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USBマイコンボード
GID-MPC
組立キット 価格未定
完成品 価格未定
(消費税・送料込)
(C) 数理設計研究所 矢澤正人 1997-2005
最終更新 2005/4/1


汎用マイコン・ボードを作ろう

 数理設計のものづくり思想は常にシンプルさと実用性を重視しています。
 開発目的が試作や試験、実験であることがほとんどで、多くの開発機器は小規模マイコン+強力パソコンという組合せで実現しています。
 この組合せは、パソコンでできることはすべてパソコンで実現し、どうしてもパソコンでは出来ない箇所、たいていは外部機器とのインターフェース部分だけマイコンを使用して役割分担を明確にしようというもので、シンプルで実用的な開発の実現に役立っています。
 しかし、開発機器そのものがパソコンを含むためたいていの場合パソコンの持つ資源の多くは無駄となり、数台程度を実験的に使うだけならともかく、10台100台と使ってみようとなると消費電力の問題や、湿度や振動に弱いなど環境性能の点で実用的ではありません。
 この問題を解決するためにPowerPCを実装したLinuxボードGID-PPCの開発を進めていますが、これでもまだ大規模すぎるという用途に向けて、GID-PPCとPICや8051の中間に位置する簡素かつ強力なマイコンボードの開発を進めています。
方向性 主な用途と特徴 アイテム
大処理能力・大型・大電力











簡素・小型・低消費電力
超強力で万能
信号処理や画面表示などGUI
大規模なデータ収集や処理
大型、商用電源ほぼ必須
パソコン
悪環境下での動作
旧世代パソコン並みの処理能力
1日程度ならバッテリで動作
3.5インチHDDサイズ
GID-PPC
悪環境下での動作
USBをオンボード実装
44bitI/O,UART,SIO,PWM,ADCなど
名刺サイズ
GID-MPC
劣悪環境下での動作
ADCやI/O制御用のフロントエンド
GID-uPC、GID-ADC2、GID-DIOなど
バッテリで数年間動作可能
PICや8051


CPU採用の経緯

 直接的には、このCPUに別件の業務で関わった時に、これは汎用CPUとして使える!と直感したのがこのCPU採用のきっかけです。直感は技術者の資質として必須のものです。
 USBポートと充実したI/Oを持ち、、既に多くの資源を得ている8051に近いアーキティクチャ、8051で不満だったアドレッシングの問題が解決されているなど、実力は申し分ありません。

 市場に多くのマイコンボードがある中でわざわざ自社製のマイコンボードを開発する意図は、研究者たるもの技術のコアとなる部分は自らの手で作り出すべきであるという考えによります。
 マイコンボードの核は言わずもながらマイコンそのもので、マイコンがマイコンボードの性能と方向性の9割を決定します。
 PIC18、H8、EZUSBなど多くの品種が市場に存在し激戦区となってる中で、さて、どのマイコンを採用するか?
 数理設計のような零細企業が生き残るコツは、独自路線をとことん追求し、その分野で世界ナンバーワンとなることです。既存品のモドキでは生き残ることが出来ません。
 あえてマイナーなCPUを選択する理由は、せっかく作り上げたマイコンボードが、完成してみたら既存品のモドキになっちゃいました、では面白くないからです。市場にあるマイコンボードの多くはそれなりによく出来ており、ある程度以上の技術者が作ると、CPUが同じならばどうしても同じような作りになってしまうのです。

LC87F10C8A概要

LC87F10C8A 概要 PDF
LC871000シリーズ 詳細 PDF

 フラッシュROM 128kバイト
 RAM 8192バイト

 ウオッチドックタイマ
 タイマ 7ch
 割込み 35要因10ベクタ
 サブルーチンスタックレベル 最大4096レベル
 高速乗除算命令サポート
 スタンバイ機能
USBポート(USB1.1、8EndPoint) ×1ch
 SIO 4ch
 UART 2ch
 ADC 8bit×12ch
 PWM :周期可変12ビット×2ch
 オーディオインターフェース
 マルチメディアカードインターフェース
 I/O 44bit