ひとつ前へ 数理設計研究所TOP 記述責任者mad@mail.wind.ne.jp
新年を迎えて 2004年1月1日
私ひとりの趣味で動いていた数理設計研究所も法人化して2年目に入りました。2003年は開発仕事に明け暮れてしまい経営的には良くなりましたが、研究事業としては3D以外にめだった成果が挙げられずに終わってしまいました。2兎を追うことが無理なのは誰でも同じようです。振り返ってみれば時間を割り振って実行すればできたろうとも思いますが怠け者には難しいことです。
ただ、森林総合研究所が実施した加波山の崩壊実験に便乗参加した3D事業部の観測で崩壊予知ができそうな実験結果が得られています。さらに追求すれば崩壊警報ができそうなので、成果の分析と研究をつうじて防災分野に貢献できればと思います。
昨年、「人は自己ではないあるもののために生きることに大きな意味を見出すようです。人それぞれですが、さてそれは何なのでしょう」 と書いて2003年を始めました。本当にそのようになればと願うものです。
2003年1月末に国際出願として提出した防災通信を主目的とするスペクトラム拡散の特許も、特許庁の事前審査をパスして日本と台湾に出願をし、今年は他国にも出願する予定です。実証試験をこの半年以内に実施して実用提供に道が拓ければ。防災通信、野生生物の保護、環境測定装置などに低コストな通信が提供できるようになるでしょう。
2003年の秋口に防災関係者の間で電波による地震予知警報が出回りました。思ったほどの騒ぎにはなりませんでしたが、近い将来に必ず訪れる阪神大震災を大きく上回るプレート性の地震もあり、ただ非科学的であると言っているだけではすまないので、まずは公開されたデータにもとづくひらかれた研究を可能にしたいと考えています。
そのために、気象+地象情報を統一的に提供しようと前橋にサーバ群を用意して千葉の「まえちゃんねっと」と共同して準備を進めています。近い将来に低コストな観測機を配布し自動データ収集をして公開することがその一歩となるでしょう。
数理設計研究所は今年の目標として、防災+通信+信号処理+公開性の実現に向けて努力しようと思います。
株式会社 数理設計研究所 代表取締役 玉置晴朗
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