ひとつ前へ WWWルートへ mad@mail.wind.ne.jp

差圧型水位センサ

(C)数理設計研究所  

差圧型水位センサ

 このセンサは、大気圧と水圧の差から水位を測定するもので、 小型で頑強に作られていて、山奥の渓流など岩がゴロゴロしている所で使用できます。蛇籠設置法によれば簡単に設置できます。
 電源は5V単一で、ケーブル隙間から導入する大気圧と水圧の圧力差により500mV〜4500mVの電圧を出力し、0〜10mまでの水位に対応します。
 凍結しないようにすれば、自然環境では十分な温度特性を持ちます。(実験的には凍結に耐えているようです)

特徴

  • 低価格、高感度、高安定度、低消費電力、強靭
  • 蛇籠設置法による簡素な設置

用途

  • 渓流、源流部での長期間水位測定
  • 土石流等が発生する危険地域の水位測定、警報
  • 堆積物や流出物が多い河川の水位測定

仕様

外寸 φ76.3×L180(突起部含まず)
重量 約3.3kg
測定範囲 水位0〜10m(0〜100kPa)
出力電圧 500〜4500mV(無圧 500mV)
感度 2.5mm/mV
電源 +5V単一
消費電流 3.1mA (5V、500mV出力、大気中)
電源/出力
特性
電源5V± 75mV →±2mV以内
電源5V±140mV →±4mV以内
温度補償 -40〜80℃
ケーブル 10m(通気時定数6秒)

納期と価格

  • 納期2週間
  • サンプル価格 @10万円
  • 故障時にはレポートと交換に7万円で新品提供
目次

構造図

(PDF80k)

外部回路


内部センサユニット仕様

横河 FP101-L11-LZ0A*B/Z (ケーブル通気型、特注品) を使用

定格

  • 測定範囲 水位0〜10m(0〜100kPa)
  • 出力電圧 500〜4500mV
  • 測定感度 2.5mm/mV
  • 温度補償範囲 -40〜80℃
  • 0kPa @ 出力 500mV
  • センサケーブル長 10m

データシート


センサケース仕様

  • φ76.3×L180(突起部含まず)
  • 総重量 約3.3kg
  • 本体 SGP-PD 65A 埋設用黒ガス管
  • ケーブル取り付け部 SS400製
  • センサ取り付け部 SUS304製
  • センサケース試作品 図面 (PDF 71KB)

 


構成部品

  品名 数量 単位 備考
内部センサユニット 内部センサユニット  
ケーブル保護用スパイラル 20 cm  
タイラップ 150mm ケーブル仮止め用
センサ外部ケース センサケース本体  SGP-PD 65A センサケース本体 (JPG 6KB)
ケーブル取り付け部蓋  SS400 ケーブル取り付け部 (JPG 8KB)
センサ取り付け部蓋  SUS304 センサ取り付け部 (JPG 7KB)
ステンレスさらねじ M4L10  
ケーブル保護チューブ ケーブルコネクタ RG9-PF16 写真 (JPG 5KB)
ケーブル保護チューブ RF-9 写真 (JPG 6KB)
エポキシ・ポッティング材 サンハヤト社インペイブラック
(2液性エポキシ充填材)
300   

蛇籠設置法

T型蛇籠

主に水深の浅い渓流などで使用
センサ、蛇籠の順に置いた後に石を積み上げる

Y型蛇籠

主に水深の深い滝壷、池などで使用 籠に石を詰めた後投げ込む

サンプルデータ

測定装置

  • GID-ADC + GID-LOG

測定間隔

  • 5分
  • 中流は水深が浅く常に波が発生している瀬で、常時水深が変動しているように見える。
  • 上流は天然のプールになっている滝壷で水面が穏やかなため、細かな水位変動はみられない。

電源電圧投入からの過渡応答