赤城山気象観測実験システム概要

  

 この気象ロボットは遠隔地の気象データを10分ごとに自動計測し,計測したデータをアマチュア無線等を利用して放送形式で送信する装置です。測定データは受信局側のパソコンでデータの蓄積,処理が可能です.

 GID-ADCの採用により,最大で8種類のセンサーの接続が可能です.

 

  


 この気象ロボットシステムは実験用に開発されたもので、全システムとしての販売はしていません.

 GID-ADCの応用例の一環として雑誌やインターネットホームページで実験のレポートを行ったところ,同種のものを製作したいとの問い合わせが相次いだため,部品調達,ソフト書きこみの困難なGID-μPCと端子台ユニット,それに当方で在庫しているセンサー類に関してのみ購入原価+手数料でマニュアルの付属しないパーツセットとして提供させていただくことになりました.

 したがって,この気象ロボットを構築,再現するためにはパソコン,パケット通信,ご利用になりたいセンサーに関して相応の知識と技術が必要になります.

 気象ロボットを新規に設置して使用するためには,以下の設備が必要になります.

名前 機能 必要数 数理設計での提供
GID-ADC 汎用ADコンバーターユニット.センサーのアナログ電圧出力をデジタル信号に変換する. 1台
GID-μPC ロボット全体のコントローラー.GID-ADCとTNC間の信号のやり取りを制御する. 1台
端子台ユニット センサーとGID-ADCを容易に着脱するするための端子台ユニット. 1台
センサー 温度,湿度,気圧などの物理現象を電圧に変換する. 任意 可能なものもある.
TNC デジタル信号を電波で送受信できる形式に変換する装置. 2台 不可
無線機 アマチュア無線機や特別省電力無線機が使用可能. 2台 不可
パソコン 観測データ受信用. 1台 不可

 既に設置済の気象ロボットの観測データ受信は, TNC,無線機,パソコンだけで可能です.


GID−μPCについて

 GID−μPCは内部にワンチップマイコンを使用したコントローラーです.部品を揃えて組み立ててもプログラムを書き込まなければ動作させることができません.

 GID−μPCパーツセットにはプログラム書きこみ済のものと書き込みをしていないものがあります.

 プログラムのソースコードはホームページで公開していますが,PIC16F84用のプログラマを用意できない方は必ずプログラム書き込み済のものを購入してください.

 使用している基板は専用のプリント基板ではなく汎用のフリー基板です.手配線による電子工作ができない方,回路図が読めない方による製作は困難を極めると思われます.完成物の写真がホームページに掲載されているのでご覧ください.


ソフトウェアについて

 気象ロボットを機能させるためには,上記したGID−μPC用のソフトと,測定データを受信するためのターミナルソフトが必要になります.

 ターミナルソフトは,WINDOWS95付属のハイパーターミナルでもとりあえずの試験は可能です.

 また,当社で設置した赤城山気象観測ポスト専用の測定データ受信ソフトと測定データグラフ表示ソフトはホームページから無償でダウンロードして使用することができます.  


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