5501. 2000年09月25日 00時40分32秒 投稿:Cauli. 
 [http://orchid3.is.tsukuba.ac.jp/~amagai/housou/soturon/sotu4.html]
saiさん(#5496):
ここ↑によると、あさがおの細胞液は、他の植物と異なりアルカリ性なんだそうです。そのことが酸性雨の影響を強く受ける理由なのかもしれません。
そういえば、あさがおは花だけでなく葉も白っぽく変色していました。
[211.2.44.101][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

5508. 2000年09月25日 08時24分24秒 投稿:村松@東北大 
#長期出張から帰着しました (_ _;)
5497saiさん:
URL御紹介ありがとうございます。
誤解を与えている可能性がありますので、ちょっとだけ補足を。
話は、SO2をガスとして捉えるか、水に溶解した亜硫酸として捉えるかの問題に移行しています。
濃縮化機構として、気-気の均一相で考えると、拡散支配になったとき、突如逆の方向に進むのは物理化学の常識としては考えにくい、というのが最初の私の主張です。
が、ヘテロな系、エアロゾル(雲、霧も含めます。気−液不均一系)では、ゾルの分散凝集挙動で物理化学的な性質は代表されるので、エアロゾルの凝集、つまり、媒体の大気に対して均一に分散していたエアロゾルがなんかの拍子に凝集してしまい、結果的にエアロゾル中に含まれる亜硫酸濃度(媒体である大気の単位面積当たり)が大きくなる、という機構があるかもしれない、というのが、次の私の主張のつもりでした。
#この辺は出張中のため、詳しく書きませんでした。すいません。

で、確認です。
>硫黄を含む物質が燃えると亜硫酸ガス(SO2)が発生し、大気中で酸化された後、
>硫酸へと変化し、エアロゾル(粒子状物質)となります。

亜硫酸ガスが大気中で酸化された後、エアロゾルになるというのは本当ですか?
#燃えた(酸化反応)後、さらに酸化されるという表現に何か不思議なものを感じます。
硫酸への酸化は、霧でも雲でも水溜りでもなんでもいいのですが、水という溶媒に溶けてからのことだと思っていますし、そういう実験事実もありますから。より具体的には水中に溶解している酸素によって酸化され、最初は亜硫酸だったものが、硫酸となる。
これが硫酸ミスト。

なお、念のため、エアロゾルというのを粒子状物質とするのは誤りと言えないまでも、誤解を与える表現です。コロイド分散系の一つというぐらいにしておきませんか。
タバコの煙りと同じ。

[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5509. 2000年09月25日 08時25分13秒 投稿:ちあきん 
私の素人質問に解説していただきありがとうございます。
(三宅島のガスが降り注いで高濃度の危険になる事は無いのか の疑問です)

早い話、果汁10%のオレンジジュースに、果汁10%のオレンジジュースをいくら継ぎ足しても、果汁10%のままだと言う事ですよね。
(違うかな?そう読み取ったんですけど)

私は 宮崎出身で、宮崎の「えびの」、大分の「地獄めぐり」、熊本の「阿蘇」、鹿児島の「桜島」など行きました。

桜島、阿蘇、地獄めぐりで 嗅いだ硫黄臭よりも、「えびの」の硫黄臭は凄いです。
それと、同程度までいかないけど、近い強さの匂いが「東京」で嗅ぐ事できたのは。
正直恐ろしいです。
数値でなくて、経験的な、鼻の感覚で。
んで「阿蘇」に行くと、ガスに注意する旨の看板が立っています。

時々朝の硫黄臭や、卵の腐ったようなにおい(これは えびので嗅いだ事無い)は頭痛すらしそうになります。

死者が出る事を危険と言うのか、頭痛ゃ、体調悪くなる人が数万人出る事を危険と言うのか。
どこまでを危険とするのか。それらをふまえて。
三宅島の事は三宅島の事としてだけでなく。周辺一帯。日本列島への影響も含めて、情報の整理や、伝達があると良いと思います。

[211.17.160.50][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows NT; DigExt)]

5514. 2000年09月25日 11時06分01秒 投稿:前田@神津島 
三宅島の風向が西から北西に変わっていると思うのですが、
三池港は大丈夫でしょうか?

風下になってしまいます。

[203.141.116.217][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows NT 5.0)]

5516. 2000年09月25日 13時00分01秒 投稿:杉浦 富夫 
 [http://www.machinedesign.co.jp]
昼のNHKニュースではいつもの港(名前失念)
は波が高くて着けず、他の港(名前失念)はSO2が
3ppmで結局今日の作業は中止だそうです
[210.130.70.210][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows NT)]

5517. 2000年09月25日 18時35分02秒 投稿:sai 
#5508. 村松さんへ

まず 私は素人ですのでSherlock 2(Macです)で検索された情報を
URL紹介しただけで,
今回 結果的におかしな情報を紹介した事は大反省します!

>亜硫酸ガスが大気中で酸化された後、エアロゾルになるというのは本当ですか?
>#燃えた(酸化反応)後、さらに酸化されるという表現に何か不思議なものを感じます。

私も 水が大変すぐれた溶媒であり、触媒であることは認識しています。

>そういう実験事実もありますから。

実証できているなら そうなのでしょう。

で、主題の「媒体の大気に対して均一に分散していたエアロゾルがなんかの拍子に凝集してしまい、
結果的にエアロゾル中に含まれる亜硫酸濃度(媒体である大気の単位面積当たり)が大きくなる、
という機構」ですが

「大気汚染の酷い地域の森林の衰退が 川、谷沿いに起こるらしい」という情報から
そのようなメカニズムが現実に起こりうるのかなと思いましてコメントした次第です。
 

[202.208.61.185][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.5; Mac_PowerPC)]

5519. 2000年09月25日 19時08分12秒 投稿:Hal.T 
ガスの濃集:
固相中で液相が移動するときには不純物の掃き寄せがおきます。しかし大気中に雲がある、
気相中に液滴相がバンドとなっているような、たとえば笠雲のような状況でどうなるのかなと
考えてみましたが、単純に水平移動する大気で濃集するようなメカニズムは無理みたい。

それよりも、上下に循環する雷雲のような構造の方がいいような気がします。

上昇気流に液滴が滞留し、上に向かう大気中の(今話題になっている)ガスをどんどん集め、
最終的にそれらの液滴が蒸発するとガスが集積した状態になる気がします。精密に考慮された
モデルではありませんが、どうでしょうか?
 

[210.254.79.5][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

 

5522. 2000年09月25日 20時15分18秒 投稿:さち@さいたま 
>5519 Hal.Tさま
9月17日、関東地方に高濃度のガスと雷が来たときのことですが、硫黄臭が濃くなると雷鳴の大きさが大きくなるように感じました。雷は空全体に共鳴していて、まるで拡声器を使って雷を鳴らしているみたいな音で、今までに一度も聴いたことがないものでした。また腕のあたりの皮膚にぴりぴりと(酸に触れたような、乾電池に感電したときのような感触)刺激を感じました。(※皮膚の刺激については他の要因があるかもしれませんが、念のため書いておきます)
[203.165.233.23][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

5525. 2000年09月25日 21時34分33秒 投稿:奥村雅一 
温泉地帯の硫化水素濃度を調べています。
地域限定でもかまいません。
ご存知の方、大変申し訳ありませんがよろしくお願いします。
[210.234.55.202][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5527. 2000年09月25日 22時57分37秒 投稿:Cauli. 
 [http://www.metro.tokyo.jp/INET/ETC/SAITAI/HISAI/MIYAK257.HTM]
NTT東日本さま
八丈を除く周辺三島の通信確保のためにこんなこと↑を繰り返すのは大変です。発電機用のエンジンも、灰が舞う中での耐久性は未知数かと存じます。海上伝搬の無線回線を新たに設定することは、特に近年の諸事情により大変なことは承知しておりますが、年内には終息しないことを覚悟した代替回線の早期確保をお願いします。
 

村松さん(#5425):
火山ガス関係発言の抜粋を作りました。が、Hal.Tさんのところにある過去ログから昨日までの発言を洗い出したところ、HTMLソースで500kBを超えてしまい、やむなく7分割と相成りました。
今後、これらの発言から50件ほど精選し、ガスの特性と防災上の留意点が手早くわかるようにするとともに、大気汚染観測データ提供サイトとガス特性紹介サイトのリンク集を書き下ろしたいと思います。

所在ですが、Hal.Tさんのところに置かせていただきましたので、上の[三宅島噴火をめぐる議論の履歴へ]をクリックし、さらにある火山学者のひとりごと(ガス)indexをクリックしてください。

順序は掲示板と異なり昇順(先に発言したものを上)としてあります。また、リンク先や番号参照にも注意して関係発言を洩らさないようにしたつもりですが、不適切な点があればわたしまでメールを頂ければ幸いです。
 

中川さん(#5504)、早川さん(#5507):
「説明責任」で、高橋論説委員は、「三宅島には有珠山の岡田先生のようなホームドクターはおられないんですか」との疑問を呈していました。防災会議専門委員として知事から辞令を出していれば、知事に直言したり、逆に知事から相談したりすることもできるでしょう。8月30日、石原災害対策本部長@マレーシアにはそういう意識は全くなかった。北海道を特殊事情にしてほしくないと思います。
 

早川さん(#5505):
転載を許諾します。
 

[211.2.44.123][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

5528. 2000年09月25日 23時27分58秒 投稿:Hal.T 
 [http://www.madlabo.com/mad/]
5522さちさん>
ありていなことを言いますと、私の記述でそこそこ信頼できそうなのは数値計算、雷現象、電子
技術と工学的な物理物性ぐらいかな。自然現象のうち雷だけは電子技術との係わりが非常に大きいので手がけています。ものずきの程度は上のURLを見てください。

9/17前後の雷は、普通の夏の雷と少し様子が違い、夏の入道雲ではなく前線に付属する雷雲だったような気がします。前線だと入道雲のような単発の雲ではなく、層状の長い発雷になり、そのせいで音の状態も違ったのだと思われます。音の伝わりようが違ってくるのです。

ただ、ガスの濃集については、半導体の精製などと同じような意味で、そういう現象はありえるとは思います。しかし、まだアイデアレベルなので、5519で私が書いたモデルは気象学的に精密な物ではないことを承知してください。ただ、書くからには、かなり可能性があるとは思っています。

PS:火水木と長野新潟県境の土石流実験に出ていますので音沙汰なしになります。
 

[210.250.0.146][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)]

5530. 2000年09月26日 00時33分26秒 投稿:Cauli. 
 [http://www.kishou.go.jp/miyake/jyoukyo/0925.pdf]
二酸化硫黄COSPEC観測値火山観測情報第253号(25日16:30発表;pdfファイル↑)の添付資料で初めて、23日に38000トン/日を観測したことを認知。なお、24日は欠測(第251号に明示)、25日は13000〜19000トン/日。

しかし、30000トン/日台とのきは次のもっと低い値が出るまで認知しないのはいかがなものか。これ以上度重なるようだと、大手町の雪印乳業(又は三菱自動車)と呼ぶぞ。

[211.2.44.123][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

5532. 2000年09月26日 08時08分11秒 投稿:村松@東北大 
5527Cauli.さん:
まとめていただきましてありがとうございます。
三宅島MLに流したガスに関するメールについても、この掲示板に流します。
[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5533. 2000年09月26日 08時09分53秒 投稿:村松@東北大 
Date: Mon, 25 Sep 2000 18:06:29 +0900
環境科学辞典(荒木ら 1990,東京化学同人)から

二酸化硫黄 sulfur dioxide
---------------
無水亜硫酸、亜硫酸ガスともいう。SO2、分子量64.06。融点-75.5℃、沸点
-10.0℃。比重2.26(気体)、1.46(液体)。水への溶解度は
22.8g/100ml(0℃)、4.5g/100ml(50℃)。無色、腐敗した卵に似た刺激臭の気
体。液体は無色透明。水分の存在下では還元作用を呈するが、酸化剤として
働く場合もある。硫酸製造の原料および殺虫剤、殺菌剤、漂白剤、還元剤に
使用される。硫黄を含む化石燃料(石炭、石油)の燃焼により発生し主要大
気汚染物質の一つで、大気汚染の指標物質として広く測定が行われている。
最大の発生源は重油の燃焼で、そのほか硫酸製造、金属精錬工程での硫化鉱
の燃焼などからも発生する。
植物の葉が日中に空気中の二酸化硫黄を吸収すると、毒性の強い二酸化硫黄
が硫酸イオンSO42-に解毒化される。しかし、大気中の二酸化硫黄濃度が高
く、植物体内の解毒能力以上に二酸化硫黄が葉に吸収されると、葉肉細胞が
破壊され、可視障害が発現する。アルファルファでは障害を受けた部分の葉
が当初は水浸状を示し、あとで白色や淡褐色に変わる。また針葉樹の葉は赤
褐色となり、落葉しやすくなる。同程度の可視障害をもたらす二酸化硫黄濃
度は植物の種類によって異なる。高感受性植物としては、アルファルファ、
オオムギ、ワタなどがあり、1.25ppmの1時間暴露で障害が現れる。植物の二
酸化硫黄抵抗性は、木本植物>草本植物、常緑樹>針葉樹、落葉広葉樹>常
緑広葉樹である。
生体影響については、二酸化硫黄は水に可溶性のため上気道への影響が強く
みられる。しかし、口呼吸で速い速度で吸入したり、下気道へ侵入しうる粒
径(一般に3?m以下)の粒子が共存すると、粒子に二酸化硫黄が吸着して下
気道への影響が見られることも想定されている。
0.3〜1.0ppmで臭いを感じ、5ppmになると上気道に刺激感や気道抵抗の増加が
みられるものが出現する。しかし、これらの減少は反復暴露によって適応や
耐性がみられる。20ppmになると眼の刺激、30〜40ppmでは呼吸困難も認める
ようになる。50〜100ppmでは1時間ぐらいは耐えられるが、400〜500ppmでは
短時間暴露で生命に危険である。このような高濃度になると上気道への影響
が強く、炎症性潰瘍や声門水腫が発生し、窒息死を起こしたり肺水腫がみら
れたりする。しかし、高濃度暴露では瞬間的に眼や上気道に強い刺激を認め
るので、事故などで歩行不能にならない限り重症になる前に暴露から逃げる
ことができる。高濃度暴露よりも比較的低濃度への長時間暴露が問題になる
場合が多く、閉塞性肺疾患患者が職業性または大気汚染物質として暴露され
ると症状が憎悪すること、死亡率の増加や子供の呼吸器疾患の羅患率の増
加、地域住民の間で呼吸器症状の有症率の増加などが報告されている。しか
し、大気汚染の場合、二酸化硫黄単独の影響というよりも二酸化硫黄と浮遊
粉塵の混合暴露による影響として評価されている。
急性毒性は吸入でLC50がマウスで130ppm・24時間、TCL0がハムスターで
3ppm・5日、LCL0がラットで611ppm・5時間、マウスで764ppm・20分であ
る。許容濃度は、日本産業衛生学会(1983)が5ppm(13mg/m3)、ACGIH(1983)が
2ppm(5mg/m3)。二酸化硫黄に係る環境基準は、1時間値の1日平均値が
0.04ppm以下であり、かつ、1時間値が0.1ppm以下であることとされている。
また、大気汚染防止法において、物の合成、分解その他の化学的処理に伴い
発生するものついては特定物質に指定されている。労働安全衛生法施行令別
表第3において、特定化学物質(第三類物質)に指定されている。排ガス中
の二酸化硫黄の分析のための自動計測器はJISB7981に溶液伝導率方式、赤外
線吸収方式、紫外線吸収方式、定電位電解方式が規定されている。大気中の
二酸化硫黄の分析のための自動計測器は、JISB7952で溶液伝導率方式、炎光
光度検出方式、電量方式、紫外線蛍光方式が規定されている。なお、環境基
準に係る二酸化硫黄の測定は、溶液伝導率法によると規定され、この方法に
より常時監視が行われている。これら以外の二酸化硫黄の化学分析法にはヨ
ウ素滴定法、ロザニリン吸光光度法などがある。

[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5534. 2000年09月26日 08時10分59秒 投稿:村松@東北大 
環境科学辞典(荒木ら 1990,東京化学同人)より引用

硫化水素 hydrogen sulfide
----------
H2S、分子量34.08、融点-85.5℃、沸点-60.3℃、対空気比重1.19。最も簡単
な硫黄化合物で無色、腐卵臭の刺激性の気体。可燃性で空気中で青色の炎を
あげて燃え二酸化硫黄になる。水に可溶、フッ素、塩素、臭素と激しく反応
する。液体硫化水素(無色)は有機化合物のよい溶媒である。有機合成にお
ける重要な還元剤、分析試験(金属沈殿剤)、金属の精錬、各種工業薬品、
農薬、医薬品の製造に使用される。
硫化水素を吸入すると血中に移行し、硫化水素が遊離したままで生体に作用
し、細胞酵素のシトクロムオキシダーゼを不活性化するために中毒作用が起
こると考えられている。硫化水素は血中で速やかに酸化され、無害で排泄さ
れやすい硫酸塩になるため蓄積作用はないと考えられている。
ヒトの臭いの閾値は、0.0005〜0.025ppm、明瞭に感知するのは0.06ppm、1〜
5ppmでは不快臭が強く、20ppm以上になると結膜炎や角膜障害、200〜400ppm
では眼・鼻・上気道に対する灼熱性疼痛(30分間ぐらい耐えられる)、400〜
700ppmでは30分〜1時間暴露で肺水腫が起こり生命に危険、700ppm以上では
頸動脈球(洞)を刺激し反射性の呼吸中枢麻痺で即死すると考えられてい
る。急性毒性(LC50)は経気道で、ラット713ppm・1時間、マウス673ppm・
1時間である。
許容濃度として、日本産業衛生学会(1983)は10ppm(14mg/m3)、ACGIH(1983)は
10ppm(14mg/m3)、米国職業環境大気基準は天井濃度(CL)として20ppm、ピーク
濃度(PK)として50ppm(10分)を示している。
植物に対する硫化水素の毒性は比較的弱い。高感受性のソバ、アスター、
キュウリ、トマト、ハツカダイコンで20〜40ppmの5時間暴露で葉面に可視障
害が発現する。中程度の感受性を示すグラジオラスでは60〜80ppmではじめて
障害が発現する。高抵抗性種にはカーネーション、イチゴ、モモなどがあ
る。
硫化水素は労働安全衛生法施行令第3において特定化学物質(第二類物質)
に指定されているほか、同報に基づく酸素欠乏症等防止細則において急性の
硫化水素中毒を防止する観点から種々の規制がなされている。大気汚染防止
法において特定物質に指定され、また、悪臭防止法においては悪臭物質に指
定され、敷地境界線におえる規制基準の範囲は0.02〜0.2ppmである。悪臭と
しての硫化水素の発生源は、屎尿処理場、畜舎、クラフトバルブ工場、澱粉
工場などである。
一般に分析はメチレンブルー吸光光度法法またはガスクロマトグラフ法で行
う。排ガス中の硫化水素の分析法はJISK0108で硝酸銀電位差滴定法、イオン
電極法、メチレンブルー吸光光度法およびガスクロマトグラフ法が規定され
ている。電位差滴定法では、吸収液に吸収後、硝酸銀メタノール溶液を用い
て電位差滴定を行う。イオン電極法では、硫化物イオン電極を用い電位差測
定分析法で定量する。吸光光度法では、吸収液に吸収後、p-アミノジメチル
アニリンと塩化鉄(III)とを加え、生成したメチレンブルーの吸光度を測定す
る(定量範囲は5〜1000ppm)。ガスクロマトグラフ法では、炎光光度検出器
または熱伝導度検出器を備えた装置で定量する(定量範囲は前者を用いた場
合0.05〜3ppm)。なお悪臭防止法の規定では、冷媒に液体酸素を用いて低温
濃縮を行った後、炎光光度検出器付ガスクロマトグラフで分析することと
なっている。

[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5535. 2000年09月26日 08時12分13秒 投稿:村松@東北大 
環境科学辞典(荒木ら 1990,東京化学同人)より引用

塩化水素 Hydrogen Chloride
------------
HCl、分子量36.46。常温、常圧において無色刺激性を有する気体で湿った空
気中で発煙。冷却すると無色の液体(液化塩化水素)および固体となる。融
点-114.25℃、沸点-85.09℃、液体の比重1.187(沸点)、固体の比重
(d-195)1.503。水への溶解度は0℃で82.31g/100g。メタノール、エタノー
ル、およびエーテルに易溶。完全に乾燥した塩化水素は比較的不活性であ
る。塩化水素の水溶液を塩酸または塩化水素酸といい、純粋のものは無色で
ある。市販の濃塩酸はおよそ36〜37%の塩化水素を含み、比重は約1.19であ
る。水との共沸混合物をつくり、共沸点は108.584℃、塩酸濃度は20.222wt%
である。非金属とはほとんど作用しないが、多くの金属を常温で溶解して水
素を発生する。
環境中濃度の測定データは少なく、都市大気中の全塩化物の濃度として、91.
8〜150?g/m3(東京−千葉・市原市,1969)との報告がある。また、脊椎動物
の胃壁細胞からは塩酸が分泌され、ヒト成人の胃液pHは1.2±2.3(基礎分泌)
である。
天然の発生源として、大気中に浮遊する海水の塩分粒子(海塩粒子)が二酸
化窒素や硫酸ミストと反応して塩化水素ガスを発生する。また火山が発生源
となる場合もある。人工的には塩化物や塩素を含む石炭、燃料油の燃焼が大
気への塩化水素ガスの発生源であり、塩化ビニル樹脂の焼却、火災の際にも
多量に発生する。塩酸は実験室ばかりでなく、食品、製鉄、医薬品の工場な
どでも広く利用されている。
塩化水素ガスは強力な刺激物質であり、鼻や上部気道の粘膜を腐食し、ただ
れや潰瘍を生じさせるほか、眼粘膜にも刺激を与え、角膜の混濁をまねく。
粘膜刺激は10ppmでみられ、1000ppm以上のガスに数分間暴露されれば致命的
である。塩化水素による慢性的暴露は耐性を生ずるが、咳、痰、嘔吐、呼吸
困難、胃痛のほかに歯の損傷が著しく、門歯の表面に斑点を生ずる。
マウス、家兎を用いた動物実験でも毎日100ppmを6時間呼吸させ50日間は耐
えられるとされているが、粘膜刺激以外に、精神不安定、呼吸促進、血色素
の減少が認められる。許容濃度は、日本産業衛生学会(1983)、ACGIH(1983)と
もに、天井値として5ppm(7mg/m3)とされている。
塩化水素による植物被害として、軽度な場合は葉の一時的なしおれや裏面の
退色化が起こる。重度な障害としては、葉脈間が褐色に変わり、壊死する。
草本植物では、20分間暴露で葉面の10%に壊死をもたらす塩化水素の濃度
(ppm)は、コスモス2.1、マリーゴールド2.8、ヒャクニチソウ4.9、キンセン
カ5.2、アスター9.6である。
塩化水素は、毒物及び劇物取締法で劇物に、労働安全衛生法施行令別表第3
で特定化学物質(第三類物質)に指定されている。大気汚染防止法において
も有害物質に指定され、排出基準が煤煙発生施設別に80〜700mg/m3N(Nは標
準状態)と定められており、また、物の合成、分解その他の化学的処理に伴
い発生するものについては特定物質に指定されている。
排ガス中の塩化水素の分析法は、JISK0107にイオン電極法、硝酸銀滴定法お
よびチオシアン酸水銀(II)吸光光度法が規定されている。いずれも塩化水素
を硝酸カリウム水漿液に吸収させ、pHを約5に調節した後、分析を行う。イオ
ン電極法では塩化物イオン電極を用い電位差測定分析法による。硝酸銀測定
法では硝酸銀を加えた後チオシアン酸アンモニウムで滴定する。チオシアン
酸水銀(II)吸光光度法ではチオシアン酸水銀(II)と硫酸鉄(III)アンモニウム
を加え吸光度を測定する。

[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5536. 2000年09月26日 08時20分16秒 投稿:村松@東北大 
5533-5535までについてのコメント

アアガオ等植物の色の変化は、H2Sではなく、二酸化硫黄の可能性が高いことがわかります。
また、私が過去こだわっていたH2Sの臭いについては、1ppmを超えると相当にひどいこともおわかりいただけると思います。
また、HClについては、相当高濃度で、といういいかげん発言をしましたが、閾値が高いので、臭ったらすぐに離れることが必要ですね。私の場合は日常的に塩酸を使っていますので、変な耐性ができてしまっているのかもしれません。
で、三宅島ですが、東京都の発表にもありますが、港から1km離れた船上でSO2が3ppmとはすごいです。これは島で日常的な生活を営むことは絶望的であることを示しています。

[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5537. 2000年09月26日 08時32分58秒 投稿:早川 
村松さん,

SO2, H2S, HClについて必要な情報をコンパクトに紹介してくださってありがとうございました.

さて,じっさいの災害の脅威の話をしたい.

三宅島のまわりをうろうろしているかとれあ丸の危険については,すきでやっているのだから,いま話題にしたくありません.

いま話題にしたいのは,三宅島周辺の住民です.
伊豆諸島の島々それから南関東地域でごくふつうに生活している住民です.

たしか環境庁から「外に出るな」と注意がありました.
(外に出ないわけにはいかないじゃない.これは抜本的な有効なアナウンスではない)

伊豆諸島の島々それから南関東地域の集落におそろしい毒ガスが襲ってきて,そこにいた生物全滅なんてこと,ほんとに完全否定できますか?もし起これば損失が莫大だから,ごく小さな発生確率でもあれば,リスクは大きい.

生命をうしなうまでいかなくても,多数に後遺障害がのこるなんてことありませんか?

南関東は,日本の中でも人口集中地域だから,一気に何十万何百万人を失うという未曾有の都市災害が起こりうる地域です.

火山災害は,弱者だけが選ばれて犠牲になる地震災害と違って,まったく平等な一網打尽をする種類の災害です.放射能災害と同じです.
 

 

[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

5538. 2000年09月26日 09時16分19秒 投稿:村松@東北大 
 [http://www.eic.or.jp/kisha/200009/69276.html]
5537早川さん:
環境庁の「三宅島火山活動に伴う火山性ガス(二酸化硫黄、硫化水素)への対応について」は↑のURLです。
----------
(前略)
 以上のことから、環境庁からは、既に関東1都6県及び山梨県、静岡県に対し、二酸化硫黄による健康影響について、環境基準を超える二酸化硫黄濃度が連日観測されている場合には、念のため、下記の事項に注意する必要があると呼びかけている。

1. 外出をなるべく控えること 
2. 外から戻ったときには目を洗ったり、うがいをすること 
3. 目に刺激を感じたり、咳が出たりした場合には、医療機関に相談すること 

 さらに二酸化硫黄だけではなく、硫化水素も併せ同様の呼びかけを別添の通り全国の各都道府県及び政令市に通知することとした。
(後略)
-----------
とあります。
二酸化硫黄は高濃度の短時間暴露よりも、低濃度の長時間暴露が現実問題になってます(公害問題のひとつ)ので、喉の弱い人や子供、お年寄りは心配です。

[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5539. 2000年09月26日 09時39分48秒 投稿:M3 
 [http://http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/cgi-bin/tokyokh/bunpu1/p301.cgi?zom8=969926102=969926102=0=large=====8=]
東京都庁35階からの富士山ウォッチング。かすかに富士山が見えるようです。
三宅島からの火山ガス(SO2エーロゾル?)によって視程に影響が出るでしょうか?
例年、9月中は2,3日くらい見えるらしいのですが、いまのところ18日以降の
映像しか入手していないので、なんともいえない。
過去の全映像は保存されているのかな?>東京都環境局環境評価部広域監視課
[202.219.14.215][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows NT 5.0)]

5540. 2000年09月26日 10時16分00秒 投稿:村松@東北大 
5538私の投稿に関連して:
四日市喘息なんて記憶にないかしら。原因物質は二酸化硫黄SO2とされています。このときの濃度は0.1ppmのオーダーだったはず。でもこれが、長期間(たぶん数年以上)続くと、喘息になり、夜も眠れない喘息の発作は続くのでした。
[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5541. 2000年09月26日 11時35分02秒 投稿:Miya 
 [http://www.ann.hi-ho.ne.jp/cgi-bin/user/minoder/impbbs1.cgi]
5538に関して
はじめまして。三宅島の噴火以来、朝夕と閲覧させていただいています。
私は2歳半の息子を持つ専業主婦です。静岡県富士市に33年住んでいます。
ここは製紙の町で、御存じの方も多いかもしれませんが、当然の様に臭いです。
喘息の人もたくさんいます。
5436 ちあきさん ではありませんが、既に実績として多数の健康被害がある汚染された環境で暮していて、新たに、火山性の毒ガスが追加された場合、どの様な恐ろしい被害がおこるのかと、恐怖を覚える事があります。

実際に、近所の喘息を患う5歳の女の子は最近になって、発作が多発し、毎日薬を飲んでいると言っています。
別の3歳の気管が弱い女の子も、体調不良らしく、あまり外で遊ばなくなりました。

私も子供を屋外に散歩に連れていくと、確かに喉の奥がヒリヒリしますし、息子も咳き込んだりしています。
ただ、今のところ市や県からなんの呼びかけもありません。

>1. 外出をなるべく控えること 
>2. 外から戻ったときには目を洗ったり、うがいをすること 
>3. 目に刺激を感じたり、咳が出たりした場合には、医療機関に相談すること 

上記の呼びかけを受けた県は、県の職員に対してだけ、そのような指示を行ったのでしょうか?
それとも富士市は安全ということなのでしょうか。

もし注意する必要があるのでしたら、回覧板などで、それらの情報を、全世帯に伝えたほうがいいと思うのですが・・・。

[202.219.55.13][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

5542. 2000年09月26日 12時05分04秒 投稿:Cauli. 
 [http://www2.pref.shizuoka.jp/all/KISHA00.nsf/9f1acbc926670f74492568010000c977/05c3a606e28ebbd44925694900341782?OpenDocument]
Miyaさん(#5541):
ここ↑には、静岡県としては「環境庁より発表があり次第情報を提供します」とあるから、環境庁9月14日発表も、県から市町村には情報提供されていると思います
[202.233.211.197][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

5543. 2000年09月26日 12時09分08秒 投稿:もこた 
 [http://www.pref.kagoshima.jp/home/kanseisakuka/kankyou2/taiki/taiki.html]
今の三宅島ほどではないでしょうが、桜島も二酸化硫黄を結構出しているはずです。

桜島近郊では、健康問題はどうなのでしょう? 住民も近くに住んでいますし。

[202.241.4.11][Mozilla/4.7 [ja] (Win98; I)]

5545. 2000年09月26日 13時09分42秒 投稿:たかやま 
5537はやかわさん

 これから、西風が卓越するようになりますので、三宅島の火山ガスが南関東にくる確率は
低くなります。今日も南西の風が吹いていますので、火山ガスの多くは太平洋の上をわたっ
ていっていると思います。2酸化硫黄の放出量が増えたのが、9月になってからだったのは
幸運だったと思います。
 これからだと、日本の南を三宅島から離れて西側を台風が北上してくるときが心配ですね。
近ければ、雨が降りますから2酸化硫黄は洗い流されるはずです。
 

 もっとも、2酸化硫黄の放出量がこのまま来年の夏までつづくと、大変ですね。特に、喘
息もちの人は、大変ですね。

[160.202.2.10][Mozilla/4.75 [ja] (Win95; U)]

5546. 2000年09月26日 13時20分09秒 投稿:垂水 
もこた様

私は桜島から20キロのところに18年間住んでいました。
火山灰はそうとう降っていましたが、
硫黄臭いにおいを感じたことは一度もありません。
桜島の島内でも火山ガスがマスコミで話題になったことはありませんでした。

[202.250.175.204][Mozilla/4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC)]

5547. 2000年09月26日 13時44分15秒 投稿:ごみやま 
5546.垂水さん

桜島について
私とは住んでいた時期が違うのかもしれませんが、少なくとも一度、強い硫黄臭が観測され、赤ん坊などに影響があった(どの程度かは忘れました)という記憶があります。
強い吹き下ろしの風の影響もあったと記憶しています。
たぶん、今から25年前以内だと思います。

[202.33.156.85][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 95)]

5549. 2000年09月26日 16時18分57秒 投稿:けんじ 
いつも拝見してます素人からの質問です。
最近ガスの発生だけになってるようですが、このガスはどこから来てるのですか?
新しいマグマから、それとも山頂陥没で潜っていった岩石が再処理されて発生してる。
それと、山頂陥没以降火山の形態が近年のものと変わってきたと思うのですがこれは正式に認知されたのですか? 予知連(正式名称は失念)は動きが読めなくなったので何が起こるか言葉にする自信がなくなったような見解を出して御仕舞いにしてしまったままの様に記憶してますが。
[203.180.144.1][Mozilla/4.73 [ja] (Win98; U)]

5550. 2000年09月26日 16時57分45秒 投稿:石原 
もこた様,

桜島の火山ガスとの付き合いの経験を話します。20〜25年前に,桜島の中腹,二酸化硫黄SO2,塩化水素HClの日平均濃度が,それぞれ,0.01〜0.5ppm,0.001〜0.1ppm,同時に火山灰(数〜1000ppmのガス成分が付着)が頻繁に降るという環境のもとで5年間働きましたが,仲間を含め,いまのところ障害は出ていません。若く健康であったためかもしれません。風が弱いときにはガスが谷筋にそって迫りきて1ppmを越えることも有りました。その時は鼻では臭いを感じなくなり,代わって,多少の息苦しさを覚え,煙草の味がひどくまずくなりました。逃げるにしかず,麓へそそくさと退去しました。今の三宅島の二酸化硫黄放出率は,桜島の5〜10倍とのこと,数10km離れた地域は別として,三宅島,特に微風時の風下では危険な状態と察せられます。御参考まで。
 

[130.54.113.32][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 95)]

5551. 2000年09月26日 18時25分33秒 投稿:Cauli. 
 [http://www.ntt-east.co.jp/release/0009/000926a.html]
NTT阿古の発電機復旧↑。今日はガスに邪魔されなかったとのことでやれやれ。ガスがないのにかとれあ丸が動かなかったということは、都現地対策本部の方針も変わりつつあるのか、漁船は接岸できてもかとれあ丸は無理な海況なのか。

とりあえず回線途絶は回避されたけれど、#5548に書いたことは、四島(八丈も念のため)のみなさんは知っておいた方がいい。特に災害伝言ダイヤルは相手方と番号を打ち合わせて、予行演習しておいた方がいい。
 

#5527で予告した「ガスの特性と防災上の留意点が手早くわかるようにする」“抜粋の抜粋”を作りました。が、「50件ほど精選」にはできず、ソースサイズで185kBほどあります(実際にはソースを読むわけではないから、ここの最近100件と同じ程度の時間で読めると思う)。

今回は取捨選択にわたしのセンスが試されておりますが、(1)島内での危険は考えないことを原則とする、(2)しかし今より二酸化硫黄放出量がひと桁少なかった9月初めの「島内の危険」で現在又は近い将来「本州の危険」になる可能性があるものは残す、(3)質問を読まなくても回答だけで理解できるときは質問は省く(議論が続くときも同様)、(4)大気汚染観測サイトへのリンクのみを内容とするものは別途リンク集を作成するつもりなので省く、(5)その他のリンク先が玉か石かはきちんと判断していない(石でも残す)、という方針で整理しております。

わたしのアカウントでは[三宅島噴火をめぐる議論の履歴へ]からのリンク先を直せないため、暫定的にここに置きました。このため相対パス指定で貼り付けられた画像は落ちます。Hal.Tさんが帰って来られたら正規の場所に移してくれるでしょう。
 

早川さん(#5537):
結局のところ、三宅島がどの程度の量の毒ガスを出すかにかかっているのではないでしょうか。
8月28日静岡・関東や9月14〜15日中部・北陸では、0.5ppm(500ppb)オーダーの二酸化硫黄が観測されました。それらのときわたしは、急性かつ一時的でない(つまりガスが来なくなってからも残る)健康被害が出るまでにはまだひと桁程度余裕があると判断しました。

8月28日に三宅島がどの程度二酸化硫黄を出したのかはよくわかりません。29日噴火の前兆か何かで一時的に大量のガスを出した可能性がありますが、9月21日気象庁発表(pdfファイル)。によると「悪天のため観測なし」となっています。

9月14〜15日頃は15000トン/日オーダーでした。最近は30000トン/日オーダーをを超える日がありますので、あと数倍の余裕ということになりましょう。そこまで三宅島がガスを出すと考えられるのであれば、関東を中心として近畿・北陸までの広い範囲に防毒マスクの配布が必要になるでしょう(そんな数千万個の防毒マスクは容易に調達できないでしょうから、生産体制自体必要かと思います)。

なお、当掲示板#4431(9月2日)でさのさんは、我が国の化石燃料による二酸化硫黄排出量が1400トン/日、桜島による放出量が2000トン/日、三宅島による放出量が3000トン/日で、三宅島が最大の発生源になっていると指摘されています。この「3000トン/日」は、現在は「30000トン/日」に置きかえられなければなりません。
 

村松さん(#5540)、もこたさん(#5543):
年平均値ベースで考えると、大気汚染常時監視研究会監修「日本の大気汚染状況平成11年版」(ぎょうせい刊)による、昭和40年代初頭の川崎や四日市の二酸化硫黄濃度は0.1ppmオーダーだったのに対し、平成10年の桜島周辺の観測点の二酸化硫黄濃度は0.02ppmオーダーとなっています。

なお、当掲示板#3742(8月29日)でやぎさんが桜島を例にぜんそく発作・農作物被害の可能性に言及されています。また、#4488(9月2日)ではさのさんが桜島はじめ世界の活火山の二酸化硫黄放出量を紹介されています。

[202.233.211.201][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

5553. 2000年09月27日 00時23分48秒 投稿:Miya 
 [http://www.ann.hi-ho.ne.jp/cgi-bin/user/minoder/impbbs1.cgi]
5542. Cauli.さん
ありがとうございます。 
>環境庁9月14日発表も、県から市町村には情報提供されていると思います
ときいて心当りが・・。
我が家のサイトの掲示板↑上記URL(実質、私の日記となっています)の9/14(タイトル:2555)によると、その日は完全にダウンして身動きがとれないという程ではなかったのですが体調不良でした。上の階の4歳の喘息持ちの女の子とその母親も体調不良でした。

市への情報提供については知らなかったけど、私達の体は、ちゃんと反応していたってことなんでしょうね。(あまりうれしくないですが・・)

でも、普通の人はそういう情報って何処で知るんでしょう?
私はこうやってネットができるからいいんですが・・・。

[202.219.55.104][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

5556. 2000年09月27日 08時26分22秒 投稿:M3 
 [http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/cgi-bin/tokyokh/bunpu1/p303.cgi]
9月27日の都庁舎からの富士山。ここ1週間余りとの映像からは予想もつかないくらいきれいに見えます。例年もこれから空気が澄んで来るようなので、関東地方のSO2は問題にならなくなるかもしれません。
5539のリンク余計なhttp://が入ってました。今度のは大丈夫かな
[202.248.12.96][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows NT 5.0)]

5558. 2000年09月27日 08時59分26秒 投稿:なべ 
> 東京都は二十六日、噴火活動の続く伊豆諸島・三宅島の復旧対策について専門家の
>意見を聞くため、火山学者などで構成する「三宅島火山活動検討委員会」を設置する
>ことを決めた。

今更ながら、ようやく一歩前進でしょうか?

> 委員は東大地震研究所の藤井敏嗣所長ら六人で、近く初会合を開く。
> 都は、現在、三宅島でライフラインの維持管理をしている関係機関職員らの安全策などの
>参考にする方針。

避難された方々のための「対策」はこれまで通り?

ところで、30000t/日もの二酸化硫黄の放出は、地球環境にどれだけ影響するのでしょうか?確か、「温暖化ガス」ではなく、反対に「冷却ガス」ですよね?
5448早川さん>
>1783年夏,ヨーロッパ各地でブルーヘイズが観測されて,地球環境に影響を与えた.
>アイスランドのラカギガルの噴火だった.

これって、浅間山と共に「天明の大飢饉」の元凶とされる噴火ですよね?

神様が地球温暖化をリセットしてくれようとしているのかな?(ここは削除かな?)

[210.238.143.144][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 95; Yahoo! JAPAN Version Windows 95/NT CD-ROM Edition 1.0.)]

5559. 2000年09月27日 10時56分42秒 投稿:たかやま 
5588 なべさん

 2酸化硫黄は、成層圏に注入されたときのみ地球の気温を下げます。硫酸の粒となって、成層圏を長く漂うからです。2000年三宅島の噴火では、成層圏に噴煙が届いたのが確認されたのは8/18のみですし、成層圏に注入された火山灰や2酸化硫黄の量も大したことありませんでした。なお、対流圏の二酸化硫黄は、いずれ雨に洗い流されてしまいます。また、幸いにして三宅島は日本の南東側にあるので、ブルーヘイズが来る可能性が低いです。

 これから、大規模な噴火が起きて、噴煙が成層圏にまで達すれば地球温暖化を遅らせてくれるでしょう。でも、現在観測されている地震活動と地殻変動のデータだけからみると、そうした噴火が起こりそうにありません。

[160.202.2.10][Mozilla/4.75 [ja] (Win95; U)]

5562. 2000年09月27日 12時56分41秒 投稿:Cauli. 
Miyaさん(#5553):
>でも、普通の人はそういう情報って何処で知るんでしょう?

やはり、報道で知るんじゃありません?

ここの人だってそうです。あたしは(自分では新聞を取っていないので)15日に毎日新聞Webで知った(#5203)、早川さんも同日の朝日新聞朝刊でご覧になった(#5209)。それらに対し、環境庁(の所管法人の(財)環境情報普及センター)がWebに載せたのは18日も午後になってからと記憶しています(#5330)。別にInternetを使っているからといっていち早く各省庁の情報を得たわけではありません。

実はこの(財)環境情報普及センターWebを見て気象庁も連名になっていることを知ってから気象庁Webを確認しに行ったので、気象庁はもっと早く載せていたかのもしれませんが、あたしには発見できませんでした。三宅島の火山活動関連ではなく報道発表資料のページにしか載せていなかったのも発見が遅れた理由です。ま、気象庁地震火山部の立場は三宅島噴火による身体への被害の可能性は認められなかったのでしょう(緊急火山情報を出していないところをみると現在でも認めていないらしい)。環境庁報道資料を見ても、気象庁の連絡先は地震火山部火山課ではなく総務部企画課となっています。

[202.233.211.209][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

5563. 2000年09月27日 12時59分41秒 投稿:へちゃ 
今日は(なぜか)休みなので、以前から疑問に思っていたことをカキコします。

>2酸化硫黄は、成層圏に注入されたときのみ地球の気温を下げます

5559たかやまさんのこの書き込みを読んで、思ったことです。日本の火山学者は天明飢饉をラカギカルに原因を求めることが多いようです。しかし、どうも海外の研究者は違うらしい。海外の研究者のかなりの方は(具体的な比率までは判りません。私が邦訳された著書を読んだ限りです)、天明年間頃の世界的な飢饉の原因を浅間山に求めているようです。理由には「玄武岩のラカギカル噴火では成層圏にまでガスを大量に噴き上げることはない」ことを挙げています。私もそんな気がするのですが。いかがなものでしょうか?

[210.236.130.64][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5566. 2000年09月27日 13時11分48秒 投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/volcanology/c6.html]
5563へちゃさんへ,

↑より.

1783年の夏,アメリカの駐仏大使としてヨーロッパに滞在していたフラン
クリン(B. Franklin)は太陽の光がとても弱いのを体験して,これを乾いた
霧(dry fog)と呼んだ.この大気異常は,一般には,ブルーヘイズ(blue 
haze)という言葉でよく知られていて,その年の6月から7月,ヨーロッパに
集中的に発生した.アイスランドのラカギガルで6月8日から始まった噴火
(M6.4)がこの異常気象の原因だと,フランクリンは考えた.このブルーヘイズ
ためにヨーロッパでは極端な冷夏となり,深刻な飢饉となった.この年,アイ
スランドでは全人口の24%が餓死し,家畜の75%が死んだという.

同じ年,浅間山もM4.8の噴火をしたが,そのクライマックスはヨーロッパで
ブルーヘイズと低温が観測されたあとの8月4日に起こったから,浅間山の噴火
がヨーロッパの飢饉を引き起こしたとはいえない.

=============================================
外人がなにをかんがえようと,わたしには無関係.

[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

5568. 2000年09月27日 13時19分44秒 投稿:へちゃ 
>早川さん
ブルーヘイズが欧州の異常気象をもたらしたことは間違いないでしょう。
しかしこの頃の異常気象は全球的なものだったはず。それが、天明の飢饉と直結するとは断言できないと思います。ラカギカルは欧州で、浅間山は日本で、それぞれローカルな飢饉をもたらしたのかも知れませんし、グローバルなスケールの異常気象の源が何であるかは、今後も研究が必要と思います。

そういえば1991年にはピナツボが噴火してますが、同規模の噴火が南米のハドソンでも起きてるんですね。これらも合わせワザで異常気象があったのかも…。

[210.236.130.64][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5569. 2000年09月27日 14時12分18秒 投稿:早川 
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/volcanology/c6.html]
5568へちゃさんには,私の文章の誤読があるようにみえます.
くわしく説明する時間が私にはありません.
[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

5575. 2000年09月27日 22時47分49秒 投稿:すみれ@埼玉 
私は一応看護婦・保健婦資格を持つ者なのですが、
>3. 目に刺激を感じたり、咳が出たりした場合には、医療機関に相談すること 

↑を見て、変な、いやな気分です。特に「医療機関に相談すること」とあっても、
これでは後手後手なんですよね。↑こういうことで、安心させて騙しているという感じをぬぐいきれないです。
東海村の事故直後の健康診断もセレモニーだという批判がありますが、それと同様に医者にかからせる事で騙している感じがします。
おそらく、仮に医者だとしても万能ではないのです。それをあたかも「医療機関に相談」すれば治るかのように言い方をし、皆をそのように操作している事に非常に不愉快な気がいたします。
これでは喘息・アレルギー症状の悪化などをどう予防したらいいのか、まったくわかりません。

[133.205.224.166][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5576. 2000年09月28日 00時02分31秒 投稿:Cauli. 
すみれさん(#5575):

おそらく、あたしが#5562で引用した環境庁報道発表をご覧になっての意見かと思いますが…。

>これでは喘息・アレルギー症状の悪化などをどう予防したらいいのか、まったくわかりません。
 

うーむ。実は喘息持ちなので一般的な喘息予防策は患者の立場で知っているのですが、それでは駄目ですか? たとえ経験はなくても医者が持ってる一般的な医学書に二酸化硫黄・硫化水素対策は載っていないのかしら。都災対本部対応第162報では、「医療機関か最寄りの保健所に相談する」とあるので、少なくとも都の保健所には相談に応えられるよう予防や治療の方法を伝えてあるでしょうから、もし発作が起きら訊いてみよう(その前に主治医に訊くのが先か)。

ちなみに埼玉県はこんなんとかこんなんとかこんなふうに対応していて、住民に注意喚起をするとあっても具体的にどのように注意すればいいかは詳らかではありません。きっと、そのときになったら教えてくれるのでしょうね。

[211.2.44.69][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

5577. 2000年09月28日 00時37分48秒 投稿:すみれ@埼玉 
Cauliさん レス有難うございます。
医者ならわかるのでしょうか?保健所の医師(保健所長だけだったかな?)にどの程度わかるのでしょうか?保健婦にはわかりません。母子のことでも、成人病、難病、精神疾患でもない、これまで、対応した事が無いようなことですから・・・。
保健所は県の管轄、保健センターは市町村の管轄です。私は今、ある市の保健センターの
臨時保健婦として数ヶ月働いておりますが、今までの所、三宅島関連の注意や回覧はまだ、一度も見た事がありません。先日、他の一部の保健婦にここで得た知識の話を教えたのみです。
おそらく、健康上の対策は患者さん御本人の方がいろいろ知っておられることでしょう。
SO2,H2S対策のことまで、私がこれまで勉強した本には載っていないと思います。
ある病気関連の掲示板でアレルギー症状が強くなったとか、知人からそのような話を聞いて、ここを見つけたわけですが、
本当にどうしたらいいのか、なんと言ってあげたらよいのか、予防法がわからないのです。
どなたか教えてください。
[133.205.224.199][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5578. 2000年09月28日 01時35分32秒 投稿:Cauli. 
すみれさん(#5577):
これまでのところ、この掲示板には医学に明るい人の書き込みがなくて、仕方なく表面物理化学専門(#5561)の村松さんと(前)通信技術者(元)「生物を履修した高校生」のあたしが資料を参照しながらフォローしてきたので、まさに「どなたか教えてください」なのですけれど。

>医者ならわかるのでしょうか?保健所の医師(保健所長だけだったかな?)にどの程度わかるのでしょうか?

いやその、保健所長ならば誰でもわかると思っているわけではないのです。ただ、二酸化硫黄や硫化水素による健康被害は公害とか労働災害とかで(個々の医者でなく日本の医学界としては)経験があるから、効果の大小はともかくある程度の予防策は判っているのだろう、それに関する知識は都の保健所には伝達されているのだろう、と思っています(甘い?)。

[211.2.44.81][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

5580. 2000年09月28日 01時58分58秒 投稿:Cauli. 
そうだ。表面物理化学という学問を正確には知らないけれど、活性炭とかはきっと専門の範囲内と見込んで村松さんに訊いてみよ。

村松さんは#5287で活性炭やゼオライトあるいはシリカゲル等の吸着剤が使われている家庭用空気清浄器は効果ありと書かれていますが、屋外での二酸化硫黄や硫化水素の対策として、最近出まわっている活性炭フィルタ入りのマスク(形状は風邪引いたときに使うような普通のマスクと同じ)を使うことは、効果があるでしょうか?

[211.2.44.87][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

5581. 2000年09月28日 08時30分08秒 投稿:村松@東北大 
5580Cauli.さん:
おお。専門中の専門の質問です(笑)
活性炭は効果があります。できれば塩基性酸化物の多孔体の方が効果がずっと上なんですけど。多孔体とは、非常に多くの孔があいている物質のことで、活性炭はその一つです。どのくらいか、というと、新宿歌舞伎町の横丁のような迷路があちこちに発達していて、比表面積という尺度(単位重量当たり、どのくらい表面が出ているかというもので、内部に発達した孔も表面と考える。こちらは、内表面という言い方があって、多孔体の粒の外側の外表面に対して使われる概念です)で言うと、200〜1000m2/gというものです。つまり、1g中に、200平米以上の表面があって、そこが吸着サイト(ガスが吸着するところ)となります。
活性炭は、冷蔵庫に入れると、悪臭を消してくれますが、これは悪臭の原因のアミン類(これはアルカリ性)をよく吸着するからです。
で、二酸化硫黄のような酸性ガスに対しては塩基性(アルカリ性)のものの方が効き目があって、炭酸カルシウムの多孔体ならなおさら効果が高い、ということです。

おお。あまりにも専門中の専門なので、書きすぎてしまいました(苦笑)

[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5583. 2000年09月28日 10時07分24秒 投稿:さち。ー>らら。 
5577.すみれ@埼玉さま。はじめまして宜しくお願いします。5577の書き込みに喘息のお話が合ったのですが最近症状が悪化したと聞けるホームページもしくは、サイトがあるのでしょうか?あったら教えていただきたいのですが。わがこは、リトマス試験紙のように面白く反応します。いぜん1回書き込みさせていただいたあとから症状が出て、毎晩のように大学病院に行って治療していただいてます。でも処置を、していただければすぐ収まるので科学部質の反応では、なく、大気汚染の影響だと思ってます。それで以前、二酸化窒素について質問させて頂いたのですが・・。科学的なものではなければ今すぐは症状が出なくとも、知らず知らずに長期的に吸い込んでれば何年籠に肺が弱くなったりして・・喘息や病弱な人は気をつけてるのでそれより外で1日中働いてる人とか心配。天気予報でやる花粉情報みたいなものが在ればわかりやすいんだけど・・。すみません長くなりました。あまり専門的では、ないのでご迷惑だったら削除してください。
[211.9.1.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

5584. 2000年09月28日 10時31分49秒 投稿:なべ 
>5583に関して。
 私は専門家とは言えませんが、似たような現象として、新潟県ではこの時期に喘息の生徒がよく欠席します。以前、担任した中には、大事な時期に長期入院を強いられて、進路決定に支障のあった子もいます。原因は、「いねわら焼き」です。農協等も「焼かないで」と指導しているらしいし、私も含めてあちこちに反対意見を表明するのですが、多数の兼業農家にとっていねわらは廃棄物でしかないため、焼きます。焼くと、刺激臭の強い黒煙が立ち昇り、盆地にある我が家では、晩秋までは一日中、刺激臭が消えません。私も呼吸系がやや弱いため、この時期は、よく具合が悪くなります。そして、新潟県の「いねわら焼き」に関しては、被害者が訴訟でも起こさない限り、(あるいは大気汚染防止法が強化されない限り)これからも続くと思っています。
 ここにふさわしくない発言だったかも知れません。失礼しました。
[210.230.130.200][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 95; Yahoo! JAPAN Version Windows 95/NT CD-ROM Edition 1.0.)]

5585. 2000年09月28日 10時40分34秒 投稿:すみれ@埼玉 
やっと書きこみのページが開けました。(なかなか開けなくて・・・)

「住まいにおける化学物質」というホームページ
http://www.kcn.ne.jp/cgi-bin/azuma/light.cgiでよく来る医者の意見を引き出そうとしたのですが、失敗しました。
アレルギー関係の治療もしていると聞いていたのですが、その程度です。
ふだん、喘息患者に関わっている医師なら、多少の考えをお持ちかもしれませんが、専門が異なればお手上げではないでしょうか? 医師の化学関係の知識もたいしたことなかったりします。
産業保健関係でもおそらく、環境の基準とか、検査の対象や項目などはあっても、高濃度の暴露があった場合、どうするか?ということまで聞いた事がありません。知っているとすれば、産業医大出身の医師でしょうか?でも実際はどうなのでしょう?

村松さん 室内の化学物質などを取り除くのに炭を置いたりすることはよくありますが、多孔質の炭酸カルシウムってどこかで簡単に手に入るのでしょうか?

みねさん 別宅を教えてください。海外サーフィン私も行きます。
 

[133.205.224.159][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5586. 2000年09月28日 11時04分54秒 投稿:らら。 
5584・なべさま書き込みありがとうございます。この時期その他にも季節的なものもありますが、気温の変化や、台風前など、確かにあるとは思います{。実際2週間ほど前の台風の時2日前に発作が起きた}。でもこんかいは、明らかに症状が違うのです。顔も粉ふき芋のようになってます。これは、原因部室が取り除かれると脱皮するのですが、{日焼けしたように皮がむけ、きれいな肌に戻る}のですが、今回は、1週間以上続いてます。こんなことは、初めてです。
すぐ影響する物質だと、アナフィキラシ−に近い状態になるのですが、それもなく、薬で収まるので、徐々に影響するものと思います。粉ふき芋状態の症状は、普通では、ありません。もちろん自分の子も心配ですがカトレア丸、その他神津島、の皆さんそして皆、今の安全基準0.1ppmでしたっけ、それで大丈夫なのでしょうか、。薬害や、東海村など・あとで基準が変更されては、困る。。紫外線対策もそうですよね。日本は基準が甘い。もちろん何事もなく、火山も収まり三宅島の皆さんも1日も早くもとどうりになればよいのですが自然が相手なので長期の影響を、考えたほうがいいと思うのです。情報が少ないのが一番心配。
[211.9.1.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

5587. 2000年09月28日 11時07分24秒 投稿:すみれ@埼玉 
さち。ー>らら。さま こちらこそよろしくお願いします。
私はある免疫疾患を持っていますので、その病気のサイトで三宅島の影響があることを
お一人の患者さんの投稿から知ったものです。でも、アレルギー関連の病気のサイトがあれば
そちらで情報交換すると良いのかもしれません。ごめんなさい。私はまだ、捜していません。

私は環境ホルモンや化学物質が身体に与える影響などについて、もっと知りたいと思っているために、
よく「住まいにおける化学物質」http://www.kcn.ne.jp/~azuma/
へ遊びに行きます。もしよろしかったら、こちらへも書きこんでください。
先日↑でこちらのサイトを紹介したのですが、今の所、反応がありません。
いろいろな書きこみがあれば、そちらの皆さんの関心が高くなると思います。

なべさん の稲わら焼きの件も、出来れば↑に書きこんでいただきたいと思います。
よろしくお願いします。  
なんか変ですか?いいですよね?健康に関わる事に違いないのですから。 

[133.205.224.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5588. 2000年09月28日 11時15分18秒 投稿:rika 
すみれ@埼玉様、山形大学の諏訪部先生にメールで質問されてはいかがでしょうか?
“喘息患者さんからの寄稿集”というHPに、連絡先が載っています。

http://www.id.yamagata-u.ac.jp/LaboratoryMedicine/Asthma/asthma.html

患者の立場になって、本当に親身に、そして詳しく答えてくださいます。
(私は、諏訪部先生にどれだけ助けられたかわかりません。)

[211.16.148.168][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5589. 2000年09月28日 12時01分39秒 投稿:Cauli. 
村松さん(#5581):
なるほど。コンビニで見掛けた某有名製薬会社が出しているマスク(1枚500円)の惹句には、「新開発バイオセラミックスフィルター(2層)が、かぜのウイルスを99%カット」(活性炭では5%しかカットできないとグラフによる対照あり)、「すぐれた抗菌作用が、菌の繁殖をおさえ、イヤな臭いを防ぐとともに、強力な吸着作用で気管支炎・ぜん息の原因となるNOx(窒素酸化物)、タバコの煙、排気ガスもカットし、ノドの弱い人にも効果的」などとあります。バイオセラミックスというのは多孔体なんでしょうが正体は謎だし、窒素酸化物に効くとあっても二酸化硫黄や硫化水素に効くとは書いてないけど(でもたばこの煙には硫化水素も含まれるらしい)、何らかの効果は期待できそうな感じ。
 

すみれさん(#5585):
「別宅」というのは、このページの上からリンクされている「ここは三宅島」のことです。炭酸カルシウムは化学材料店(学校が薬品を仕入れたりする業者)で入手できますが、たぶんそれを部屋に置いておくだけでは効果がなくて、マスクとか空気清浄器とか空気を瀘すフィルタの形で使わないといけないのではないかと思います。空気清浄器の選び方(「悪臭を吸収する酸化チタンフィルタ(ゼオライト配合)」なんてのは効くのか?)とか、もう少し実践的な解説をいただけないでしょうか。>村松さん
 

らら。さん(#5586):
サーチエンジンで「ぜんそく」を検索してみたら結構サイトがありまして、掲示板も結構見つかったのですが、三宅島噴出物の影響とみられる症例の報告は見つかりませんでした。医学関係者が出入りしている掲示板もあるようですので、そういうところで報告してみるのもいいかもしれません。ここで書くのが不適切だというわけではないのですが、いまの常連では医学的な解決は難しいと思うのです。

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5590. 2000年09月28日 12時25分01秒 投稿:らら。 
Cauliさまご指導ありがとうございます。もう一度喘息の掲示板で探してみようかな?以前散々探したのですが掲示板探しきれなかったので、日記風のしか・・。ありがとうございました。これからもこの掲示板楽しみにしてますのでのぞかせてくださいね。皆様の意見大変参考になります。これは、独り言ですが、去年変な風邪が流行ったときマスク全集類試しました。今も1つありますが結局普通のマスクの下にぬらしたガーゼを、当てるのが一番いいみたいでした。
他は、値段の割には、あまり差が感じられませんでした。別に否定するわけでゎありません。それなりの効果があると思います。でも過敏に反応する人々がマスクを買いに走る。。なんて社会現象が置きたらと困る思って。また情報お願いします。ありがとうございました。
[211.9.1.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

5591. 2000年09月28日 12時44分56秒 投稿:村松@東北大 
5585すみれ@埼玉さん:
炭酸カルシウムの多孔体は一般の人には手に入らないかもしれません。
シリカゲルでもかなりの効果はありますが、残念ながら水の吸着が起こるので、すぐにしけってしまってダメになっちゃいます。炭酸カルシウムも同じ傾向にはあるのですが、それでもシリカゲルよりは上でしょうか。
活性炭の優位点は、無機ガスだけではなくて有機のガス、特にホルムアルデヒド等の有害物質の吸着除去に有効な点が上げられると思います。
無理して炭酸カルシウムを探すよりは活性炭で十分にいけるはずです。吸着速度の問題がありますので、できれば空気清浄器のような空気循環の装置と一緒に利用すると、SO2の除去は早いです。活性炭が手に入らない人は、炭や、コーヒーのかすをよくフライパンで炒めて乾燥させたものなどが効果があります。
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5592. 2000年09月28日 12時57分40秒 投稿:村松@東北大 
5589Cauli.さん:
おら、空気清浄器なんて使ったことない田舎者故、何がなんだかわかりませ〜〜ん!
で、フィルターの話ならわかりますので。
だれか、空気清浄器の比較したサイトでも教えて頂けないでしょうか。

#仙台では、空気清浄器なんて不要だも〜〜ん(自慢)

[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5593. 2000年09月28日 13時12分23秒 投稿:村松@東北大 
5592おらの続き:
チタニアTiO2が入ったのは、光触媒ではないかと思われます。吸着剤としてではなく、有機物質を光酸化して無害化するものです。ゼオライト配合だと、SO2を吸着するかもしれません。
[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5594. 2000年09月28日 13時12分56秒 投稿:すみれ@埼玉 
皆さま いろいろお教え頂き有難うございます。
私の加入している日本子孫基金の情報誌「食品と暮らしの安全」に、
いつか、仙台の寺澤という医師の木造の診療所が紹介してありました。
木がホルムアルデヒドを吸着するらしく、普通は室内の方が濃度が高いのに、
ホルムアルデヒド 外気中0.01ppmに対し、診療所内 0.002ppm と室内の濃度が低く、
喘息で眠れなかった子が診療所ですやすや眠ってしまったり、咳がそこに来ただけで治ってしまったりするそうです。

やはり、暴露しないことが一番の予防になるということでしょうか?
外は無理でも、せめて室内の環境を良くしてみましょう。コーヒーかすも活用したいですね!

[133.205.224.209][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5595. 2000年09月28日 13時19分11秒 投稿:M3 
>マスク
 ふつうのマスクの形で活性炭のようなものが入っていて、吸着効果は期待できるのでしょうか?吸着する間もなく通過してしまうような気がするのですが。それとも、ふつうのマスクより厚みがあるのでしょうか。
 感染予防の効果は吸着ではなくフィルターとしての働きですよね。
[202.219.14.248][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows NT 5.0)]

5596. 2000年09月28日 13時20分13秒 投稿:さち@さいたま 
 わたしの体験的な話です(専門家の意見ではありません)。
 活性炭入りマスクはそこそこ有効だと思います。1枚つけてダメな場合は3枚重ねて使ってます。活性炭入りの空気清浄機も使ってます。これもそこそこ有効と思いますが、こないだ高濃度のが来たときはどちらもあんまり効果なかった・・・・。(マスクも空気清浄機もモノによっては余分な化学物質など含まれている可能性があるので注意が必要)。
 あとは栄養に気を配りビタミンCをなるべく多く採るとか、炭を入れた風呂にゆっくり入るとか、ストレスをためないとか心がけています。じっさいどれくらい効果があるかはわからないですが、お金もあまりかからないし、害になることもないと思うので実践しています。
 健康面での影響が気になる人たちとなんらかの方法で情報交換したいですね。やっぱり情報足りないです。

 身体に異常があったら医療機関へって言われても、ガスが来ていて身体に異常があるときって、どうにも外出できないんですがねぇ・・・・外にでたら余計に悪くなるじゃないですか(苦笑)。外出するなと言われても、「三宅島のガスが来てるのでお休みします」なんて勤務先に言えないでしょう。そもそも多くの人々が三宅島から火山ガスが来ていることを知らないんですから。かつて喘息がひどかったという友人に電話をしてみましたが。三宅島からガスが来ていることをまったく知りませんでした。現状では必要な人のところに情報が行っているとは思えません。匂いを感じていても下水の匂いではないかと思いこんでいる人もいます。花粉予報のように、火山ガス予報をテレビの天気予報の最後に付け加えて、多くの人々に注意を喚起することはできないものでしょうか。

 医療関係、行政の対応は通常「科学的な因果関係」が立証されてからですよね。過去の公害問題でも「科学的な因果関係の立証」という部分で時間が経ってしまっています。火山ガスの健康への影響について本格的な対応がなされるにはまだまだ時間がかかりそうな気がするのですが・・・・・。

 空気清浄機のいらない村松さんうらやましすぎる・・・・・

[203.165.233.23][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

5597. 2000年09月28日 13時36分03秒 投稿:らら。 
空気清浄機の件ですが、我が家の結果は、活性炭のフィルターのファン式が1番でした。
イオン式は音がなく静かなのですがごみや、ぶっしつを、吸着してから吸い込むまでの時間がかかるのかな?何も変化なし。喘息は、おこらない。
オゾン式は、なぜだかわからないが体がだるくなる。喘息も起きる。
プラズマ式は、細菌にはこうかあると思います。結露の黒かびが少なくなったと思います。でも喘息は、起きる。
したがって、ファン式のフィルターを、交換するタイプのを、24時間使ってます。
あくまでも専門かではないのでご参考まで。メーカーさんに怒られる。
木は、よく選ばないと防虫加工してあるのがあるので、新聞紙を、丸めておいとくというのはどうでしょうか?
[211.9.1.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

5599. 2000年09月28日 13時58分51秒 投稿:らら。 
今見たら、さち@埼玉さんの書きこがありました。この前は失礼しました。さちから、ららに、HN変更しました。ほんと、あさにもかいたのですが、花粉や、洗濯指数のように天気予報で情報出してほしい。それによって危険度は、個人個人で判断するから。とおもいます。
さちサンこれからも宜しく。
[211.9.1.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

5603. 2000年09月28日 17時16分49秒 投稿:たかやま 
ららさま、さちさま

 鹿児島だと、ローカルの天気予報で桜島南岳の山頂付近の風向と風速の予測が毎日報じられます。私が住んでいた10年ほど前でも、そうでした。

 三宅島の山頂付近の風は、火山観測情報に翌日の予想が載っています。しかし、WEB上(気象庁のホームページ)では翌日にならないとこの情報はupされないので役に立ちません。ちなみに、地震回数と微動の振幅についても、この情報に載っています。地殻変動は、国土地理院にあります。

 ただ、最近は、WEB上で予想天気図(例えば、、新日本気象海洋株式会社)をみることができます。この読み方がわかれば、あさってくらいまでの風向きを予測することは難しくないです。ここ数日では、あさってあたりから南風になり、三宅島からの火山ガスが関東にやってくる気圧配置になります。

 一般的に、週間予報とか天気予報で雨の予想になっている数日前から南風になりやすくなります。
 

[160.202.2.10][Mozilla/4.75 [ja] (Win95; U)]

5606. 2000年09月28日 18時01分06秒 投稿:へちゃ 
5569早川さん
誤読はないと思います。あるとすれば、掲示板の展開上、解釈の先端が少しずつずれていることだと。早川さんの紹介されたページは以前に読んでおります。

ブルーヘイズがラカギカル起源であることは疑う余地はありません。ただ、ヘイズの流れが成層圏経由ではなく、明らかに対流圏、それもかなり下層の境界層レベルを流れてきたものだと思われます。それと、全球的な異常気象を語るのとは別であることを述べただけなのです。早川さんは欧州以外の異常気象には触れていないので、これは正しい。しかし掲示板の中で、「三宅島のSO2が地球の温暖化を抑止するかも」「成層圏まで達しなければ地球規模の寒冷化は起きない」という書き込みがあったので、ラカギカルと浅間山の例を挙げました。この際の地球的な異常気象の原因について、確かに火山学者の方はラカギカル起源説を採用される方が多いので「本当の所、どっちが主役だったのか?」と、誰とは無しに(私はこの時に早川さんを名指ししていないし、ブルーヘイズを題材にしてもいません。あくまで対象は「天明飢饉」です)質問したのです。  以上です。

話は全然変わりますが、「ヘイズ」ということは、火山ガスもエーロゾルの性質を持っているのでしょうか。

[210.236.130.28][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5607. 2000年09月28日 18時42分56秒 投稿:早川 
5606へちゃさんへ,

ひとことだけ.

天明飢饉は,天明三年(1783年)からでなく,その前から始まっていたと思います.
ですから,浅間やラカギガルだけにその責任を負わせるのは不十分だと思います.
 

[133.8.33.197][Mozilla/4.08 (Macintosh; U; PPC, Nav)]

5608. 2000年09月28日 19時03分21秒 投稿:さの 
>5606 へちゃさま お久しぶりです

> 話は全然変わりますが、「ヘイズ」ということは、火山ガスもエーロゾルの性質を
> 持っているのでしょうか。

大気中の気相のSO2は酸化されて硫酸塩となり、ここで気体から粒子への変換が
起きてエアロゾルになります。気相のH2Sも、大気中での炭化水素と窒素酸化物の反応
などより生成されるOHなどの酸化活性種によって酸化されSO2となり、その後は、
上と同じ道をたどります。

SPM(浮遊粒子状物質)の内で、二次粒子と分類される粒子は、大気中に放出された
ときは気体であるが、大気中での化学反応などで蒸気圧の低い物質に変化して粒子化
したものを指します。上記の硫酸塩エアロゾルは二次粒子の代表的なものです。
全地球規模でみて、大気中の粒子状物質の内、火山ガスなどの自然起源の気相S化合物
に由来する二次粒子の割合は約8%との研究(Robinson et al., J.Air Poll. Contr.
Assoc. 25, 697 (1975))もあります。

なお、私も硫酸塩エアロゾルは成層圏まで届かなければ地球寒冷化に寄与しないと
思います。

[150.67.32.3][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98) via proxy gateway CERN-HTTPD/3.0 libwww/2.17]

5609. 2000年09月28日 19時18分57秒 投稿:Cauli. 
 [http://www.kishou.go.jp/miyake/jyoukyo/0928.pdf]
本日の火山観測情報@気象庁がリンクミスで読みづらい状況です。ここ↑からどうぞ。

たかやまさん(#5603):
そんなわけで、火山観測情報は当日18時頃に載ります。テレホンサービスはその前に更新されるようです。あと、神奈川県環境科学センターの夕刻発表(16:30定例)では翌日の三宅島上空の風向予測が載りますので、他県の方にも参考になるでしょう。

らら。さん(#5600):
いま三宅島は停電状態で、通信施設や少数の観測機器が自家発電や太陽電池で生きている状態ですので、いくつかのデータの欠測はやむを得ないかと思います。
 

さちさん(#5596):
>健康面での影響が気になる人たちとなんらかの方法で情報交換したいですね。やっぱり情報足りないです。

あたしの発言#5589は、ここでの解決の難しさを指摘しただけであり、ここで情報交換されることを妨げるつもりはありません。むしろ、そのような体験的な話が役に立つのだと思います。

[202.233.211.223][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

5610. 2000年09月28日 20時11分40秒 投稿:村松@東北大 
5608さのさん:
SO2は気相酸化されるのですか?
硫酸塩になる場合のカウンターカチオンは、アンモニウムですか?
[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5613. 2000年09月28日 20時33分03秒 投稿:村松@東北大 
5610おらの質問の意図:
SO2が酸化される最も適した環境は、大気中のアンモニア等の塩基性物質と結びついて亜硫酸塩を作るか、大気中の水滴に吸収されて亜硫酸となるか、だと理解しています。
とするといずれにしても、酸化環境に置かれたときにすでに、エアロゾルのなっているわけではないか、と考えたわけです。つまりエアロゾルになったあと、酸化されるのであって、酸化されてからエアロゾルになるわけではないのではないか、と。
ガス状のSO2はかなり安定だと思っています。
[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5615. 2000年09月28日 21時22分02秒 投稿:へちゃ 
>早川さんへ

その通りのようです。気象学の専門書や論文の中には火山噴火による気象への影響は、さほどではないのではないかとの記述もあります。これは少々乱暴な意見のように思えますが、例えば世紀の異常気象とされる1963年ですが、アグン噴火の前から始まっているので、火山噴火はダメ押し的な役割だったのかも知れません。

>さのさん
>大気中の気相のSO2は酸化されて硫酸塩となり、ここで気体から粒子への変換が起きてエアロゾルになります。

私はこの系統の話にはうといので、もうひとつお聞きします。村松さんの質問と重なる面があるのですが、エーロゾルへの変化には従来から存在した粒子(水蒸気以外の)は影響するのでしょうか? 例えて言えば、光化学スモッグが起きやすい条件は「ブルーヘイズ」を招きやすいというような条件のことです。今思うと15日の「青白い霞」の表現には自分ながら驚いているのですが(この時点ではブルーヘイズのことは頭の中からは完全に抜け落ちてました)。 ←5614を少し変えました。

[210.236.130.25][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5616. 2000年09月29日 00時13分33秒 投稿:Jin 
活性炭と普通の炭とはどう違うのですか?どなたか教えて下さい。
[210.255.21.37][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5617. 2000年09月29日 03時25分20秒 投稿:らら。 
炭にはいろいろ種類があってたしかきめの細かさ、穴の大きさも違うんですよね。竹炭がよくってつぎは、備長炭とか。何かを、食べる時に炭焼きで使う時や、洗濯機やおふろに入れるのは、備長炭がよくて竹炭は部屋に置くのがいいみたいです。ちなみにわがやはでも、経済的にお手ごろなコーヒーのだしがらを、使ってます。竹炭や備長炭はけっこう高価なので沢山使えないからです。木さく酢もいいらしいですけど匂いがきつい。
活性炭と炭の違いは自信がないので書き込みません。自分でも興味があるので調べてみます。でも誰か教えてください。お願いします。
5609cauliさん温かい言葉ありがとうございます。火山とすこし話がそれるかなと思い考えてました。でもしんぱいなのです。最近硫黄の匂いがしないと思ってたら、岡山や名古屋の方でしているらしい。て言うことは、まだまだ火山は収まらないということかな。。って 火山の先生方研究や観察とても大変だと思いますがどうぞ宜しくお願いします。日本は火山国なのである程度の噴火は仕方ないと思いますが、今回の三宅島は、規模が大幅に違うような気がしてならないのです。日差しが弱くなり、または、これから数年環境に影響するような、そんなことにならなければいいのですがどうか火山活動が終息に向かいますように。。
[211.9.1.22][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

5622. 2000年09月29日 10時18分43秒 投稿:村松@東北大 
5616Jinさん:
炭と活性炭と違いは、化学的処理したかどうかの差です。方法はいろいろありますが、水蒸気高温処理(1000℃程度)、薬品処理(塩化亜鉛、燐酸、硫酸、水酸化ナトリウムなど)、ガス処理などが代表的です。
木炭を活性化処理しても活性炭はできますが、活性炭のほとんどは、椰子殻や石炭から作っています。活性化処理により、比表面積の増大がありますが、その他、表面がより吸着されやすいように変化したり、機械的強度が増します。
つまり、炭よりも吸着能が格段に高く、工業用に用いることができるものが活性炭です。
活性炭は触媒の担体(金属を保持するための材料)に使われますが、椰子殻活性炭は、大気中のSO2を、酸素と水蒸気から、より毒性の低い硫酸に変化させる触媒としても有名です。現実に家庭の室内でこの反応が進行するかどうかは不明です。
[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5625. 2000年09月29日 12時47分11秒 投稿:さの 
5613 村松さま

ご説ごもっとも。5608 さの の「ここで」はその前全体にかかるとお読み下さい。

5615 へちゃさま

SO2からのSPM二次粒子生成では、よほど粒子の少ない清浄な大気中でない限り、
均一核形成(気相単相での粒子生成)より不均一核形成(凝縮や凝集−既存
の粒子にくっついていく)の方がずっと優勢、というより、ほとんど不均一
核形成で粒子が成長していくものと思います。

ですから、既存の粒子(水滴も含む)が多い所ほど、SO2からのSPM二次粒子
生成が早く進むと思います。 村松さま これでよろしいかしら?

[150.67.32.3][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98) via proxy gateway CERN-HTTPD/3.0 libwww/2.17]

5633. 2000年09月29日 13時48分30秒 投稿:村松@東北大 
5625さのさん:

は、はい。その通りです。
ちなみに物理化学的に考察すると、均一核生成よりも不均一核生成の方が要求される過飽和度が高いのが一般的です。前者は3次元、後者は2次元で考察されます。
水から氷ができるとき、純水だとなかなかできにくいのに、できはじめるとあっという間に終わっちゃうのは、この理由です。つまり、核生成よりも粒子成長が低い過飽和度で進行します。
え〜と、理論式は...
#止めておきます (_ _;)

[130.34.31.136][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)]

5638. 2000年09月29日 16時24分01秒 投稿:たかやま 
ららさま、申し訳ございません。#5621で、南関東とでもしておけばよかった。上空の雲の広がりに関しては、神奈川も埼玉もほとんど同じです。念のため。

#5631、toshiさま
 この地震の震源は、深さ90kmということなので、太平洋プレートの沈み込みに伴って起きた地震です。三宅島が乗っている、フィリピン海プレートではありません。ですので、関連がないと思います。
 また、地震が起こるとそのあとその地震より規模の小さい地震が続けて起きる(余震というのですが)のが普通です。M3〜5の地震が続けて起きたのはそのためです。ちょっと深いところで起きた地震にしては、本震(一連の地震で規模が一番大きい地震)と余震の規模の差が小さいですが。なお、M3の地震でも、余震が観測されるときがあります。余震で起きた地震の余震なんてのも観測されることがあります。
 

 最後に、私は体感で震度を決める仕事をしていたのですが、座って仕事をしていることが多い予報官に決めてもらっていました。1階だと揺れないので、3階の人に内線で震度を聞いたりもしました。下っ端の私は、地震のアラームが鳴ると、PとかSを読んだりしなければならないのでいつもあたふたと走り回っていました。そのため、揺れを感じないことが多かったです。

[160.202.2.10][Mozilla/4.75 [ja] (Win95; U)]

5639. 2000年09月29日 18時46分45秒 投稿:すみれ@埼玉 
rika(#5588)さま
 有難うございました。さっそく、諏訪部先生に問合せました所、本日お返事が届いておりました。一部を転載させていただきます。
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>三宅島関連のホームページである方からここを紹介されてやってまいりました。

私の主催します喘息関連の「PFセンター」の方でしょうか? 特に神奈川在住の方は 
噴火の二酸化硫黄の影響を受けて喘息がひどくなっているようです。

>また、来日中の指揮者の方が喘息で亡くなった記事も読みました。

これはどなたでしょうか? 掲載新聞はどちらでしたか?

>また、アレルギーと三宅島の件について、なにかお考えを教えていただけたら幸い 
です。

噴火によって何らかのアレルゲンが増加してアレルギー症状を悪化させることも考え 
られますが、私は噴火の二酸化硫黄が直接気管支や皮膚を刺激して悪化するのではな 
いかと考えています。正常でもあの臭いは強烈ですが、喘息では気管支の慢性炎症 
が、アトピーでは皮膚の慢性炎症がありますので、あらわになった粘膜は軽度の刺激 
でも過敏に反応し症状を悪化させます。

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「来日中イスラエルの指揮者シャローン氏(49)が16日午前3時、宿泊していた東京都内のホテルで気管支ぜんそくの発作を起こし、収容先の病院で亡くなった。」
↑の記事はどの新聞でしたか、すみません、どなたか、もう一度教えてください。

[133.205.224.204][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5640. 2000年09月29日 19時23分10秒 投稿:山川 
5639・すみれ@埼玉さん

イスラエルの指揮者、デビット・シャローン氏の記事は
朝日新聞 9月17日(朝刊)に掲載されておりました。

[211.3.232.7][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; MSN 2.5; Windows 98)]

5653. 2000年09月29日 23時28分37秒 投稿:へちゃ 
 [http://www.nt.sakura.ne.jp/~kishou/]
>さのさま
ありがとうございました。要するに水蒸気の凝結の過程と同じということですね。阪神間や名古屋といった都市部で煙霧のように見えたという報告は、見ている人が多いためか、あるいは微粒子が多かったためなのか…。

そのエーロゾルが「芯」となって、雨雲を強化し、東海豪雨を引き起こした…とここまで言うと妄想めいてきますので、このへんでやめときます。

上は私も参加している気象(?)のページです。

[210.236.130.88][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5654. 2000年09月29日 23時53分30秒 投稿:すみれ 
都合により すみれ に改名しました。
Cauliさん(#5576,5578) 私のごく少ない情報からの勝手な憶測です。
大きな東京都あたりはどうか知りませんが、この一年間余りの間に私が実習で行って見たり、
この数ヶ月、臨時職員として働いてみた感じでは、お役所関係に「専門家」というものは
いないのではないかと思います。残念ですが・・・。
たぶん、今、保健所は増えてきてた非常事態宣言中の結核の問題とか、その他諸々のことで
頭がいっぱいでしょう。スタッフは保健所長である医師がひとりと、あとは保健婦、臨床検査技師、精神その他の福祉の方たち、薬剤師いたかな?いたかも。ま、多少はいるのですが、
一般に我々が思うような「専門家」ではないように思います。
それに、お役所は新しい事態に対応出来る体制になっていないように見えます。
たぶん、現在の仕事をこなすのに精一杯で、新しい情報を積極的に取り入れながら、考えながら
日々、変化を繰り返しながら生まれ変わってゆくという代物では全くないのです。
だから、残念ながら、私達が普通に保健所やお役所がなんとかしてくれるだろう なんて考えるのは「とても甘い」のです。
市民、住民がお役所、保健所を突っついたり、外の専門家が口を酸っぱく何か言って、ようやく
重い腰をあげるかどうか  ではないかと思います。
三宅島やその他の島の役場の方、ごめんなさい。一般論です。
だから、三宅島の影響に関連する医療の事も、関心の高い医師を大いに活用して、いろいろ意見を言ってもらうとか、
何かする必要があるのではないかと思うのです。じっと何かを待っていても、何も進まないと
思っています。 
[133.205.224.70][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5655. 2000年09月30日 08時08分47秒 投稿:Rover 
 [http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/000929/dom/16000000_maidome097.html]
気になったニュースに関してです。

【引用先URL】

  http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/000929/dom/16000000_maidome097.html

【引用先表題、日時等】

  【<特報・火山危険度>色分けの試案で三宅島は「レッド」予知連 】(毎日新聞 様)2000年9月29日(金)16時0分 

【引用部分】

   伊豆諸島・三宅島で島外避難のきっかけとなる大規模な噴火が発生してから、29日で1カ月が経過した。

   この噴火に際し、気象庁の発表は注意報に当たる「臨時火山情報」にとどまり、火山情報の上では火山活動が
  現在、どの程度危険なのかがはっきりしない状態が続いている。火山噴火予知連絡会(井田喜明会長)は昨年、
  危険度を5段階のレベルで色分けする新たな火山情報の試案を発表した。その内容に照らすと、三宅島は現在で
  も、最も厳重な警戒が必要な「レッド」の状態にあるという。 

   三宅島は8月29日以降も断続的に火山灰を噴き上げる噴火が続いている。9月中旬から火山ガスの放出量が
  急増するなど、依然として火山活動は活発だが、一般の人にはその活動レベルが分かりにくい形になっている。 

   気象庁は、火山の活動状況や危険度を測る指標として、「生命、身体にかかわる火山活動が発生した場合」と
  して警報に当たる「緊急火山情報」や、注意報の「臨時火山情報」など4種類の火山情報を随時発表する方法を
  とっている。 

   この火山情報には、観測結果や予想される災害などの情報が盛り込まれる。しかし、大雨警報には「発表」の
  あとに「解除」があるが、火山情報には「解除」がなく、危険度が今、どのようなレベルで続いているかを明確
  に示せない欠点がある。 

   三宅島の場合でも、同庁は火山活動が始まった6月26日には「噴火の恐れがある」として緊急火山情報を出
  した。しかし、8月18日、同29日の大規模な噴火は予知できず、噴火の規模の把握に時間がかかったことな
  どから臨時火山情報の発表にとどまった。同庁は火砕流の危険性などを、火山噴火予知連(気象庁長官の私的諮
  問機関)の見解という形で訴えているが、火山活動の危険度が一定のレベルで推移しているときは、火山情報の
  種類を切り替えることは難しい。火山情報の種類だけで判断すると、三宅島の現在の状況は「警報ではなく注意
  報レベルなのか」という誤解を生じる可能性もある。 

   米国など海外の火山ではその時点での危険度表示が採用されているものがあり、予知連は、これを5段階に分
  けて行う方法を試案としてまとめた。この方法では、レベルを下げるタイミングの判断が難しいが、発令中の危
  険度が専門家以外にも容易に理解できる。井田会長は、試案の方法で評価すると、「現在の三宅島は火山の状態、
  災害の危険性とも、厳重な警戒を要する最高の『レッド』を満たしていると思う」と話している。 

   この新たな方法の導入について、気象庁は、従来の火山情報の長所も加味して防災に役立つ形を目指し、検討
  を進めているが、北海道・有珠山、三宅島と相次いだ噴火への対応に追われ、検討作業に遅れが生じている。 

【引用部分に関しての感想】

  簡潔で中庸で常識的文面だと思います(...最大公約数的に考えて)。
 

 ◎ "一般人からの感想のひとつ”としてです。

[210.198.145.217][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)]

5656. 2000年09月30日 08時11分06秒 投稿:Rover 
 [http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/000929/dom/16000000_maidome097.html]
気になったニュースに関してです。

【引用先URL】

  http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/000929/dom/16000000_maidome097.html

【引用先表題、日時等】

  【<特報・火山危険度>色分けの試案で三宅島は「レッド」予知連 】(毎日新聞 様)2000年9月29日(金)16時0分

【引用部分】

  ◆活動度のレベル表示の指針◆  (火山噴火予知連絡会の試案) 

  レベル  火山の状態       災害の危険性 

  0(白) 静穏。長期間火山の   極めて低い 
       活動の兆候なし 

  1(緑) 噴気があるか、最近   低い。火山ガス災 
       群発地震などが発生   害の可能性 

  2(黄) 噴火の可能性を示す   突発的な噴火で不 
       異常現象を検出     慮の災害の可能性 

  3(橙) 既存火口で小―中噴   火口の周辺で災害 
       火が発生か可能性大   が発生する可能性 

  4(赤) 火山周辺に影響の及   居住地などで災害 
       ぶ中―大噴火が発生   が発生する可能性 
       か可能性大 

  ◆現行の火山情報◆ 

  緊急火山情報 生命、身体にかかわる火山活動が発生した場合に発表 

  臨時火山情報 火山活動に異常が発生し、注意が必要な時に随時、発表 

  火山観測情報 緊急、臨時火山情報を補うなど、状況をきめ細かく発表 

  定期火山情報 常時観測の火山について、状況を定期的に発表 
 

【引用部分に関しての感想】

  危険性のある(可能性も含む)情報をきちんと把握して伝える役割、それを踏まえての行動、それに伴う責任。

  ある一面を素人なりにちょっと考えてみただけでも、事はあまりにも複雑。

  (漸進的でもいいので)少なくとも過去の教訓が生かされた、少しでも良いものになる事を願っています。
 

 ◎ "考えれば考えるほど迷宮から抜け出せない一般人からの感想のひとつ”としてです。 m(__)m

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5657. 2000年09月30日 08時27分30秒 投稿:y 
広報 東京都 平成12年(2000年)10月1日発行
p3. 三宅島の噴火による二酸化硫黄などにご注意を
 三宅島の噴煙が風で運ばれ、都内でもいくつかの地点で
二酸化硫黄濃度の上昇が観測されています。・・・以下略。
 東京都の毎月発行の広報誌に、のせられています。

この広報誌は新聞に折り込まれて配布されています。

インターネットを知らない人はまだまだ多い。
  

[210.197.124.115][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 95; DigExt)]

5660. 2000年09月30日 10時24分58秒 投稿:Cauli. 
Roverさん(#5656):
毎日新聞のそれと同じ記事、早川さんのところにも置いてあるこれとかこれを掘り出してきて追加取材したという意味で着眼はいいけれど、何を言いたいのかわからない。

「火山活動の危険度が一定のレベルで推移しているときは、火山情報の種類を切り替えることは難しい」とはどういうことか。それは試案でも同じではないのか。8月18日噴火や29日噴火(それぞれ数日後までの観測を含む)、あるいは9月中旬の二酸化硫黄濃度急増を見ても、それを「火山活動の危険度」が増加していると認識できないことが問題ではないのか。集落に届く噴石や火砕流の発生、それにかとれあ丸がガスに巻かれて乗船者が何人もせき込んでも、「生命、身体に関わる火山活動が発生した場合またはそのおそれがある」と認知できないことが問題ではないのか。

確かに、「火山活動のレベル化」には、レベルの引き下げにより住民の一時帰宅や避難解除が行いやすくなるという利点はあろう。しかし、それは6月末噴火のようなときには有用でも8月以降の問題にはあまり関係ない。
 

ところで同じ毎日のもうひとつの記事、「当時の判断について〜問題点が残っている」という過去に対する指摘では足りない。防災のプロが指揮する都現地災害対策本部が火山ガスに「注意」はしていても「厳重な警戒」を怠り、20日午前の事件(事故とは言わない)を起こしたのを見れば、気象庁は情報の出し方に誤りがあったと反省しなければならない。しかし、いまも1日2回、それを反映させることなく火山情報が出されているのである。
「活動の予測」の可否の問題ではない。既に起きた事象の認知の問題である。

[211.2.44.144][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

5661. 2000年09月30日 11時10分52秒 投稿:Cauli. 
東大地震研中田研究室のページ更新。火口底の写真だけでなくもある。最近の火口底の写真は東大総合文化研究科大島研究室にもあり。
 

早川さん(#5658):
郵政省通信総合研究所のこれまでの画像とは異なり、南→北と北→南の両方向で観測していますね。
 

すみれさん(#5639):
>噴火によって何らかのアレルゲンが増加してアレルギー症状を悪化させることも考え 
>られますが、私は噴火の二酸化硫黄が直接気管支や皮膚を刺激して悪化するのではな 
>いかと考えています。(後略)

噴火によりアレルゲン(アレルギーを起こす物質)がばら撒かれるというより、二酸化硫黄等が粘膜を侵すことによりアレルゲンの受容量が増えるのではないか、ということですね。
 

すみれさん(#5654):
>大きな東京都あたりはどうか知りませんが、この一年間余りの間に私が実習で行って見たり、
>この数ヶ月、臨時職員として働いてみた感じでは、お役所関係に「専門家」というものは
>いないのではないかと思います。残念ですが・・・。

実はもと保健所勤務の医師の方からもメールをいただいたのですが、どうやらそのようです。そういえば、9月14日の非常災害対策本部発表は環境庁・気象庁・国土庁が連名になっていたけど、環境庁や国土庁と同じ建物にある厚生省は関与していないようでした。
いまの三宅島は、火山現象としては記録に残っている限り初めての経験かもしれないけれど、本州の二酸化硫黄濃度は日本のいくつかの都市で30年前に経験したよりもまだ低いです。そういう意味で、二酸化硫黄による被害防止や治療には過去の経験を生かす余地があるではないのかと思っています。

[211.2.44.144][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)]

5662. 2000年09月30日 14時26分48秒 投稿:すみれ 
Cauliさま(#5661)
>噴火によりアレルゲン(アレルギーを起こす物質)がばら撒かれるというより、二酸化硫黄等
>が粘膜を侵すことによりアレルゲンの受容量が増えるのではないか、ということですね。

ごめんなさい。私アレルギーのことはあまりくわしくありません。が、おそらく、基本的にはそういうことだと思います。
気道などの粘膜を侵すものは他にもたくさんあるでしょう。
稲わらの煙もそのひとつでしょう。私はいつか蚊取り線香の煙でひどい目にあったことがあります。
以下は諏訪部先生から、さらにその後頂いたご返事の一部です。

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確かに病院のワックスがけは喘息の患者さんにとっては厳しいですね。
もっと刺激のないワックスができるといいです。

>田んぼの稲わらを焼く煙のつらい と 三宅島のサイトで話していた方がいました。

これも同じです。私の患者さんでも秋口の野焼きが大変辛いと言っていた方がおります。

[133.205.224.215][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5663. 2000年09月30日 14時42分51秒 投稿:すみれ 
Cauliさま(#5661)
>そういう意味で、二酸化硫黄による被害防止や治療には過去の経験を生かす余地があるでは
>ないのかと思っています。

その過去の経験の蓄積はどこの誰が持っている可能性があるか?ということかと思います。
おそらく保健所にはないでしょう。
30年前というと東京オリンピックの数年後、高度経済成長期ですね。この時の二酸化硫黄は
工場の煙突から、それとも自動車の排気ガス?両方でしょうか?
このころ(それ以後でも)の公害(大気汚染)問題とか、喘息など呼吸器系の疾患を治療してこられた先生方の纏められたものとかがあれば、それを見ると良いのかもしれませんが・・・。

どなたか何か御存知ですか?あるいは何か探せる方はいませんか?

[133.205.224.24][Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 4.01; Windows 98)]

5664. 2000年09月30日 16時49分27秒 投稿:らら。 
きょうは、運動会でした。途中で大雨が降りみんなずぶぬれ酸性雨でなければいいなと思いながらどうしようもなくぬれてました。ところで今新聞を、見たのですが朝日新聞の朝刊の38ページに気になる記事がありました。「三宅島からの二酸化硫黄都内でも危険な水準」というみだしで、三宅島噴火で8月下旬大気中の二酸化硫黄濃度がは東京都八王子市で喘息患者の致死量に相当する濃度を、観測していたことが29日わかった。とあります。どうして、1ヶ月以上もたってから発表されるのかな?