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最終更新: 2003/8/5

長野県精密工業試験場
電波暗室利用レポート

2003年8月、長野県精密工業試験場の電波暗室を使用してきました。
ここの試験場は、今回使用した10m法電波暗室の他に車で15分ほどのところにVCCI認定のオープンサイトも備えています。

長野県精密工業試験場 Webサイト


長野精密工業試験場の利用方法概略


計測方法概略


EMI試験例

計測データ例(PDF 330KB)


設備の写真

  • 手前は電磁界測定用のアンテナ。
  • アンテナの先にある木製のテーブルに試験対象物を載せて計測する。
  • 写真のアンテナは30MHz〜300MHz用のもの。300MHz〜1GHz用のものと交換しながら使用する。
  • アンテナは、偏波方向の切り替え(水平・垂直)、アンテナ高の変更(1〜4m)をリモートコントロールできる。
  • テーブルもリモートで360度回転させることができる。
  • テーブルは木製、当然釘等は使用していない。
  • 壁面と天井は、四角錐型スポンジ状の電波吸収素材で覆われている。
  • 従って、音響的にも非常にデッドで、びっくりするくらい反響音が無い。
  • この電波吸収体の性能は素晴らしく、ドアを開けておいても外来ノイズの影響はほとんど無いとのこと。確かにそうだった。
  • 当然、部屋の中は携帯電話圏外。
  • 計測器類
  • 帯域全体のピーク値の計測は左側のHP、QP計測は右側のローデ&シュワルツのスペアナを使う。
  • 信号はローデ&シュワルツの上に載っているアンテナ切替器で手動で切り替える。
  • 計測結果の印刷とQP値の入力は、Windowsパソコンで動くHP-BASIC上の専用ソフトを使用。
  • 計測全体を自動化した設備も便利だが、信号を追い掛け回すには実は手動の設備の方が向いている。

長野県精密工業試験場のEMI関連機器

以下、長野県精密工業試験場のWebサイトより無承諾転載

EMIテストシステム*
 HP 8566B/85650A            

電磁雑音測定
100Hz〜22GHz MIL帯域幅 準尖頭値アダプタ付 

EMIレシーバ*
 ローデ&シュワルツ(独) ESCS30 
  

周波数範囲 9kHz〜2.75GHz
測定精度 ±1dB
規格に準拠した測定
スペクトラム分析

疑似電源回路網*
 R&S ESH2-Z2

電源線伝導雑音測定
50Ω/50μH 25A×4

アンテナ*
 各種

電磁界測定
10kHz〜18GHz

雑音許容度試験機*
 ノイズ研究所 INS320

耐ノイズ試験
50ns〜1.25μs 〜1000V

静電気許容度試験機*
 ノイズ研究所 ESS630A

耐静電気試験
放電電圧:〜±30KV IEC1000-4-2対応

耐放射電磁界試験装置*
 A/R 100W1000M7他

外来電波に対する耐ノイズ試験
周波数範囲:10k〜18GHz IEC1000-4-3対応

ファーストトランジェント・ノイズシミュレータ*
 ノイズ研究所 FNS-100L

耐ラインノイズ試験
パルス電圧:〜4KV 外部同期:〜10KHz
IEC1000-4-4対応

コンビネーション・ウエーブ試験機*
 ノイズ研究所 LSS-5S

耐雷試験
電圧:1.2/50μs,6KV 電流:8/20μS,3000A
IEC1000-4-5対応

電波暗室・オープンサイト*

電波ノイズ測定等

環境ノイズ評価装置*
 NF回路設計ブロック 8461

試験電源、発信増幅型
単相 4kVA 3相 12kVA
電源変動試験及び高調波試験
フリッカ測定
伝導性イミュニティ試験