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概要 |
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| 2007年7月16日10時13分48秒、新潟県中越沖地震(本震)の地震動を、GID-SSS地震計で検出しました。 測定地点は数理設計研究所の本社(群馬県前橋市)2地点と太田研究室(群馬県太田市)の合計3地点。 測定ソフトはGID-SSS地震計専用のSindoPanelを使用しています。
参考: 防災科学技術研究所 K-NET 地震発生時刻 2007/07/16-10:13:00.00 震央北緯 37.50° 震央東経 138.60° 震源深さ 10km マグニチュード M6.6
気象庁による地震のデータ 震源:新潟県上中越沖 (新潟の南西60km付近) 10:13頃 37.5゜N 138.6゜E M6.6(推定) 新潟県中越沖地震 情報リスト 数理設計3D事業部が作成した、レーザスキャナ運用の観点から有用と思われる情報を集めたリンク集 |
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加速度 |
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![]() 太田研究室の3軸加速度波形を示す。 教科書通り、P波は縦ゆれ、S波は横揺れの振幅が大きい。 GID-SSSの性能(分解能約1.2gal、ノイズ約±2.4gal)でも、この地震ではデータ処理無しで地震波形らしい波形を得ることができた。 K-NET太田観測地点のデータと比較すると最大加速度が約半分、全体的にも波形の上下が潰れたように見える。GID-SSS/S23のカットオフ周波数23Hzに対してK-NETでは30〜100Hz(30Hzに設定されているようだ)であることが原因と考えられる。 K-NETの太田観測地点のデータでも10:13:47秒にP波が到達している。 |
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3地点の合成加速度 |
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![]() 太田1地点、前橋2地点、計3地点の合成加速度を示す。前橋2Fのみ縦軸スケールが違うので注意。 それぞれ、P波およびS波が明確に読み取ることができる。 K-NET前橋観測点のデータではP波は10:13:47に到達しているが、前橋1F、2Fでは共に10:14:45にP波が到達しており、K-NET前橋観測点よりも約2秒早く地震を検出しているように見える。 |
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計測震度 |
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![]() 計測震度の時系列表現を示す。計測震度は観測記録用ソフトSindoPanelにより、約0.5秒毎に算出している。 計測震度の波形からは、P波とS波によるそれぞれの計測震度の上昇が明確に読み取れる。 前橋へのP波到達から太田へのP波到達まで、およそ3秒かかっている。 前橋・太田2地点ではP波とS波の間隔に違いが見られ、前橋のほうが1秒ほど間隔が狭い。原因として、震源までの距離の影響、地盤構造の影響、計測震度の計算アルゴリズムそのものの影響、などが考えられる。 太田観測点では、加速度波形で読み取ったP波到達時刻よりも約1秒遅れて計測震度の上昇が始まっているように見える。何を以ってP波到達とするかの定義もあいまいなままプロットから読み取った時刻を記しているが、今後これらも厳密にする必要がある。 |
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群馬・京都の波形比較 |
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![]() GID-SSS/S23ユーザである京都府城陽市の北澤氏より観測データを提供して頂きました。ありがとうございました。 計測震度の立ち上がりの時刻から地震の到達時間を読み取ると、群馬県太田市から京都府城陽市まで1分35秒かけて地震動が進んだことがわかる。 城陽市の波形は群馬で観測した波形とは大きく異なり、群馬ではP波とS波が容易に判別できる波形となっているが、城陽市の波形は似た形にはなっていない。 P波が来なかったようにも見えるし、P波で最大震度となり、10:16:20にS波で僅かに震度が上昇したようにも読み取れる。 計測震度波形を一見ただけではP波とS波を判別できない一例を得た。
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加速度波形のフィルタリング処理 |
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測定データ |
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| 測定元データ(SindoPanelによる自動記録) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||