火山情報掲示板(過去ファイル)
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4701. 2006年01月01日 09時36分08秒 投稿:中軽山荘族
早川先生、関係者の皆様新年あけましておめでとうございます。投書等はしておりませんが、いつも参考にさせていただいており、皆様の努力に感謝し、また感心しております。このようなサイトをキープすることは、時間と手間がかかることと思いますが、今年も最新の情報提供をよろしくお願いいたします。

4702. 2006年01月01日 09時51分24秒 投稿:早川

4703. 2006年01月01日 13時06分34秒 投稿:早川
 [http://www.yahoo.co.jp/]
Yahoo!の検索機能が一時使えなくなったことが、どうしてNHKのニュースなのだろうか?

4704. 2006年01月01日 13時47分04秒 投稿:早川
マスメディアとの協力 

掲示板が広範性に優れるといっても、その広報能力はテレビや新聞などのマスメ
ディアにはるかに及ばない。掲示板へのアクセス数は、テレビの視聴率に人口を
掛け合わせて得られる視聴数や新聞の発行部数より桁違いに小さい。また、ほと
んどの公衆はテレビや新聞を日常的にみる習慣を身につけているから、とくに意
図しなくても、そこで新しい情報に接することができる。しかし掲示板は、意思
を持って積極的にアクセスしなければ情報を得ることができない。そのような習
慣を身につけた公衆の数はまだ少ない。

現時点では、掲示板の情報を、既存マスメディアを介して、公衆に伝達すること
がもっとも効果的だと思われる。マスメディア記者が掲示板で新情報に接して、
それをニュースとして取り上げる現象は2000年の三宅島噴火の頃からしばしばみ
られた。今回も、9月1日の噴出量を報告した2日8時30分の書き込み(付録1-387)
が、ある新聞記者の目に留まって、その日の夕刊記事になった。掲示板主宰者と既
存マスメディア記者が互いに補い合って、災害情報をできるだけ大勢の公衆に伝
える必要がある。

4705. 2006年01月01日 15時09分08秒 投稿:早川
書き込まれた情報の価値を見分ける 

掲示板に書き込まれる内容の品質はさまざまである。貴重な情報もあるし、そう
でない情報もある。正しい情報もあるが、正しくない情報もある。貴重かそうで
ないかは読者の主観によって決まるから、ここで一律に論じるのはむずかしい。
しかし、正しいか正しくないかは、見分ける必要がある。

複数のひとから同様の報告があった場合や、内容が異なる複数の報告がひとつの
現象の結果として統一的に説明できる場合は、それらの情報の信頼度は高い。写
真や音声の証拠が添えられた情報は十分信頼できる。一方、科学的に説明しにく
い内容を報告したものや、同様の現象が過去にまったく知られていない報告の信
頼度は低い。

9月17日から19日まで、軽井沢に降り積もった火山灰量の報告が掲示板に複数書
き込まれたが、その中には数値が他の報告と大幅に異なる報告も含まれていた。
異常な数値を示す報告は、疑ってかかるべきである。

9月29日の火山礫・火山灰についての書き込みも複数あった。その中にひとつ、
疑わしい情報があった。掲示板上でその報告者とやりとりを繰り返し、最終的に
は面積測定に誤りがあったことをみつけた。掲示板では、双方向性を活用して情
報の価値を向上させることができる。

4706. 2006年01月01日 19時58分57秒 投稿:早川
データを生産する 

掲示板を閲覧する人々に呼びかけて、観測データを生産することができた。積灰
の有無を調べれば降灰があったかどうかは判定できるが、噴出量を計算するため
には、単位面積あたりの堆積重量を知る必要がある。このデータを得るのはとく
にむずかしい作業ではない。家庭用の秤さえあれば誰でも簡単にできる。9月14
日と17日に、測り方を掲示板でわかりやすく説明して依頼したところ(付録
1-572、800)、大勢の人々から報告が集まった。本論の噴出量計算はそれらに負
うところが大きい。

監視カメラを増設するときも、場所を提供してほしいと掲示板で広く募った(付
録2-440)。小諸市内の大企業を含むたくさんの申し出があった。その中から、
浅間山がもっともよく見える複数の場所にカメラを設置させていただいた。カメ
ラ画像は、いまも掲示板の上部に掲げて、現在の浅間山の姿を大勢のひとにご覧
いただいている。

4707. 2006年01月01日 20時19分39秒 投稿:早川
秩序の維持 

インターネット掲示板は、不特定多数にサービスを提供するものだから、歓迎し
ない文章も書き込まれる。ときには悪意の攻撃も受ける。他人の権利を侵害する
書き込みは、掲示板から即刻削除しなければならない。これは掲示板主宰者の責
務である。この責務を遅滞なく実行するため、私たちは、掲示板に書き込みがあ
るやいなや電子メールで通知を受け取るシステムを動かしている。こうして、掲
示板を常に監視している。

悪意の攻撃を受けたときのために、IPアドレスを指定して書き込みを禁止できる
ようにしてある。それでも攻撃を防ぎきれないときのために、すべての書き込み
を禁じて掲示板を一時凍結するモードも用意している。このモードにすると、閲
覧だけが可能となる。

ただし、どんなに警戒を強化しても、本格的な攻撃を受けたら、いまの掲示板シ
ステムを維持することはできない。パスワード認証などの登録制を導入すれば別
だが、広く世界に門戸を開いた現在のスタイルで掲示板を運営する限り、脆弱性
から免れることはできない。

いまも掲示板を無事に運営できているのは、この野心的な新しい試みに価値を見
出して暖かく応援してくださる大勢の人がいるからであり、そういった人たちの
存在が、この掲示板から悪意を遠ざけているのだと思う。

(社会学部分の議論おわり)

4708. 2006年01月02日 02時06分09秒 投稿:REB
 [http://www.imagegateway.net/a?i=41shgYSEUJ]
早川様あけましておめでとうございます。
2006.1.1の浅間山火映↑です、とは言えあるか無いかの僅かな描写しか出来ません(メタデータ有り)

4709. 2006年01月02日 08時36分29秒 投稿:早川
(冒頭部分です)

はじめに

浅間山の山頂火口の直上には,2004年8月6日から火映が継続的に見えていた
(前嶋ほか,2005).8月21日と24日にはとくに明るい火映が出現した.浅間山の火
映は,2002年9月に,気象庁軽井沢測候所が設置したばかりの高感度カメラで
1973年以来29年ぶりにとらえたが,2004年8月の火映はそれよりも数段明るかっ
た。このため通常のカメラでも十分に撮影することができた.

こうした長期的異常には気づいていたものの、短期的にみれば、9月1日夜に浅間
山で起こった強い爆発は,私たち全員を含むほとんどにとって不意打ちだった.
気象庁はその日11時45分に火山観測情報6号を出して,前日から地震が増えてい
ることを伝えて注意を喚起したが,噴火危険度を示すレベルは2のまま据え置い
た.浅間山では,微噴火を除けば,噴火前にレベル3をアナウンスできると考え
た山里ほか(2004)の期待は、こうしてあっさりと裏切られた.

爆発はこの一回で終わらず,そのあと 3ヵ月に渡って何回も繰り返した(図1,
表 1).火山灰を放出した最後の爆発は2004年11月14日だったが,火映はさらに
一年ほどかけて徐々に弱まった。いま(2005年末)は、高感度カメラでかろうじて
確認できる程度の火映がときどき見られる。

この論文では,2004年に繰り返された浅間山の爆発を,火口から放出されて風下
に降り積もった火山灰・火山礫と火口周囲に飛び散った火山弾に注目してまとめ
る.その際に,インターネット掲示板を用いてすみやかに交換した噴火情報と噴
火体験を記録として固定することに多くのページを割く。火山噴火時における今
回の試みが、理学としての火山学を前進させるだけでなく,火山防災の教訓事例
として社会に蓄積されることを願うからである.

4710. 2006年01月02日 19時50分16秒 投稿:まっくん
1月1日から1月2日正午までの間に降った雨に、火山灰のようなものが混ざっていました。浅間山が噴火したのでしょうか?それとも黄砂のような現象がありましたでしょうか?

観察された現象:2005年12月31日23時ごろより前橋市千代田町に駐車しておいた自分の車に雨粒と砂が混ざったものが降り、その後乾燥した後を本日午後2時過ぎに見つけました。

同様の情報が入ってきてますでしょうか?

4711. 2006年01月02日 19時57分52秒 投稿:早川
うちのベランダの黒い手すりにも淡色のシルト粒子(0.05ミリ程度)がくっついていました。きょう14時頃にぱらぱらと降った雨粒があたった部分です。浅間山が噴火したわけではないと思います。

4712. 2006年01月02日 20時05分18秒 投稿:まっくん
早速のレス、ありがとうございました。
粒子の色が、黄砂のような淡黄色ではなく、灰白色に見えたものですから噴火でもあったかと思いました。
どこ由来のものなのでしょうか?

4713. 2006年01月03日 15時02分46秒 投稿:うちぼり
 [http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?key=490571&un=87757]
今年もよろしくお願いします。

正月東京ドームそばで過ごしていました、都内で今朝車を見てみるとやはり汚れていました。
御代田に帰ってくると弟の車もかなり汚れていました。
ともに少し黄色みがかっています。

2日のシルト粒子 = 畑等から舞い上がった小さな砂 ぐらいの解釈でよろしいのでしょうか?

二箇所の写真をアップしておきます。

4714. 2006年01月03日 16時12分10秒 投稿:早川
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/1999/maystorm99/index.html]
午前中に観察したら、そこらじゅうの車が汚れていました。
きのうの雨がひさしぶりだったからでしょう。


> 2日のシルト粒子 = 畑等から舞い上がった小さな砂 ぐらいの解釈でよろ
しいのでしょうか?

1/16ミリ(0.063ミクロン)より粗い粒子を砂といいます。それより細かい粒子
をシルトといいます。日本語が好きなら「泥」を使ってもかまいません。

私は、見ただけで粒子の大きさがわかる能力を持っています。いわゆる職人技で
す。

そのシルト(あるいは泥)ですが、
1)ちかくの畑や河原などから舞い上がった
2)中国からやってきた(いわゆる黄砂、ただし砂ではない)
3)火山から噴き出した
の三つの解釈がありえます。

きのうのは、3)ではないと思います。
1)か2)か、いまはわかりません。どうしても知りたければ、気象情報と衛星画
像を調べればわかると思います。

関連話題

関東ローム層は1)でできたのだとわたしは思っているのですが、学校教科書は、
3)でできたと書いています。富士山や浅間山は、むかし毎日のように噴火して
いたと考えるらしい。

石器時代人の生活を書いたマンガに描かれる火山はいつも噴火しています。そう
でないと絵になりませんから。つまり誇張です。しかし、各社の教科書を執筆し
ているひとはあれがそのまま真実だと思っているようです。むかしは、火山のパ
ワーがいまより強かったのかな。証明はできませんが、そんなことはないでしょ
う。

これは、正さなければならない日本の非常識だと、10年以上前から思っているの
ですが、なかなか直りません。残念ながら、私の考えは学界でもまだ少数派のよ
うです。


1999年5月25日の強風とレス形成プロセス
http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/1999/maystorm99/index.html

4715. 2006年01月03日 17時01分05秒 投稿:うちぼり
>4714
ありがとうございます。

まる3日間ネット環境から離れていて、帰宅時に近所のおじさんが 「また浅間の灰が降ったね」と洗車していたのを聞いて 訂正できなかった自分が悔しいです。
近いうちに 話しておきます。

4716. 2006年01月03日 17時38分20秒 投稿:早川
 [http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/kosahp/info_kosa.html]
気象庁の黄砂情報では、観測報告がない。
きのうは風が弱かった。

不思議だなあ。


4717. 2006年01月04日 11時04分48秒 投稿:西岡
はじめまして、火山好き・山好きの一般人です。

先日、「山スキーメーリングリスト」で飛騨のアカンダナ山に噴気活動があることを思わせるような山行レポートに接しました。

気象庁の火山解説によるとアカンダナ山には「噴気活動は観測されていない」とありますので、新しい知見かなと思い、ご報告します。もしかしたら周知のことかもしれませんが、また噴気というよりも地熱現象程度のことなのかもしれませんが、一応。

レポートは次のページでご覧いただけます。
http://w1.avis.ne.jp/~ktsukada/akandanayama/2005_12_31/akandanayama2005_12_31.htm

4718. 2006年01月04日 14時09分48秒 投稿:早川
アカンダナは、1万年前にできた溶岩ドームです。
ふもとの平湯温泉からは、たくさんのお湯が湧き出しています。
山頂に噴気があるという話は初めて聞きましたが、あってもおかしくないと思い
ます。とくに噴火の兆候だという判断はしません。

どうぞ、山スキーをお楽しみください。


4719. 2006年01月04日 21時36分59秒 投稿:なべ
 [http://w1.avis.ne.jp/~ktsukada/akandanayama/2005_12_31/akandanayama2005_12_31.htm]
>山頂付近は何故か穴が目立つ、と、良くみると湯気が出ているではありませんか。この山 火山なんですね。休止はしているのですが湯気程度は活動しているのです。(確かに家で検索したら火山でした。)

だそうです。っと、この大晦日の記録。

4720. 2006年01月05日 10時33分22秒 投稿:早川
 [http://www.zakzak.co.jp/top/2006_01/t2006010422.html]
「きっこの日記」「きっこのブログ」のきっこさんは、入手した情報の信頼度を
次のように判断しているという。夕刊フジより

> 信用度につながる「ウラ取り」は、「情報源に対する信頼度によって判断する。長い付き合いで、過去の情報もほとんど間違っていないような人の場合はそのまま信用する。ただし、そのまま書くのではなく、他からの情報とつじつまの合わない部分は再確認します。場合によっては、信頼度50%の情報をわざと日記に書き、先方の反応を見る場合もあります」。

私の判断基準は、#4705に書きました。

4721. 2006年01月06日 06時40分09秒 - 投稿者削除 -

4722. 2006年01月07日 09時23分19秒 投稿:早川
 [http://vulcania.jp/school/active.html]
「火山が噴火した際に溶岩が流れ出る様子をパソコンのアニメーションなどで視
覚的に解説できる」技能を、先取りしていまのうちに身に付けておきたいと欲す
る学校教員は、火山の教室↑で練習してください(笑)。

【追補1】
ん? アニメーションと書いているから、実写ではなくCG(コンピュータグラ
フィックス)を使えと言ってるのかな。それじゃあ、火山の教室の出る幕はない。

【追補2】
上は、きのう6日の読売新聞ニュースからの引用でした。
 このニュース、前にも見たなあと思い出して調べたら、12月31日の産経新聞に
ありました。

> 「IT版指導要領」の内容は今後の委員会で検討していくが、小学校の「低学年用」「高学年用」など子供の発達段階別に分けた構成が考えられる。委員会では「中学校の理科の授業では火山の噴火の動画をパソコンで見せられるようにする」などと具体例を盛り込んだ基準の作成も検討する見通しだ。

こちらは、「噴火の動画」と書いている。こちらのほうがもっともらしい。たぶ
ん、産経が正しいのだろう。火山の教室、使ってください。

【追補3】
動画をプロジェクタで投影するときは、ちょっと工夫しないとうまくいきません。
使うパソコンによるのかもしれませんが。その意味で、動画を例示したのは適切
だったと思います。

4723. 2006年01月07日 16時26分27秒 - 管理者削除 -

4724. 2006年01月07日 16時28分21秒 - 投稿者削除 -

4725. 2006年01月08日 12時02分23秒 投稿:なべ
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060106-00000303-yom-soci]
あの毎年の「?」な調査が、こんな話につながるとは。

私はPCでバーチャルな指導に長けるより、実物をきちんと見せることが遙かに重要だと思うのですが、まあ教科書読んで「覚えろ」って授業よりはマシかなあ。特に小学校は理科の苦手な先生が増えているって「うわさ」だし。

んで、数年前から「これさえ買えば大丈夫」と言わんばかりのPC教材が増えているから、同様に「これを見せればオッケー!」の教材が増えるのでしょうね。喜ぶのは教材会社。でも不況?で学校予算の配分がとても減っているから、新しく高価な教材を買うのは難しいから、「火山の教室」はありがたいでしょうね。

4726. 2006年01月08日 20時26分41秒 投稿:早川
 [http://vulcania.jp/school/]
> 学校予算の配分がとても減っているから、新しく高価な教材を買うのは難しい
から、「火山の教室」はありがたいでしょうね

ただだからありがたいという評価は、うれしくない。
他にはない工夫をこらしたつもり。

4727. 2006年01月09日 07時57分53秒 投稿:なべ
>ただだからありがたいという評価は、うれしくない。

失礼しました。m(_ _)m
教材会社は「火山の教室」を上回るソフトを開発しないと、商売が出来ないでしょう。

4728. 2006年01月09日 08時18分36秒 投稿:早川
 [http://vulcania.jp/school/index-t.html]
う〜ん。なべさんは高校生物教師だから、たしかに火山の教室コンテンツをすみずみまで見ている時間はないだろうな。(いまは、屋根の雪も下ろさないといけないだろうし)

では、火山の教室コンテンツをここで紹介しましょう。1月2月は、日本中の中学1年生が理科で「大地の変化」を学習します。担当する先生方、試しに使ってみてください。使用レポートをいただけたら幸いです。コンテンツ追加と改良に生かします。

▼火山を空からみる(ウェブ紙芝居 立体地形編)
・浅間山
・阿蘇カルデラ
・富士山

▼火山の一生、著名噴火の経緯(ウェブ紙芝居 自然史編)
・赤城山の成り立ち
・浅間山の1783年噴火

▼ホンモノの火山を見る
・生きている火山(噴火動画とライブカメラ)
・小学生のための火山見学ガイド(浅間山、草津白根山)

▼火山模型を自作する
・弁当パックで立体模型

▼地震の学習
・地震波シミュレーション(初期微動、主要動、縦波、横波などをアニメーションで説明)
・稲むらの火

▼調べ学習のために
・噴火史料データベース(1607年までの日本火山の噴火記録すべて。全テキストつき)
・フィールド火山学(火山の地質学を写真で解説)

▼幼稚園と小学校低学年向き(ウェブ紙芝居 おはなし編)
・赤い岩のかけら(浅間山が2万4000年前に崩れた)
・マグマのしんちゃん(鳥海山の噴火の歴史)

▼交流
・かざんきっず
・火山教材掲示板

4729. 2006年01月12日 21時29分16秒 投稿:早川
 [http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagano/archive/news/2006/01/11/20060111ddlk20040057000c.html]
軽井沢測候所が浅間山レベル1に言及したという。

毎日新聞長野
> 浅間山:地震回数は「減少傾向に」−−05年12月の活動状況  /長野
>  気象庁地震火山部は10日、浅間山の昨年12月の活動状況を発表した。火山性地震の発生回数は513回で、11月の902回に続き大幅に下回った。火山性微動も10回と、04年9月1日の中噴火以前のレベルまで減少した。また高感度カメラによる火映現象も、観測できた22日間、1度も見られなかった。12月も火山活動度レベル「2」(やや活発な状況)が継続したが、軽井沢測候所では「地震回数は増減を繰り返しながらも減少傾向にある。レベル1になるか注意深く推移をみている」としている。
>
>  気象庁は04年9月の中噴火で、火山活動度レベルを「3」(山頂火口付近で小〜中噴火の可能性)に引き上げたが、中噴火以降3000〜2000回前後だった火山性地震が、昨年5月以降1500回前後に減少し、火山ガス放出量も低下したことなどから、6月21日に「2」に引き下げている。【藤澤正和】
>
> 毎日新聞 2006年1月11日

4730. 2006年01月16日 09時01分51秒 投稿:早川
 [http://www3.diary.ne.jp/user/338790/]
きっこが語った「きっこの日記」を書くポリシー

> それから、「きっこの日記」の内容や、あたし個人に対する批判や悪口なんかを書いてるブログとかを発見しても、わざわざ知らせてくれなくていい。そう言うのを知らせてくれる人は、みんな親切心でやってくれてるんだと思うけど、該当ブログのURLを送ってくれても、いちいち見に行ってるヒマも無いし、別に興味も無い。人間の考えや思想は人それぞれで、あたしと違う考え方の人がいるのも当然だし、他人を否定することでしか自分をアピールできないようなレベルの人なんか、あたしは、最初から相手にしてない。
>
> これは、「きっこの日記」の一番大きなポリシーなんだけど、他人のWEB日記やブログの批判は、絶対にしないって決めてる。あたしは、政治家や企業、有名人やタレント、犯罪者などに関しては、実名を挙げて言及するけど、インターネット上の他人の日記やブログに関しては、いっさいタッチしない。一番の理由は、自分と考え方の違う人と議論しても無意味だってことなんだけど、それ以前に、他人のWEB日記やブログを批判してる人って、どれも子供じみた嫉妬とか自己顕示欲とかカッコツケとかが丸見えで、とにかく醜い。これは、あたしの美意識からもっとも遠いとこにあるもので、他人を批判することでしか自分をアピールできないって言うのは、コイズミやブッシュと同じ人種なので、小学生くらいで精神の成長がストップした人たちだ。だから、あたしは、他人のWEB日記やブログの批判は絶対にしないし、あたしを批判する人がいても、いっさい相手にしない。

「他人のWEB日記やブログ」の内容を否定的に批判しないのはわかったが、きっこは既存マスメディア(テレビ・新聞)の内容を否定的に批判するのだろうか?テレビ番組の話題はけっこう多いから、テレビ局のやり方を否定的に批判することはしているのではないか。未確認。

既存マスメディアとインターネット新メディアには、性格の違いがあるようだ。それらへの対応の違いがどんな意識によってもたらされて、どんな社会的効果を発揮するか、まだよくわからない。



4731. 2006年01月16日 13時23分18秒 投稿:ソ ウォンジュ
韓国から発信します。10世紀の十和田カルデラと白頭山の噴火年代に関する早川先生の論文を拝見しました。さて、最近東北大の研究チームが、白頭山の10世紀の火砕流堆積物の下にもう一つの新しい火砕流堆積物を見つけたと聞いていますが、その内容はご存知でしょうか。教えていただければ幸いです。

4732. 2006年01月16日 14時11分55秒 投稿:早川
白頭山

その内容は、北海道大学の中川光弘さんが、日本火山学会大会で口頭発表したの
を聞きました。たしか2004年10月の静岡大会だったと思います。

彼の発表は、二枚の火砕流堆積物の間に薄い土壌があるから、数百年をへだてた
2回の大噴火が白頭山であったと結論するものでした。

しかし間に挟まれる薄い土壌は、たったひとつの露頭で観察されるだけだという。
露頭写真を詳細に見ることがかなわなかったので、私は中川さんの解釈が正しい
かどうか判断できませんでした。つまり火砕流堆積物/土壌/火砕流堆積物という
3枚の地層それぞれの堆積様式認定が正しいかどうかを確認できませんでした。

一般的に言えば、1)これまで多くの研究者が白頭山に調査に行ったが、そのよ
うな報告がひとつもないこと、2)日本海の海底コアにその時代の白頭山火山灰
は一枚しか報告されていないこと、から中川さんたちの観察報告はつよく疑って
かかるべきだと思います。

一方、中川さんたちは、その露頭の記載をていねいにしたうえで、1)ほんとうに
土壌か、2)なぜそこでしか薄い土壌が観察されないのか、3)上下二枚の火砕流
堆積物それぞれの分布はどうなっているか、を説明する義務を負うと思います。

他の火山での類似例を参考にすると、次の二つの可能性が検討されるべきです。

1)土壌だと判定した薄層は、じつは降下火山灰層であって、上下の火砕流の発生
時間差は数時間から数十日にすぎない。

2)土壌の上にのる火砕堆積物は、じつは大雨のときに上流にあった火砕流堆積物
から発生したラハールの堆積物である。

10世紀に起こった白頭山の噴火は、1815年のインドネシア・タンボラ火山の噴火
とともに、過去2000年間に地球上で起こった火山噴火のうちで最大のものですか
ら、もっとよく研究されるべきです。

4733. 2006年01月16日 18時11分26秒 投稿:ソ ウォンジュ
早川先生、早速のご返事有難うございます。東北大の研究内容と問題点が良く分かりました。北海道大学ですか。まだその内容が印刷されていないようですね。しかし、その下部の新しい火砕流の年代などは測定していないのでしょうか。

以前、町田洋先生の1994年論文(炭化木関連)では、火砕流と降下火山灰層の間に土壌が確認されたので、1990年論文(白頭山現地調査)を訂正していますが、北大の内容がそれと関係があるのではないかと思いました。その点はいかがでしょうか。

4734. 2006年01月17日 07時19分19秒 投稿:早川
前橋から見ると、浅間山の山肌をなぞるようにいったん下降した噴煙が、再び上昇して、そのあとは水平に藤岡の上空あたりまでのびています。

4735. 2006年01月17日 17時31分27秒 投稿:kuri
ソ ウォンジュ様、白頭山について

谷口宏充 編(2004):中国東北部白頭山の10世紀巨大噴火とその歴史効果、東北アジア研究センター叢書、第16号
宮本 毅・中川光弘・大場 司・長瀬敏郎・菅野均志・谷口宏充 (2002) 白頭山10世紀噴火の噴火推移,月間地球,号外39,「活動的火山」,202-208.

手元にあった業績リストの中からの抜粋です。
内容は把握しておりません。

上記の書籍については、
東北大学東北アジア研究センター
http://www.cneas.tohoku.ac.jp/
の出版物のページにあります。
http://www.cneas.tohoku.ac.jp/jap/shu_j.html
入手可能かどうかは、直接、研究センターにご確認ください。

4736. 2006年01月17日 17時54分58秒 投稿:早川
kuriさん、白頭山にかんする情報提供ありがとうございます。

私も、書棚から2004年秋の火山学会予稿集を取り出して開きました。
27ページに「白頭山火山の9世紀の噴火の発見とその意義」があります。

内容をざっとみると、
1)町田・光谷(1994)が18世紀噴火/10世紀噴火と考えた層序は、じつは10世紀/9世紀だ。
2)下の火砕流堆積物の炭素年代は9世紀を示す。

私の欄外メモには、「東方沢」とあります。露頭の地名だと思われます。
さらに、層序について、つぎのようにメモしてあります。
20センチ土壌/10世紀Phase2/1センチ土壌/9世紀


4737. 2006年01月18日 08時50分28秒 投稿:早川
 [http://gskay.exblog.jp/]
きのうの小嶋社長証人喚問について、各メディアが報道していますが、このブロ
グのコメントが一番するどいと思う。

> 真相の究明だとしても、偽造に関わったどうかということが問題だったはずなのに、偽造を知った時から、耐震基準を満たさないということが公的に判明するまでの間の振る舞いが、刑事訴追につながるかどうかという問題になってしまいました。刑事訴追につなげようにも、あいにく、偽造があったということが、重要事項にどのように反映されればよいのかは、自明ではありません。そもそも、建築確認の誤りを想定していない仕組みしかないのですから。加えて、偽造があったにもかかわらず、耐震基準を満たしている物件はあった。

4738. 2006年01月18日 09時23分20秒 投稿:早川
先日、アラスカのオーガスティン火山が噴火した際に出された注意報に「火山灰が
付着した薪を燃すな」という項目があったらしい。そのような注意内容は初めて聞
いたとアラスカ火山観測所は言っている。私も初めて聞いた。

だれが言い出したことなのだろうか。どこから情報がスタートして、どのように情
報伝達されて、住民がそれをどのように受け取ったのか、たいへん興味深い。

4739. 2006年01月18日 10時26分29秒 投稿:ソ ウォンジュ
kuri様、早川先生有難うございます。著者の方に問い合わせてみます。

「東方沢」という地名、東方紅林場のあるところだと思います。天池カルデラの東30kmの一種の森林管理所です。近辺には最大10mほどの火砕流堆積物の露頭が続き、下部には炭化木が一列に埋没してありました。もしかすると、9世紀のものというのはその露頭だったかも知れませんね。

4740. 2006年01月19日 13時15分44秒 投稿:早川
 [http://vulcania.jp/school/report/miyathesis/index.html]
「中学理科の火山学習プログラム」宮永忠幸↑

・中学1年の火山学習はどうあるべきかを、白紙から考えました。
・教室で実際に授業してみて、うまくいくことを確かめました。
・デジタル教材・アナログ実験・模型製作を含むオリジナルのプログラムです。
・9時間からなります。
・中学教諭でなければ書けない種類の論文です。

火山学習は、ふつう2月に行われます。全国の中学1年理科担当の教諭が、これを
参考にして地域の特性を生かした独自のプログラムを組み立てて、楽しい授業
を教室で展開することを望みます。

4741. 2006年01月19日 21時54分18秒 投稿:しばチリ
宮永さんの実践記録を拝見しました。
やっぱり理科の授業の醍醐味は実験ですね。

私の高校では一年で理科総合をやるのですが、事実上地学分野は
スルー。ですので、地理Aで防災の日あたりで地震・火山・
プレートテクトニクスなどを教えています。

生徒たちのなかには、地震・火山に関する怪情報におびえる者
もいて、そんなデマに対抗するために、きちんとした
メカニズムや、現在どこまでわかっていて、どこから先が
わからないのかを教えたいのですが、時間数の関係で
詳しく取り扱うのが困難です。

社会科教師としては、これらの知識を使って生徒たちに災害を
減ずるための判断をさせる(シュミレーションのような)
授業ができたら面白そうだなと思いました。


4742. 2006年01月20日 09時07分37秒 投稿:早川
> 私の高校では一年で理科総合をやるのですが、事実上地学分野は
> スルー。

そうだろうと思って、高校カリキュラムに期待せず、中学一年の火山学習にター
ゲットを絞りました。

生徒から見ると、大学入試に地学は必要条件ではありませんが、高校入試に地学
は必要条件です。

都道府県によって少し違いますが、高校入試理科の問題の中に、多かれ少なかれ
地学からの出題があります。だから高校受験生は、全員が地学を勉強することを
強いられています。これを利用しました。

(すべての都道府県を調べたわけではありません。また、私立は調べていません。
地学を出題しない高校入試がもしあったら、教えてください)


> ですので、地理Aで防災の日あたりで地震・火山・
> プレートテクトニクスなどを教えています。

大学生に聞くと、火山は地理で習ったと吐露するひとが少なくありません。地学
教育の不始末を地理教育で修復してもらっている感じです。申し訳ない気分です。

高校について言えば、もはや地学という教科に私は期待しない。やらなくてよい。
そのかわり一年に一回、防災の日だけは、大水や地震や噴火などの防災を学校で
取り上げてほしい。

教室で防災の学習をすることを(法律で義務づけられた)避難訓練とみなす発想
を持ってほしい。リアリティーをまったく欠いた、むしろいざというときに
害毒になると思われるような不合理な避難行動の練習を毎年繰り返すのは、もう
やめにしてほしい。学校での防災訓練は、頭をつかった学習にシフトすべきです。

このアイデアを実現しようとするとき、防災の日が、夏休み明け初日の9月1日
(大正関東地震の日)に設定されていることが障害になります。その日は始業式
などで忙しい。このさい、防災の日を、神戸の地震が起こった1月17日に変更して
くれないだろうか。1月17日なら、教室での学習がやりやすい。映像資料だってふ
んだんにある。経験者がまだ大勢生存しています。体験を直接聞くことができま
す。

4743. 2006年01月20日 10時10分34秒 投稿:オージー
何時も拝見しております。
[http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/27305.html]
↑ここの末尾に下記があります。(直リンクでは開かないようです)
関東各地のIT防災訓練について(PDF形式)
[http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/kisha/h17/665.pdf ]
群馬県は24日に浅間山噴火(レベル3)を想定して実施するとなっています。
ちなみに長野県は集中豪雨と浅間山火山活動となっています。

4744. 2006年01月21日 17時44分16秒 - 投稿者削除 -

4745. 2006年01月21日 17時45分48秒 投稿:早川
 [http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20060121p401.htm]

ホームページでは簡単に表示できる。強制的に閲覧させることができる。
しかし電子メールでは、受け取るほうの協力がない限り、表示させることができない。


> 業務メールの絵文字「ハートマーク」はセクハラ
> ◆50歳代の徳島大教授を戒告処分
>
>  徳島大大学院ヘルスバイオサイエンス研究部(徳島市)の50歳代の男性教授が女性職員に対し、携帯電話で送った業務用メールに絵文字の「ハートマーク」をつけていたとして、同大学は20日、「セクハラ行為にあたる」として、この教授を懲戒戒告処分にした、と発表した。
>
>  同大学によると、教授は昨年1〜5月、携帯電話で送信した業務用のメール約60通のうち約10通の末尾に、数個の「ハートマーク」を付けていた。文面は資料の準備などを指示する内容だった。
>
>  教授は「女性がはっきり『嫌だ』と言わなかったので続けたが、態度で嫌がっていると感じていた」と話したという。これに対し、大学内の人権調査委員会は「不快感を与えているとの認識がありながら続けており不謹慎」と説明。
>
>  女性問題に詳しいタレントの遥洋子さんは「セクハラが起きた背景を考えるべきだ。処分は当然」と話し、作家の安部譲二さんは「セクハラとは思えない。大学側も過剰反応では」と疑問を投げかけた。
>
> (2006年01月21日 読売新聞)

あ、携帯電話か。
業務連絡に携帯電話のメールを使うって、どういうことだろう?
それらの携帯電話は大学の備品か?



4746. 2006年01月21日 19時17分01秒 投稿:Cauli.
>このさい、防災の日を、神戸の地震が起こった1月17日に変更してくれないだろうか。

関東の学校の都合はそうかもしれないが、雪国の都合は違う。
この時期の防災機関は雪害対策で忙しい。

雪国といっても最深積雪の平年値は69cmという街で育ったが、中学校からは2学期の始業式は8月中にあった。


防災の日(昭和57年防災週間(pdf)併設)と同じく閣議了解の防災とボランティアの日じゃ駄目?

4747. 2006年01月22日 20時03分36秒 - 投稿者削除 -

4748. 2006年01月22日 20時11分21秒 投稿:早川
> 細々と高校で地学を教えている身として、その発言は切ないです。

それは、私がもっとも嫌う種類の利己的な保身発言です。
私から離れて、次世代を担う若者が何を学ぶべきかを優先して考えるべきです。

高校理科でまず学ぶべきは、基礎となる物理と化学です。
時間があったら、地学も学べばよいが、多くの高校生には時間がないようです。

自分の子どもに、物理や化学を置いて地学を学べと言えるなら、それはほん
とうの信念かもしれませんが。


4749. 2006年01月22日 21時48分08秒 投稿:早川
 [http://www2.asahi.com/edu/2006-exam/center/]
本日行われたセンター試験のうち、理科総合Bの第4問の問1は、
大学入試センターが発表した解答が正しいと私は思いません。

↑は、朝日新聞サイトに掲載されている問題と解答です。
どちらも大学入試センターの発表だといいます。


> これは、いわゆる赤土の成因をたずねる問題です。
> 日本に広く分布する赤土の成因は、学界によって別々の考え方をとっています。
>
> 日本の土壌学界は、下位の地層が土壌生成作用によって変質して赤土ができたとする考え(残積土壌学)をいまもとっていると思います。この考えによると、答えは(4)になります。
>
> 一方、日本の地質学界は、風で飛ばされた細かい粒子が降り積もって赤土ができたと考えています。こう考える場合の答えは(2)になります。
>
> このような、学界によって解釈が異なっている微妙なことがらをセンター試験問題として取り上げて、4つの選択肢の中に両方の成因を含め、受験生にそこからひとつを選ばせたのは適当でなかったと考えます。
>
>
> 早川由紀夫
> 群馬大学教育学部教授(地質学)
> 2006.1.22

4750. 2006年01月22日 22時56分01秒 投稿:Hal.T
昨日NHK-BSで山の魅力について番組がありました。2,30年前は山を歩き旅行することを心に置いてこういう番組を見ていたのですが、昨日は山の岩肌のできようとか地質に目が行くようになった自分に気がついて、我ながら驚いてしまった。

学校生活で将来が決まると言えば言えるし、そうでもないこともある。学者にならないのならば、学校では遊びほうけ、学校時代を終わってからの学習が大きな意味を持つのじゃなかろうかと思う。

残念ながら教育界には行かなかった私の感慨です。

4751. 2006年01月22日 23時10分51秒 投稿:Cauli.
#中学時代から地学とは何ら関係ないいまの生業を決めていて、高校(必修)でも大学(選択)でも地学を学んだあたしは妙な奴なのだろう。

理科総合Bの第4問の問1は、AとBふたつの部分に分けた上で、Aについては「上部に向かって、岩石はしだいにもろくなり」と遷移的な変化を示唆しているから、出題者の意図として選択肢(1)(2)があり得ないことは明白だと思う。

4752. 2006年01月22日 23時51分17秒 投稿:まあ坊
早川様、TAU@前橋様、皆様
TAU@前橋様と同じく、高校の地学教育に携わっている身として、#4742の発言についてここ数日考えていました。

#4742>高校について言えば、もはや地学という教科に私は期待しない。やらなくてよい。

全国の高校生の履修状況から見て、高校地学に期待できないのはわかりますが、“やらなくてよい”とまでいわれる理由がわかりません。

#4748>高校理科でまず学ぶべきは、基礎となる物理と化学です。
時間があったら、地学も学べばよいが、多くの高校生には時間がないようです。

私も、物理と化学を学んだ後に地学を学ぶのが、最良と考えます。特に、理系の進学希望者には。ただし、大学受験をあまり必要としない学校では物理と化学は敬遠され、生物かカリキュラムにあれば地学を選択します。

#4747>また、地学を高校教育から排除した最大の原因は大学入試です。

これは大きな要因だと、私も思います。受験生を多く抱える高校では、カリキュラムに地学があっても、選択しないように指導するところがあります。

教育は、あらゆる世代で全ての科目が等しく学べる機会を用意するべきだと思います。全ては無理だとしても、子供たちには、学校に通う間になるべく多くのことに触れて欲しい。履修者の数や大学入試を理由に、小・中学校とやって来た地学を、選択肢の中から外すことには反対です。地学分野の抜け落ちた理科が、ベストだとは思いません。
1年に1度、地震や火山の防災について学校で扱うとしても、そのことに意識を持っている教員がいなければ、何にもなりません。自然災害から身を守るために、地学が寄与する部分は大きいと思います。地学を教えられる教員がいて、授業ができる状態にあるというのは、大切なことではないでしょうか。

4753. 2006年01月23日 07時14分21秒 投稿:早川



大学入試センターの発表によると、正解は(4)だとのことですが、私はそうは
思いません。#4749参照。

4754. 2006年01月23日 07時23分41秒 投稿:早川
#4751
> 理科総合Bの第4問の問1は、AとBふたつの部分に分けた上で、Aについては
「上部に向かって、岩石はしだいにもろくなり」と遷移的な変化を示唆している
から、出題者の意図として選択肢(1)(2)があり得ないことは明白だと思う。
>

「AとBふたつの部分に分けた」判断基準が重要だと思います。
図をみると、黒っぽい部分の下底をB/A境界に定めたように読み取れます。
問題文中にも「Aの最上部では黄褐色」と明記してあります。

この問題は、土壌学でいう「B層」の成因を問うたものだといえます。

センター試験は、出題者の意図を読み取ってそれを当てる行為であっては困りま
す。問題文だけを読んで、それに論理的合理的に答える行為でなければなりませ
ん。

4755. 2006年01月23日 08時37分01秒 投稿:早川
#4752. 2006年01月22日 23時51分17秒 投稿:まあ坊

> #4742>高校について言えば、もはや地学という教科に私は期待しない。やらなくてよい。
>
> 全国の高校生の履修状況から見て、高校地学に期待できないのはわかりますが、
“やらなくてよい”とまでいわれる理由がわかりません。

「やってはいけない」と禁止したのではありません。
「やらなくてはいけない」ことが自明ではないと指摘しました。

高校地学推進論者の中には、「やらなくてはいけない」ことが自明だと考えてい
る人がいるようですが、それは、この国の多数意見からかけ離れています。地学
を「やらなくてはいけない」ことは自明ではありません。根拠を挙げて説得する
必要のあることがらです。

残念ながら、説得力のある根拠に私はまだひとつも接したことがありません。

大学で地学を教える私は、学生が高校で地学をまったく学習しなかったものとし
て授業シラバスを構成しています。
http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/edu/2005/geology/index.html
高校地学学習者がこれほど少ない状況なのに、大学地学を高校地学の上に積み上
げる形式で構成することは、できません。

大学進学者に限って言えば、このように、論理だけでなく現実にも高校地学はや
らなくてよい情勢になっています。こういう情報は、包み隠さず公にするべきだ
と、私は考えます。


>
> #4748>高校理科でまず学ぶべきは、基礎となる物理と化学です。
> 時間があったら、地学も学べばよいが、多くの高校生には時間がないようです。
>
> 私も、物理と化学を学んだ後に地学を学ぶのが、最良と考えます。特に、理系
の進学希望者には。

地学の中でも、天文と気象は、物理学をその基礎とします。
天文と気象を大学で教える教員たちは、高校理科の学習において地学よりも物理を重
視していると思います。そして、その判断を私は正しいと思います。

大学で天文や気象を勉強しようとする高校生には、地学よりもむしろ物理をきち
んと修めてもらう必要があります。


>
> 教育は、あらゆる世代で全ての科目が等しく学べる機会を用意するべきだと思
います。全ては無理だとしても、子供たちには、学校に通う間になるべく多くの
ことに触れて欲しい。履修者の数や大学入試を理由に、小・中学校とやって来た
地学を、選択肢の中から外すことには反対です。地学分野の抜け落ちた理科が、
ベストだとは思いません。

小学校と中学校でやったから高校でも地学を学習すべきだという主張には説得力
を感じません。小中学校でやっても高校ではやらない(開講されていない)科目
は他にもあるようです。

もちろん地学も教授されるのがベストです。
しかし高校生の時間は有限です。
時間数配分という現実を踏まえて発言しないかぎり、説得力がありません。
この国を変えられません。


> 1年に1度、地震や火山の防災について学校で扱うとしても、そのことに意識
を持っている教員がいなければ、何にもなりません。自然災害から身を守るため
に、地学が寄与する部分は大きいと思います。地学を教えられる教員がいて、授
業ができる状態にあるというのは、大切なことではないでしょうか。
>

私が提案した防災の日の学習の授業者は、地学教員を想定したものではありませ
ん。ふつうの生活者としての教員が児童生徒に授業するのがよいと考えます。地
学をとくに専門としないクラス担任が、自分のクラスの児童生徒に、地域で起こっ
た過去の災害や最近遠くで起こった大きな災害を資料を用いて説明するような授
業を想定しています。

地学教育を、地学教員だけの目から見ていては限界があります。
中学地学は、物理や化学や生物を専門とする教員が教えます。
小学地学は、国語や体育などを専門とする教員が教えます。
地学を大学でもほとんど勉強しなかった教員が教える地学授業を支援すること
がいま必要だと、私は考えています。


4756. 2006年01月23日 17時27分33秒 投稿:早川
「やらなくてよい。」

高校で地学授業をやらなくてよい、と読むと確かにキツイ発言ですね。
高校生は地学をやらなくてよい、と読んでください。

高校生は、無理して地学をやらなくてよい。
好きなら、やりなさい。

地学好きの高校生のために、行政は高校に地学を教授することができる教員を配
置するのが望ましい。身障者用の設備(トイレなど)を置くくらいのコストは負担する
必要があるかもしれない。


4757. 2006年01月23日 18時34分55秒 投稿:Hal.T
大学や受験は人生のしょっぱな。その後に人生の本番が控えている。望むらくはその後の人生、人間集団において多様な人間がいて欲しいことだ。
我々の周囲世界は教室で教わる知識で理解するだけではなく、手触りや質感で理解する領域が世界の大くを占めている。

実際、電子回路を設計するときには電気の伝わり方や周囲磁場が目に見えるようにならなくては、まともに動くものは作れない。そのためには物理や数学と実験が必須だ。基礎になるべき分野(物理や数学)とそれ以外の分野とわける考え方もあるけれど、実は物理や数学も実験と切り離せない、別の言い方をすれば、現にそこにあるものに即して語られなければいけないと思う。

物理学は悠久の宇宙的時間は述べるけれど、周囲環境の歴史とは縁が少ない。地学は人間時間と宇宙時間の間を埋めてくれる。これは実におもしろい分野だと思う。あの山、この川のなりたちと私たちのかかわりがあるんだもの。

4758. 2006年01月23日 22時12分20秒 投稿:早川
流れ山に囲まれた小学校

昨秋、浅間北麓の応桑小学校の教諭から電子メールをもらいました。

「学校の近くに流れ山があるそうですが、どれだかわかりません。教えてくだ
さい」
「応桑なら、そこらじゅうにある小山がみんな流れ山です」
「どれですか?」
「では、行きましょう」

ということで、小学校に行きました。

行ってみたら、小学校のすぐ隣の神社が、流れ山の上に建てられていました。
「流れ山は目立つから、信仰の対象になりやすいんだよ」と子どもたちに教えま
した。

校庭の反対側の、アケビがからまった網フェンスのちょっと先には、流れ山の断
面まで見えました。子どもたちに崖をひっかかせて遊ばせました。

教室に戻って、次の話をしました。

「いま見た流れ山は、いまから2万4000年前に浅間山がすっかり崩れたときに、
ここまで流れてきました。その土砂は、吾妻川を下って、前橋や高崎に10メート
ルの厚さで積もりました。つまり、応桑はもちろん、前橋や高崎の大地も浅間山
からできているのです。
 浅間山をひどく恐れるのはおろかです。むしろ、この応桑の地は、2万4000年
間、浅間山の災害を受けていないとても安全な場所だと考えるべきです。こんな
美しい浅間山の景色が目の前にあって、こんなおいしい空気を吸える場所は他に
あまりありません。」

翌週、もう一回行って、今度は小学校の先生が用意してくれた2台のワゴン車に
分乗して、北軽井沢まで地層の見学に行きました。

火山麓の小学校や中学校は、こういう学習を、ぜひやってほしい。理科の時間だ
けでなく、総合学習の時間だって使える。自分たちが生まれて生活している大地
がどうやってできたのかを子どものうちに知ることは、共同体にとってたいへん
意味のあることのはずです。

応桑小学校のみなさん、大きな花豆ありがとうございました。
丸一日かけて鍋でゆっくり煮て、おいしくいただきました。
私は甘いものも大好きなのです。

4759. 2006年01月23日 22時26分00秒 投稿:まあ坊
#4756

早川先生のいわんとするところ、理解しました。同感です。地学好きの高校生を、一人でも多く育てたいと思います。

#4755
>地学を大学でもほとんど勉強しなかった教員が教える地学授業を支援することがいま必要だと、私は考えています。

高校地学の教員は、自分自身が「地学」という科目を教えることにこだわるよりも、小学校の教員や中学校や高校の物理・化学・生物の教員が、どうしたら「地学」を教えることができるか、ということにもっと心を砕くべきでしょう。

私のまわりでも、小・中学校の教員への支援を口にする人が増えてきました。そのための活動を、細々とではありますが始めています。

そのなかで宮永さんの論文は、まさに一見の価値がありました。
私も参考にさせていただきます。

4760. 2006年01月24日 14時11分36秒 投稿:早川
 [http://vulcania.jp/school/report/takayanagi/]
食材を使った火山実験の研究↑
高柳慎一郎君の卒業論文です。古典的な火山実験を三つまとめました。

・コーラ噴火実験
・生クリーム溶岩流
・カルメ焼き

ファンタより、CCレモンより、コーラがよいことがわかりました。
キャップにあける穴の直径は5ミリが最適。
室内でやるときは、ラムネの粒を使うと、発泡をコントロールできます。
動画が6つリンクしてあります。

4761. 2006年01月24日 21時18分16秒 投稿:カイザー
はじめまして ここ数年でしかありませんが 火山に興味を持ち送ればせながら 勉強しています。地学などをもっと若いうちに習得できればこの掲示板にも もっと早く参加させていただけたと思います。先生やこの掲示板のおかげで 火山学会への入会を決心致しました。今後とも いや一生浅間山を観ていきますので よろしくお願いいたします。

4762. 2006年01月24日 21時29分43秒 投稿:早川
あ、火映が見える。
12月31日以来だ。

4763. 2006年01月24日 22時20分44秒 投稿:とっと
先ほどから各カメラ画像を凝視していますが、利根砂防西と北軽ネット(kb)で確実に赤く見えます。他の火映カメラでも時折、非常に弱く写っているようです。

4764. 2006年01月25日 00時56分24秒 投稿:TAMAKUN
昨夜21時33分頃にも画伯のカメラに 一瞬火映が映っていましたが、月明かりが反射しているのかと思っていました。

4765. 2006年01月25日 01時15分19秒 投稿:ハイジファン
浅間園下でねばりましたが肉眼では見えませんでした。
寒いです。-8.5度です

4766. 2006年01月25日 12時04分19秒 - 管理者削除 -

4767. 2006年01月25日 12時05分49秒 - 管理者削除 -

4768. 2006年01月25日 12時09分51秒 - 管理者削除 -

4769. 2006年01月25日 12時13分59秒 - 管理者削除 -

4770. 2006年01月25日 13時57分08秒 投稿:早川
やけにモクモクしてきたなあ。

4771. 2006年01月25日 17時49分05秒 投稿:早川
 [http://vulcania.jp/school/snow/index.html]
火山じゃないけど、
雪の結晶成長アニメーション↑
中学2年の天気の勉強で使ってください。

4772. 2006年01月25日 18時38分42秒 投稿:早川
きょうも火映が見えている。

4773. 2006年01月25日 18時40分30秒 - 管理者削除 -

4774. 2006年01月25日 22時10分11秒 - 投稿者削除 -

4775. 2006年01月26日 06時54分37秒 投稿:早川
視野の狭い人だなあ。

「大学の地学研究室の方が」とか「大学で地学を教える貴殿が」という表現には、
我田引水の発想が露呈しています。高校地学の最適取扱いにかかわる個人意見は、
自分の職業の利害から離れて固めるべきです。自分の職業利害を反映した意見は、
その分だけ割り引いて社会から評価されると知るべきです。

#4742. 2006年01月20日 09時07分37秒 投稿:早川
> 高校について言えば、もはや地学という教科に私は期待しない。やらなくてよい。
> そのかわり一年に一回、防災の日だけは、大水や地震や噴火などの防災を学校で
> 取り上げてほしい。

#4755. 2006年01月23日 08時37分01秒 投稿:早川
> 「やってはいけない」と禁止したのではありません。
> 「やらなくてはいけない」ことが自明ではないと指摘しました。

#4756. 2006年01月23日 17時27分33秒 投稿:早川
> 高校で地学授業をやらなくてよい、と読むと確かにキツイ発言ですね。
> 高校生は地学をやらなくてよい、と読んでください。
>
> 高校生は、無理して地学をやらなくてよい。
> 好きなら、やりなさい。

#4742では、しっかり「地学という教科」と書きましたが、#4756では、うっかり
「地学授業」「地学」と書いてしまいました。これらも「地学という教科」と読
んでください。

その意味は、選択必修になっていて高校生の35%程度がやることになっている理
科総合Bという教科の中で地学分野を学習することには期待している、というこ
とです。

高校地学の専門教員なら、私が#4753に掲げたセンター試験問題についてコメン
トしてください。この問題には論評せず、つまり教科内容には触れず、大学入試
の制度にだけ不平を述べるのは、やっぱり利己的な保身発言だと思います。ある
いは、単なるわがまま。

#4747. 2006年01月22日 20時03分36秒 投稿:TAU@前橋
> また、地学を高校教育から排除した最大の原因は大学入試です。

#4753に掲げた問題は百害あって一利なし。こんな問題を受験生に解かせるくら
いなら、センター試験に地学(分野)がないほうがましだ。

4776. 2006年01月26日 08時00分24秒 投稿:Pochi
しまじろうからのお願いだよ。

#3685. 2005年01月05日 08時55分27秒 投稿:早川

>挑発的な物言いは避け、穏やかに意見交換してください。

4777. 2006年01月26日 09時24分20秒 投稿:早川
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/1999/HI9903/index.html]
ハワイ島火山見学旅行(案)

・2007年1月1日昼、ヒロ空港集合
・2007年1月5日朝、ヒロ空港解散
・定員は、案内者(早川)と助手を含めて12名
・ボルケーノのB&Bに4泊

↑のリンクは、1999年3月に実施したときの記録です。

この時期、日本からヒロまでの往復にかかる費用は11万円くらいです。
(この部分は、参加者各自で手配していただきます)
ハワイ島での滞在費用は、宿泊費+食費+レンタカー代で、1泊あたり1万2000円く
らいです。つまり5万円くらいを参加費として申し受けます。したがって、日本
からの参加者が負担する全費用は16万円くらいになるでしょう。

この旅行に関心のある方は、
・お住まいの都道府県
・氏名
・職業
・年齢
・性別
を書いて、私宛にメールください。tone(削除)@maechan.net
参加希望者の都合を聞いて、詳細を決めていきます。

参加希望者多数の場合は、小中高校で火山を教える機会をもつ教員を優先します。

日本/ハワイの航空券が高くてもかまわないなら、8月に実施することもできます。
航空券が安くて私の本務に時間があるのは、9月ですが、これは参加者のみなさん
の都合がつかないでしょう。

4778. 2006年01月26日 17時04分17秒 投稿:早川
 [http://www9.wind.ne.jp/oukuwa/]
#4758

応桑小学校のページに、10月の浅間山学習報告を発見。
神社の流れ山と流れ山断面の写真がある。
花豆の煮方も書いてある。

来年度も行きますから、よろしく。

4779. 2006年01月27日 13時08分01秒 投稿:早川
 [http://vulcania.jp/school/event/0701hawaii/]
↑ハワイ島火山見学旅行の実施計画を練るページ

4780. 2006年01月28日 00時25分02秒 投稿:ふぐじょ
こんにちは、ふぐじょです。

早川先生がハワイ島火山見学旅行を企画なさっているのを知り、
早速参加希望者として名乗りを挙げさせていただきました。

ここで正直に白状いたしますが、私が持っているハワイ島の火山
の知識と言えば、自分が興味ある/理解できる事柄を断片的に繋
ぎあわせた物のみです。
まずは、「何がわからないのかわからない」という状態なので、
これから勉強して行かねばなりません。
先生、参加希望の皆さま、どうぞ宜しくお願いいたします。

ところで、こういう文脈の後で突然個人的な希望を述べさせてい
ただくのも何なのですが……マウナケアのモレーンを実際に見て
みたいものです。可能であれば。

4781. 2006年01月28日 06時56分46秒 投稿:早川
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/hawaii/index.html]
> マウナケアのモレーンを実際に見てみたいものです。可能であれば。

方法は、いくつかあります。
1)この旅行の正式プログラムとする。後半2泊はヒロのホテルに泊まる。参加費
用がおよそ2万円アップし、グリーンサンドビーチをカット。
2)この旅行の前後の時間を使って、個人でツアー会社に申し込む。
3)ヒロに着陸する直前あるいは離陸直後に飛行機の窓からマウナケアを見て満
足する。運がよいと、こういうすばらしい景色を見ることができます。

4782. 2006年01月28日 07時55分12秒 投稿:早川
 [http://www.jma.go.jp/jp/volcano/306-20060127160000-42.html]
> 火山観測情報 第4号
> 平成18年1月27日16時00分 気象庁地震火山部
> 火山名 浅間山

> 山麓の高感度カメラで火映は観測されませんでした。

発見者通報してほしいのだろうか、気象庁?
だって、毎日見に来ていらっしゃるじゃない。

気象庁がいま採用している情報発表基準は、はたして火山監視機関として適当な
選択だろうか。火山情報の発表は気象業務法の外であり、単なるサービスならい
まのままでよいだろう。

私のレベルは、火映復活を受けて、24日にレベル1からレベル2に引き上げました。
レベル1は、火映が最後に見えた日(*)から2週間後に設定して、8週間継続しました。
http://maechan.net/hayakawa/asama/patrol/image.html
*11月12日。単発的に見えた12月31日の☆は無視した。

4783. 2006年01月28日 19時47分14秒 投稿:真黒熊象
 [http://www.asahi-net.or.jp/~nq5c-tnk/kitakaruizawa/index-m-k.htm]
ごぶさたしております。

現在、北軽井沢ネット様の火映カメラに火映が明瞭にとらえられていますね(上記リンク)。

4784. 2006年01月28日 20時47分22秒 投稿:真黒熊象
 [http://bousai.maechan.net/volcano/asama/kitakaru_kb/photo/kb/20060124/0601250530raw.jpg]
まえちゃんねっと浅間山画像アーカイブページで1月24日夜〜25日未明に明瞭に確認できた画像です。

4785. 2006年01月28日 21時45分34秒 投稿:早川
また見えてきたな。
火映が10週間ぶりに復活した原因はなんだろうか。

ただし火映の明るさは、まだまだだ。☆

4786. 2006年01月29日 00時59分11秒 投稿:うちぼり
 [http://album.nikon-image.com/nk/NK_AlbumPage.asp?key=490571&un=87757]
どんな感じか確認にいってきました。
中軽井沢 −10度 浅間園 −12度 有料道路浅間園入り口まで道路は乾いています。
ニコンD70で撮影。カメラのモニターでも確認できるぐらいの 火映が写っていました。
もちろん データはいじっていなく、素のままので確認できます。

アルバムにとりあえず2枚ほどアップしておきます。
残りは 明日にでも入れときます。 ねむい

4787. 2006年01月29日 10時03分56秒 投稿:真黒熊象
 [http://www.hinet.bosai.go.jp/waveImages/0101/png/2006/01/28/N.TUMH.U.2006012819.png]
Hi-net嬬恋の連続波形の1月28日19時33分〜34分に、浅間山の火山性微動と思われる波形
が記録されています(上記URL)。これほど明瞭なものは2005年9月1日以来です。

4788. 2006年01月29日 10時07分00秒 投稿:早川
 [http://esprix.net/~netfish/nagaya/nagaya.cgi?room=009]
ネットの匿名文化

その掲示板で採用している仕様では書き込みたくないので、ここで書きます。そ
の仕様は、Pochiさんの主張と逆センスだと感じます。主張と逆センスの仕様を
Pochiさんが採用している理由がわかりません。

ネットにおける匿名について、その後、私は軟化しています。
たとえば、毎年の授業のために掲示しているページの記載が以前より(少しだけ)
ゆるくなっています。
http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/edu/com/04bbs.html

いまは期間が過ぎたから削除していますが、演習問題として、学生に匿名につい
てレポートさせています。毎年の学生の意見を振り返ると、匿名容認が増えてきているよ
うに感じます。そのうちきちんと数量的に検証します。

学生レポートの一部は公開掲示板に書かせています。
http://maechan.net/gunma-u/incomm/
の3000番付近の、冒頭に4-2と書いてある発言群。

黒木>
>少なくとも私が知る限りにおいて、拝聴するに値する発言をする人たちが「匿名」であ
>ることは滅多にありません。それに対して、もちろん例外はあるにせよ、「匿名」の発
>言者は無責任な態度でくだらないことを平気で言うことが極めて多いのです。

黒木さんの第一文は、いまや成り立ちません。
拝聴に値する匿名発言は、少なくない数であります。
たとえば私が現在投稿中の論文に付録として印刷しようとしている発言など
http://maechan.net/hayakawa/asama/bbs/

その論文を書くとき、Wikipediaの次の記述に遭遇して考えるところがありまし
た。

> Western-style forum software places a heavy amount of emphasis on identity, with user registration, custom titles and avatars being standard features. This makes the tone of discussion very different from the more anonymous 2channel style boards; the burdens of status and persona encourage, alternately, highly formal discourse and close personal relationships. The behavior of moderators shapes overall tendencies towards one direction or the other.
http://en.wikipedia.org/wiki/Internet_forum

4789. 2006年01月29日 10時16分53秒 投稿:早川
> これほど明瞭なものは2005年9月1日以来です。

2004年9月1日以来ではなく、よくみたら、2005年9月1日以来なのですね。
気象庁発表によると、浅間山の火山性微動は今月も毎週起こっています。1月17
日は11回だったという。
2005年9月1日の微動はこれらの微動とどう違ったのですか?


4790. 2006年01月29日 10時39分37秒 投稿:真黒熊象
 [http://www004.upp.so-net.ne.jp/shioi/Hi-net_Tsumagoi.htm]
#4789. 早川 様

気象庁の地震計設置場所と違い、Hi-net嬬恋観測点は浅間山火口から離れた場所
にあるので、とらえられる微動の発生場所も異なっている可能性があると思います。
それと、気象庁の防災気象情報の火山情報発表では微動の継続時間や振幅は通常
記載されていないので発生数以外の比較ができないところが苦しいですね。

気象庁の火山情報による火山性地震発生数の推移と、私がHi-net嬬恋の連続波形
から読みとっている浅間山の火山性地震と思われる波形の発生数の推移(上記URL)
の傾向が異なっているのも同様の理由からだと思っています。

4791. 2006年01月29日 10時49分44秒 投稿:早川
気象庁観測点とHi-net嬬恋観測点の違いはわかりました。

Hi-net嬬恋観測点で記録された数々の振動とくらべて、きのうのと昨年9月1日の共通点を教えてください。

ほとんどが地震のなかに、きのうや昨年9月1日にだけ微動がまじっているということですか?

4792. 2006年01月29日 11時15分27秒 投稿:真黒熊象
 [http://www004.upp.so-net.ne.jp/shioi/Hi-net_Tsumagoi_Hakei.xls]
#4791. 早川 様

Hi-net嬬恋の連続波形だけを見ている限り、通常の火山性地震と微動との区別は
困難です。昨日の波形は、ほぼ一定の振幅で1分以上も継続していることから、通常
の火山性地震(このタイプも判定は困難です)ではなく、微動と判断しました。昨年8月
末〜9月上旬の活発化時期には火山性地震と思われる波形は約2倍の数が記録され、
微動と思われる波形についても同様の振幅(グラフ上で1000nm/s前後)の波形が多数
記録されましたが、それぞれの継続時間は20秒前後と今回ほど長くありませんでした。

上記URLは、エクセルで入力したHi-net嬬恋の連続波形から読み取った波形の記録
で、「波形記録」のワークシートの備考欄に「微動」などのコメントを記載しています。

P.S.昨日のデータ入力しました(11:56)。

4793. 2006年01月30日 00時35分36秒 投稿:真黒熊象
 [http://www.hinet.bosai.go.jp/waveImages/0101/png/2006/01/29/N.TUMH.U.2006012914.png]
その後、Hi-net嬬恋観測点の連続波形には1月29日2時43分に短波長の構造性
地震と思われるやや振幅の大きい波形が、また同日14時10分〜11分には28日
19時33分〜34分の波形より2倍以上振幅の大きい火山性微動と思われる波形が
記録されています(上記URL)。今回は振幅が大きかったためHi-net御代田観測
点の連続波形にもとらえられています。

今後さらに微動の発生頻度が高まるような場合や、振幅が増大する場合、浅間山
のマグマ活動(現時点では噴火には直結はしないと思われますが)が活発化する
可能性もありうるのではないかと考えています。

4794. 2006年01月30日 22時06分15秒 投稿:早川
 [http://kazeno.info/asama/]
あす1月31日0730-0745の間の5分間、NHKテレビで浅間山ミュージアムが紹介されます。ただし首都圏のみ。

4795. 2006年01月31日 05時00分22秒 投稿:真黒熊象
 [http://www004.upp.so-net.ne.jp/shioi/Hi-net_Tsumagoi.htm]
Hi-net嬬恋観測点の連続波形にから私が検出した浅間山起源の火山性地震と思わ
れる波形は、1月30日には38回と検出を開始した2004年10月18日以降としては過去
最大の記録となりました。確実に火山性微動と思われる波形も29日には2回、30日
には3回と増加傾向です。特に、30日7時57分の波形は102秒という顕著なものでした。
これは、2004年10月18日以降としては2004年10月28日4時22分の120秒に次ぐ継続
時間です。

4796. 2006年01月31日 08時08分25秒 投稿:早川
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/asama/index.html]
火映がふたたび見え始めたからといって、必ず爆発するわけではありません。2002年9月にも火映は見えましたが、爆発しませんでした。

爆発するかしないかを、火映観察結果から決めることはできません。火映観察からいえることは、爆発するチャンスが拡大したまでです。それも定性的理解に留まります。確率増加を定量的にいうだけの経験の蓄積は、まだ不十分です。

いますべきことは、火映の観察を継続し、地震・地殻変動・ガスなどの他データと比較検討することです。


4797. 2006年02月02日 19時04分10秒 投稿:早川
今晩も火映が見えてきた。
まだ弱い。☆

4798. 2006年02月03日 13時26分51秒 投稿:早川
 [http://www.asahi.com/national/update/0203/TKY200602030130.html]
#4698続報

アサヒコム
> 一家4人死亡の現場、避難勧告解除 秋田県泥湯温泉
> 2006年02月03日11時55分
>
>  秋田県湯沢市の泥湯温泉で、東京から宿泊に来ていた一家4人が硫化水素ガスを吸って死亡した事故で、同市は3日午前10時、事故翌々日の昨年12月31日から周辺の4世帯17人に出していた避難勧告を解除した。近くのホテルなどに避難していた住民らは約1カ月ぶりにわが家に戻った。旅館業を営んだり、従事したりする住民もいるが、営業再開については、調査検討委員会でさらに検討する。
>
>  専門家らの委員会が求めていた、立ち入り禁止区域を示す大型警告看板の設置などが2日に完了。ガス濃度がやや高めの地帯にはバリケードを設け、住民にはガスマスクが配られた。
>

4799. 2006年02月03日 13時48分27秒 投稿:早川
 [http://vulcania.jp/school/event/0701hawaii/]
↑ハワイ島火山見学旅行の実施計画を練るページ

外枠がほぼ固まりました。
参加希望もいくつか承っています。
リストを用意して、来週からでも相談を本格的に始めようと思います。
関心のある方は、お急ぎ連絡ください。

連絡いただいてもかならず参加できるわけではありません。
連絡することによって自動的に何かの義務を負うことはありません。
ただし、連絡しないと参加できません。




4800. 2006年02月04日 18時23分27秒 投稿:早川
 [http://gskay.exblog.jp/]
適法に作られた違法マンションを買ったgskayさんによる小嶋社長評。

「一杯飲みにいくならOK。温泉一泊はNG。上司としては避けたい。近所のおじさ
んでも引くかも。だって、こっちの言うこと、聞いてくれなそうだし……。でも、
商売は別」

この冷静さと的確さは、特筆すべきだ。

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