水位検知型の土石流警報実験  2000/03/02

実験地: 足尾 松木川 支流 大ナギ沢 本流から200〜300m 、 古川機械金属株式会社 所有地内を借地

開始: 2000/02/15 回収: 2000/03/02

回収データ:

 典型的な一日 3月1日 00:01〜23:59 2分間隔で取得したデータ。
 薄い青色は生データ 濃い青色はノイズ処理したデータ、 縦軸はhPa おおむねcm単位の水深

000_0033.lzh 全データの圧縮ファイル(CSV 114kbyte)

 2000/02/15〜03/02 足尾水位計測実験データの説明
 データはカンマ区切りのCSVファイル形式で、次の書式で格納されています。

通し番号,データ日時,,湿度,地上温度,水中温度,水圧,気圧,,システム電圧,,デジタル入力 0−0,デジタル入力 0−1,デジタル入力 0−2,デジタル入力 1−0,デジタル入力 1-1,デジタル入力 1-2,デジタル入力 2-0,デジタル入力 2-1,デジタル入力 2-2,デジタル入力 3-0,デジタル入力 3-1,デジタル入力 3-2,デジタル入力 4-0,デジタル入力 4-1,デジタル入力 4-2,デジタル入力 5-0,デジタル入力 5-1,デジタル入力 5-2

 計測単位とデータ変換式は次の通りです。

データ変換式 変換後の単位
湿度 無変換 %(RH)
地上温度 無変換 ℃
水中温度 無変換 ℃
水圧 (x−1000)÷2 hPa
気圧 (x−1000)÷2 hPa
システム電圧 x × 11÷10 mV

 デジタル入力は今回のシステムでは使用しておらず、データは意味を持ちません。


回収記録:  


P3020206.JPG 3月2日10:30に大間々警察署に集合、危険地帯なので必ず2名で行くことにしている。11:30に到着。本日はめずらしく本通りのゲートが開いていて、誰かが奥に入っているみたいだ。ゲート向こうにあった大岩もどかされている。上から見た全体写真を取りたかったので矢澤は川筋を上り、私は左岸の崖上を平行して歩く。P3020214.JPG 実験地点30m手前に到着、全体写真がなかったので撮影した。
P3020207.JPG 足元を確認し右往左往しながら歩く。うかつに足を出すと岩の間の雪に足を突っ込んだり、はたまた岩が動いたりと非常に危ない。安定した川原ではなく落ちてきた岩がそのまま不安定に転がっている。積雪10cm。P3020215.JPG  そばまで行くと、「この氷が上からおっこってきた」というので撮影。人の頭ぐらいで地下水が氷結した塊に見える。ヘルメットは必須だと思いなおす。もっとも崖の中腹を歩いていたときに鹿を二頭見かけたので、あいつらが腹いせに落っことしたのかな。
P3020208.JPG広角撮影した観測地点直前の下流域、小さく矢澤が写っている。P3020216.JPG  測定装置:無事、盗まれもせず、鹿に食われもせず、岩にぶちのめされることもなくちゃんとありました。
P3020209.JPG 観測地点の滝全体地形をを上から撮影しようとしたが、崖の張り出しがきつくこわくてそこまで出られなかった。かわりに観測地点の左岸中腹から上流域を撮影。上流側には同じようなサイズの滝が少なくともひとつあり、その上には2つめの砂防ダムがある。こわくて下におりられないので、分岐点まで引き返す。P3020220.JPG 実験装置はABS樹脂製の防水ケースにGID-ADC+GID-LOG+電池、右にあるユニクロメッキしてある鋼鉄筒に気圧計が入っています。
P3020213.JPG 分岐点に戻り、上流側全体を撮影。2月15日とは違って、天候は快晴、気温は13度、ほぼ無風でものすごく良い条件だ。P3020222.JPG 水圧センサも気圧計と同じケースに入れてあり、ステンレスワイヤで流れていかないようにしてある。この写真はそれを岩にとめてある6ミリのアンカボルト。

P3020223.JPG ABS樹脂製の防水BOXは木板の台の上に止めてある、木板はアルミ性の穴明き板で岩にアンカーボルトで固定。アンカーボルトにダブルナットで締め付けたのが災いし、アンカーボルトが岩の中でぐるぐる回転してしまい、ボルトが取れなくなってしまった。しかたないのでアンカーボルトと木板のあいだのアルミバーを岩石加工用のエッジがとがっているハンマのエッジを当てて普通のハンマでたたき切って外した。P3020229.JPG 正常状態のアンカーボルト
P3020224.JPG 気圧計の取りつけ部。P3020231.JPG 氷がおっこってきた? 崖崩れ、こんな感じでぼろぼろ崩れている。
P3020227.JPG 設置地点の全体写真、矢澤の背は185cm、比較すれば各所の寸法がわかる。P3020234.JPG 下りながら、足元を見つめているので、たちどまって見る、「きれいだなあ・・・・・」
P3020228.JPG たたき折ってしまったアンカーボルトP3020236.JPG 駐車スペースからみた東側、雪も少なくなっていて、崩壊角になっている崩落がきれいに見える。

end