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GID-PC 要求仕様コメント 数理設計研究所 玉置 2004/01/16 |
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まとめ
> 玉置様
>
> です。
>
> こんにちは。ご無沙汰してます。いかがお過ごしですか?
> 興味深いメールをありがとうございました。
>
> > 計測用PCまたは室内の小サーバとして使うものを
> > ハードからソフトまで公開しつつやることになった。
> >
> > http://www.madlabo.com/mad/gid9/gidpc/index.htm
> >
> > 若干問題のありそうな文書もあるが、見つけたら忠告してくれ。
>
> 見ました。「赤面」っていうのがおもしろかったです。って本題じゃないですね。
>
> 思いついたことを適当に並べます。とりとめがなくてごめんなさい。
>
> > GID−PPCとしなかったのはPowerPCだけに縛られたくなかった
> > のと、ソースコード互換で長い間使いまわしていこうといった戦略からだ。
>
> コンピュータのハードは(ソフトもだけど),イマイチ理解が足りてないのでGID-PPC
> がなんたるか理解してませんが,方針は大賛成。すばらしい。
>
> > とりあえずのOSはLinux
> > 3.5インチと同じサイズのボードで12V単一電源、およそ1から2Aかな
>
> 自動車のバッテリを使えば,2日や3日は楽勝ですね。
>
> > 記憶装置は3.5HDDやコンパクトフラッシュが使えるはず。
> > 現在は評価ボードが稼動した状態。
> >
> > http://www.madlabo.com/mad/gid9/gidpc/pcb.pdf
> > インターフェースとして何が用意されているかは↑を見れば
> > わかります。
> >
> > 性能は固定小数点DSP(200MIPS)ぐらいなので
> > 当面、数理設計としては
> >
> > 1:DSP的に動くような解析アナライザ装置
>
> 電気屋さん的なhigh frequencyだけじゃなくて,10秒くらいのスペクトルまで
> 見えたらとってもうれしい。玉置さんところにあったオシロで,そういうのが
> できるのがありましたよね。私のテクトロは全然ダメだけど...
>
> もちろん,サンプリング周波数も20Hzとかいうような低いところからあると
> 便利なことがありますが,たぶん,玉置さんの土石流の観測なんかだと1分に
> 1回計測とか云うようなのが必要だとおもうので,心配しなくていいのだと
> 思いますが。
>
> > 2:野外で使う高密度データ収集装置
>
> 人工地震観測(要するに発破です)をやるときにはとっても有効だと思います。
> 現在は,白山工業(http://www.hakusan.co.jp/ja/index.html)のdatamark LS-8000WD
> が業界のデファクトスタンダードです。24bitのA/Dつきです。地球物理学関係で
> 発破屋さん相手に商売をすると,何百台という単位で売れます(まとめて同じ
> 装置を使いたいからです)。LS-8000WDはacademicで100万円以上します。
>
> 大量のロガーをまとめて設定できるというのが高密度データ収集装置には
> 有効かと思います。
>
> それと,GPSの時計。Furukawaの時計用のユニットってサンプルだけで7万円くらい
> するんですよね(昔調べた値段だから,今はもっと安いのかもしれませんが)?
> 地震関係では絶対時刻が絶対に必要です。高密度アレーでは,観測点の位置
> 情報が必要になりますが,それも取り込めればすごくいいのですが,submeter
> orderの精度(10cmくらい)を要求するとdifferentialが必要になって,最低でも
> 100万円コースになってしまいますね...(単体としては,Magellanのpro mark X
> なんかが該当すると思います)。これは,ちょっと無理な要求ですね。
>
> LS-8000WDはパラレル経由でPCと接続して設定します。一台一台PCをつなぎ
> かえながら設定しないといけないのでたいへんです。
>
> http://www.enveng.titech.ac.jp/morikawa/misc/essay/turkey/column_morika.html
>
> につまらない作文が載っていますが,そこの「使ったことのない計測器」という
> リンクからたどれるデータロガーは数珠繋ぎにして,一回の作業で設定できるように
> なっています。これ一個で80万円くらいだと思います。日本で使われているのは
> 見たことありませんが,世界的にはそれなりに数が出ているようです。でも,
> 時計の精度がイマイチ,とか,電池が単1型2本で動くのはいいけど24時間くらいで
> 死ぬとかいうのがちょっともの足りません。
>
> moving coil型の地震計を直接つなぐ場合,入力インピーダンスが問題になる場合
> がありますが,LS-8000WDはあまり入力インピーダンスが高くないのでちょっと辛
> いことがあります。アナログな話になりますが,性能のいいバッファアンプ+フィ
> ルタがあれば理想かと。
>
> こういうアナログ周りは別にattachmentとして取りつけられるようにしておきさ
> えすればいいと思うので,あんまり本質的な話じゃないですが...。そういうところ
> は私が考えればいいわけですし。って,まともなアンプが自力で作れるとは
> 思えないけど。
>
> 設定をまとめてするためのexternalなコネクタなどがあれば(たとえば,USBの
> コネクタを利用するとかして,特別でない,市販の普通のケーブルが使えると
> よりうれしい)いいと思うのですが,そういうのって実装できるものかしら?
> やればできるには違いないんでしょうが,あまりにたいへんだと萎えてしまい
> そう...。
>
> あと,液晶画面で波形がモニターできれば...。でも,写真で見本として載って
> いたのは大きなモニターですね。私は,パチンコ台で使っているような小さな
> 液晶を想像していました。あとで出てくるキーエンスのNR-2000もそのくらい
> の大きさだったし。
>
> > 3:スペクトラム拡散のデジタル受信機
>
> 無線は免許のことがわからないのですが,受信機になるなら,無線でデータ収録
> するようなのができたら線を引き回さなくてうれしい,と思ったりするのですが,
> やっぱり取りこぼしがあるのかしら?
>
> > の3方面で構築するつもりだ。そのためにメインボードが動き始めたら
> > サブボードとしてFPGA+8051などを載せたものをA/D用として
> > 作成するつもり。
> >
> > 今月末に製品版のボードを作成するので、それまでに
> > 特定の用途や希望があればメイルをください。
>
> コアになるデータロガーの部分があって,それに用途に応じてGPSの時計がつけら
> れたり,アナログのアンプ回路がつけられたりする,というようなことだと
> 汎用的ですね。周辺部分は私が何とかしなきゃならないと思うのですが,なんと
> かなるのかなぁ...?
>
> とってもわがまま...。
>
> 地震計の特性を検定しつつ補正する計算はLinuxのアプリケーションとして載せ
> られる,ということになれば完璧かと...
>
> > 地震計や鳥通信のことはすでに考慮しています。
>
> ありがたき幸せです。
>
> トルコの発破の時にキーエンスのデータロガー(NR-2000;30万円くらい)と,サン
> システムサプライというところが輸入しているLabJackというおもちゃみたいな
> ロガー(3万円くらい)を買って使ってみましたが,どちらも帯に短し襷に長し,
> でした。アナログ入力のコネクタ形状とか,そういう本質的でないようなところ
> でも,使いにくかったりするし...。私はミノムシでガブッと噛みつくようなコネ
> クタ(陸単みたいなやつ)が大好きですが,本体が小さくなると馬鹿でかいコネクタ
> なんてつけられないのは分かってるんですけど。
>
> キーエンスは
> http://www.keyence.co.jp/keisokuki/lineup/NR-2000/nr2000.html
>
> サンシステムは
> http://www.sunss.co.jp/products/index.html
>
> 結局のところ,まとめると,
>
> - アナログ入力用のインターフェース
> - GPS等の信号を取り込めるようなディジタル用のインターフェース(USBで兼用?)
> - 幅広いサンプリング周波数の設定
> - データ処理用の解析ルーチン(ソフトウェア?)の組み込み
> - 液晶による波形のモニタ
>
> ということに集約されるのかなぁ,と思います。
>
> webに書いておられるのによると,データロガーの値段はコアの部分で25万円と
> いうことですが,地震観測向けのオプションをつけて(GPSとかフィルタとか)50万
> 円くらいでもLS-8000WDより便利だったら数が出るような気がします。
>
> また,地震計屋さんにOEMで供給する手もあるように思います。玉置さんのと
> ころに預けている地震計のメーカー(勝島製作所)は安いデータロガーを作れな
> くて苦しんでるようですから,話にのってくるかも。全国をカバーする地震計
> ネットワーク用の地震計を納めているメーカー(アカシ)はLS-8000WDを真似たロ
> ガーを作って地震計と一体化して売ってますが,デキが悪いので,LS-8000WDに
> 取り替えて使っている人が多いようです。その取り替え用としての需要もあるかも。
>
> 捕らぬ狸の皮算用ですねぇ...。
>
> 勝手なことばっかり言ってますが,あまり気にしないでください。
>
> いずれにせよ楽しみなことになってきました。8月に帰国しますので,その後,
> また,お邪魔します。今度は一人で行けるかしら...?
>
> 取り急ぎ。
>
説明を受け、動作を見てきました。
単独でX-Windowが動作するLinux-PCになります。
ボード上の主なデバイスはドライバ経由で動作しています。
チップに有る機能で未対応なのは、ISDN, IRDA, IEEE1284, HDLC, KeyScan,
SmartCardI/O
積み残しの項目で大きなものはNAND用のフラッシュファイルシステムでしょう。
以下報告
日時:
2003年5月13日 午前10:30〜
場所:
某 カンパニー 某部署
現状:
起動状況:
リセットによりNORフラッシュのブートローダ(BIOS)が起動
TTYデバイスからの入力が無ければボード上のLinuxをロードする
Linuxカーネル(非圧縮)の置き場所は、NORフラッシュROM
TTYデバイスから入力があれば、ネットワークブートが選択できる
ネットワーク接続先はホストPCのハードディスク(NFS)
圧縮したカーネルイメージをロードする
login:
root (パスワードなし)
デバイス:
ローダで設定するデバイス:
ブートデバイス(Linuxカーネル置場所)
NORフラッシュ 基本
NANDフラッシュ 動作未確認
ネットワーク ホストPCとのNFS
コンソールデバイス:
RS-232c(二系統) TTY
ネットワークデバイス:
100BASE-T(二系統) MACアドレス設定可能(※要注意、重複など)
その他:
外部バス
その他のデバイス:
USBストレージデバイス Linuxファイルシステム(FAT化可能)
外付ハードディスク ATAPI(2.5")コネクタ
キーボード USBまたはPS2
マウス USB
オーディオデバイス USBスピーカー
X-Window 液晶に表示、フラッシュには収まらない
タッチパネル ポインティングデバイス
RTC(時計) スーパーキャパシタで半日ほど維持
未対応:
ISDN関連部分
IRDA
IEEE1284
スマートカード
パワーマネージメント
一部使用
GPIO USB電源制御、動作確認用LED
DMA:
使用していない
割込:
外部割込の一つをATAPIで使用
開発環境:
ホストPC:
オペレーティングシステム:
RedHat Linux SigWinが使えるかは不明
開発キット:
HardHat MonataVista用クロス開発
ターミナルソフト:
minicom ターゲットのTTYと繋ぐ
デバッガ:
gdb ターゲット上で使う
カーネルのデバッグ:
print() 系で対処
JTAG:
空のフラッシュROMにブートローダを書込む際に使う
ビルド手順:
1・ローダー作成
2・ローダー転送
フラッシュROMが空の場合はJTAG経由
ローダーが動作するならローダー機能で行う
3・カーネルコンフィグレーション設定
make menuconfig で .config ファイルを作成
4・カーネルのメイク
フラッシュROMからのブート用は非圧縮カーネル
ネットワークブート用は圧縮カーネル
5・カーネルの転送
ネットワーク経由でRAM上に転送
6・フラッシュROMへのカーネル書込
ローダー機能で行う