R1.25-3)は3mm丸ビス止め穴、1.25mmの電線を意味しています。(Y2-4)はY型の抜き差しできる物で4mmビス用、2mmの電線用。

電線の被覆をワイヤストリッパで圧着部よりわずか長く剥きます。圧着ペンチの丸い受け側にネジ止め部が来るようにしてペンチの戻りが解除されるまでいっきに圧着します。
良く見ると丸い型の部分に圧着ペンチの、どのプレス部で圧着したかを示す刻印が残ります(写真では"2")。端子台にネジ止めするのには2種類の向きがあり、用途により異なります。一般的には圧着の爪で押し込んだ側が見えるようにネジ止めすることが多く、これは圧着不良を目視検査するのに便利です。
逆に刻印が見えるようにネジ止めするのは見た目が美しいので、施工者の全体的な指示でどちらかを統一的に採用するものです。

専用の圧着プレスが必要です。保護材が始めからついている圧着端子では保護材付き専用の圧着ペンチが売られています。かぶせるタイプの保護材も市販されているので、それらを使うといいでしょう。
バイスの流用、電工用ペンチに付属している簡易圧着はまったくお勧めできません。ワイヤストリッパを使わないと微細な傷がつき、特に単線のばあいにはすぐに折れてしまいます。ハンダ仕上げは特に必要としませんし長期的な錆などのことを考えると有害です。圧着端子はちゃんと圧着されているのなら非常に信頼性が良いものです。