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実験の計画と準備
数理設計研究所 玉置晴朗 2000/04/30
計画:実験は計画されなければならない
- 何を明らかにするための実験なのか、目的を明確にする
- 実験で起きうる現象を予測し、すべて記録する体制を取る
作業環境の整備:
- 野外作業なら、余裕を持って一回は完全な予行演習をしておき、必須工具と資材リストを作る
- 室内実験でも管理された予行演習が実験の不備をあらかじめ抽出する
- 測定器の整備、オシロの検定、必要資材のリストと準備
- 作業環境の整備 汚い机はきれいに整え、必要無いものは所定の位置に納める
実験作業:
☆実験目的に固執することは実験の意味を減ずることになる
☆実験は予定以外の事象と観察を生むからおもしろいのだ
作業:
- 防護の必要性があるなら必ず防護する、こんなところでヘルメットや防塵メガネは要らないだろうとは考えない
- ケガは想像力の貧困から起きる
- 資材不足も準備段階での想像力貧困
- 可能性は論理ではなく実験により証明される、これが実験の決定的な役割だ
- うまくいかなければ可能な限り別のパラメータで試行して複数の実験結果を保存する、これにより理論の比較ができ別の仮説が可能になる
記録:
- こまかなパラメータを再現できるように、ことこまかなメモをとる。メモと記録無しの実験なら寝ていたほうがよい
- 一段落するたびにメモで記録するか音声をテープに記録する、短期記憶は3歩歩けば忘れてしまう
- 場面ごとに撮影する写真が必要なものはもちろんだが漠然とした状況も撮影する
事後整理:
記録と公開:
- 無駄な記録を捨てたりしないこと(発見)
- 複数結果があれば必ず比較検討する(仮説の構築)
- 必ず文書にまとめてレポートにして共同作業者に公開する、公開相手は未来の自分(検証性)
- サイトに公開して実験履歴をたどれるようにする(不十分な理論の補填と検証性)
end