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GID-FL 製品提供の趣旨

(C)数理設計研究所 玉置 2002/05/27

システム開発者、理化学機械販売会社の方へ

開発者、販社の特殊仕様化見積もり

 特別なセンサシステムを附加したり、特殊な制御をすることができるよう、できるだけ設計情報の公開をしています(もしWEB情報だけで足りなければ請求してください)。開発努力や労力が無駄にならないように、4月出荷分からは基本的な構造変更をおこなわず長期安定供給を約束しますのでGID-FLを機能部品として扱えます(これはGIDシリーズの提供精神です)。
 GID-FLは単体でおしきせの(温湿度、または温湿度+水位)データロガですが、機能部品として扱うことを考慮して、価格は機能部品的な設定になっています。特殊仕様にするための経費は含まれていません。

 GID-FLを部品として扱い別システムを組んだ場合どれぐらいの製品価格になるかの推定を以下にあげます。

  • (PIC16F628)に特別な制御プログラムを組み込む
    • プログラム開発費用 2人月 = 200万円
    • 野外実証試験費用 1〜2ヶ月 = 1〜200万円
  • 特別なセンサとアンプを組み込む
    • ハードウェア設計試作 2週間 = 50万円
    • 野外実証試験 1〜2ヶ月 = 1〜200万円

 といった感じになります。もっとも、野外の意味が裏庭なら、これほどの経費は発生しないでしょうが、安全装備が必要な私どもの現場では、2〜3人の行動が必須なのでこれぐらいになってしまいます。
 もし継続的な野外実験の経験が浅ければ室内実験による試作の3〜5倍の労力がかかることがあることを見積もりに反映させる必要があります。数理設計研究所では特殊仕様の製造も引き受けますが、おおむね上のような感じになります。開発者側で再販するときには、この開発費用を乗せて販売してください。

野外計測に実用する方へ
 野外計測で実用し観測データ回収の確率を向上させるためには装置の信頼性と同じぐらいに運用技術が大きな割合を占めていることを、我々の実験は示しています。
 価格が機能部品的な設定になっている、その意味はここにあります。我々のフィールド実験で観測成功の確率はおよそ90%ぐらいになっています。
 極論すれば、この野外観測システムは重量、コスト、価格を削って極限環境にも設置できるようにしたものです。
 したがって、設置例を収集し、運用技術を公開し、皆さんと我々の努力で信頼性を向上させようと考えています。