火山情報掲示板2(過去ファイル)
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1001. 2004年11月16日 16時54分10秒 投稿:ヨッシー

#1#3127. 2004年11月16日 16時13分00秒 投稿:ヨッシー

> 火山観測情報 第148号

> 振は観測されていません。本日15時23分に、ごく小規模な噴火がありま
> した。灰白色の噴煙が火口縁上300メートルまで上がり、東に流れていま
> した。この噴火に伴う空振は観測されていません。

試験中カメラの本日15:23の噴火時ムービーをアップしました → WMV・812KByte




1002. 2004年11月16日 18時07分19秒 投稿:田中@北軽ネット
【20041114_2059 火山礫写真】
噴火後雨が降る前に採取した火山礫写真です。

写真クリックで拡大します

重さは左から22.0g 27.8g 29.3g(化学天秤使用)スケールの数字はcm

採取年月日;20041114_2340頃
採取地点;国道146号 峰の茶屋〜県境間(推定降灰軸直下)
採取者;北軽井沢の友人

所見;最大斑晶は4.5mm 9/1のものは周囲に火山灰が付着していましたが、今回のものはまったくありません。臭気も感じません。

感想;一見して、これが車のフロントガラスに降ってきたら、確かに割れると思いました。
私は噴火30分前にここを通過していました。ちょっとびっくり。
ヘルメットなしの頭部を直撃したら、大怪我でしょう。
この日、国道が通行止めにならなかったのが不思議です。

1003. 2004年11月16日 19時03分15秒 投稿:田中@北軽ネット
【15:23 噴火動画】
これが「噴火」?っていうくらいのシケた映像です。しかも逆光です。ご了承の上ご覧ください。
一応こちらです

1004. 2004年11月16日 20時27分43秒 投稿:ヨッシー
 [http://bousai.maechan.net/volcano/asama/archive/asama20041114/]

#970. 2004年11月15日 15時26分01秒 投稿:早川 さん

> どなたか、火口から赤点までの距離を測ってください。

NTT東日本提供の浅間山ライブカメラアーカイブ画像と、カシミール3Dを用いて、
火口から赤点までの最大距離を推定してみました → ここ


1005. 2004年11月16日 20時39分15秒 投稿:かも@千ヶ滝
 [http://www.kanagawa-np.co.jp/news/nw041116.htm#kanagawa03]
「十四日夜に中規模噴火した浅間山の直前の様子を、秦野市の災害ボランティア組織・かながわ自主防災航空(山口好一隊長)のヘリコプターが十三日午後、上空から撮影に成功した。」

1006. 2004年11月16日 20時40分33秒 投稿:田中@北軽ネット
>1004 ヨッシー様

すばらしい手法・成果です。驚きました。
たった1枚の写真から、火山弾の着弾点を正確に割り出しています。その手法と斬新さに敬服しました。映像分析の勝利と言えるでしょう。
今後の火山映像研究の一分野を開拓した、画期的な手法です。

1007. 2004年11月16日 20時48分56秒 投稿:TAX
なんか、すごい火映ですね。ライブカメラに鮮やかに写るなんて。燃えているように見えます。噴気の成分が変わったのでしょうか。

1008. 2004年11月16日 20時55分17秒 - 管理者削除 -

1009. 2004年11月16日 20時59分17秒 投稿:早川
 [http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagano/news/20041116ddlk20040126000c.html]
毎日新聞長野11月16日
> 浅間山噴火 火口4キロ地点に噴石−−4度目の中規模噴火 /長野
>  ◇宇都宮などでも降灰観測

なんとかならんかね、この見出し。
4キロ地点に噴石なら大騒ぎ、のはずだ。
「噴石」「小さな噴石」などといったその場限りのいいかげんな用語法を続けて
いる気象庁が悪い。

>
>  14日夜に、4度目の中規模噴火した浅間山は15日、午後6時までに火山
性地震が67回、微動1回と、14日の火山性地震280回、微動5回にくらべ
ると、やや落ち着いた状態に戻った。
>
>  気象庁軽井沢測候所の観測によると、今回の噴火規模は9月1日の最初の中
噴火に次ぐ規模で、噴石は火口から2〜2・5キロの広範囲に飛散し、南西山腹
で焼けた噴石による山火事が発生した。また風下に当たる4キロ東の峰の茶屋
(軽井沢町長倉)付近で、直径数センチの噴石が確認された。気象レーダーが観
測した噴煙の高さも火口上3500〜5500メートルに達し、前橋市や宇都宮
市でも降灰が観測された。

いったん「2〜2・5キロ」と限定しておきながら、次の文で平然と「4キロ」と
書いた毎日新聞も愚かだ。


>
>  軽井沢町から群馬県嬬恋村に通じる鬼押ハイウェーは、料金所をはさんで約
1キロ間が路上一面に噴石が降り、砂利道状態になった。道路管理事務所から作
業車が出動し、15日午前7時過ぎまで清掃作業した。夜間で通行車両が少なかっ
たため大きな被害を受けた車などはなかったという。【藤澤正和】

ふむ。小さな被害を受けた車は、あったのね。
被害噴火だ。

1010. 2004年11月16日 21時06分05秒 投稿:早川
 [http://bousai.maechan.net/volcano/bbs/]
浅間山の現在の情報と解釈の交換は、掲示板1に移ってください。

1011. 2004年11月16日 22時31分38秒 投稿:早川
代理投稿


中噴火直後の浅間山
日時 11/14(日)21:07頃撮影
場所 御代田町塩野(火口から8キロ強の地点)


初冠雪の浅間山
日時 11/13(土)07:30撮影
場所 御代田町塩野(火口から8キロ強の地点)


1012. 2004年11月17日 00時14分16秒 投稿:Chao
赤点の話題も移動した方がいいのですか?(であればすみません)

#985 赤点のb群(byかも@千ヶ滝さん)は南面森林限界のあたりで高山性矮低木群落の火災ですね。
問題はさらに下で燃えているa群ですが、これはヨッシーさんの分析でも標高1800mで燃えていて(見えにくいですが)、2kmの円を出ているようです。しかし2.75kmは行き過ぎかな。
ともかく、写真を見るとa群は森林限界よりかなり下の、針葉樹林のさらに南で燃えているように見えます。
よく考えるとb群が着弾物で燃えているのは木が低木だからで、針葉樹林帯は燃えていません。a群は針葉樹林と広葉樹林の間の草が生えてるところか、広葉樹にさしかかっているか。。。
現地が見たいですね。

1013. 2004年11月17日 05時25分32秒 投稿:早川
14日2059爆発による鬼押しハイウエイ通行車両の被害について、メールで報告を受けました。以下に転載します。

-----------------------
14日の噴火の晩
私の知り合いの車が峰の茶屋の先の料金所付近で被害に遭いました。

私も実際に被害にあった車を見ましたが、フロントガラスは傷つき、ボンネットは2箇所・屋根は1箇所
凹んでおりました。他にも礫が当たった部分の塗装が何十箇所もはげており、大まかな修理金額は30万円くらいだそうで、現在修理に入りました。

噴火当夜は峰の茶屋から料金所に向かっている最中、礫のシャワーが降り料金所の屋根の下で10分程礫宿りを
した後、自宅に帰ったそうです。
他にももう一台車が居て、フロントガラスが割れていたそうです。
その方は電話で噴火写真を撮りに来ていて被害に遭われたそうです。

1014. 2004年11月17日 06時16分21秒 投稿:早川
報告します。

昨日正午ころ、長野原町営火山博物館の敷地内を通過しました。営業していました。ちょうど大型バスで観光客が着いたところでした。長野原町営火山博物館は、火口から3.8キロのところにあります。

なお、西武の鬼押出し園も営業していました。



1015. 2004年11月17日 06時37分08秒 投稿:早川

11月16日1624 峰の茶屋南東1.2キロより


11月16日1648 上発地より

1016. 2004年11月17日 06時55分43秒 投稿:早川

三十三回忌供養として鎌原観音堂前に建てられた記念碑。
四面を隈なく使って流死者477人全員の戒名を刻んでいる。


延命寺門柱は、吾妻川を40キロ下流まで流されたが、欠けた右上のかけらは
村内に留まった。村人はそれを倒立させて、裏側を道しるべとして再利用した。
右 すかを、左 ぬま田。

1017. 2004年11月17日 11時00分00秒 投稿:ヨッシー
 [http://bousai.maechan.net/volcano/asama/archive/asama20041114/]

#1012. 2004年11月17日 00時14分16秒 投稿:Chao さん

> 問題はさらに下で燃えているa群ですが、これはヨッシーさんの分析でも標高1800mで燃えていて(見えにくいですが)、2kmの円を出ているようです。

2004/11/17 10:00:#985 かも@千ヶ滝さんのa群を 加筆 しました=標高1900m付近です。


1018. 2004年11月17日 22時53分11秒 投稿:真黒熊象
 [http://210.131.8.12/~shinano/live/shinano2/index.html]
11月14日のブルカノ式爆発後、信濃川河川事務所の小諸市役所「浅間山現地
映像ライブ中継」で15日1時36分にとらえた浅間山から放出された赤熱火山弾
の落下後と思われる画像を今日17日昼頃の同ライブ中継の画像に重ねてみまし
た。



山影が見えない状態だったので、かなり麓の方に落下したように感じていましたが、
剣ヶ峰山頂からすぐ下の南西側斜面でした。ためしに、火口からの距離を求めてみ
たところ、約2.4km地点でした。



※画像をクリックすると大きくなります。

それにしても、爆発から4時間37分もたっているのに単独でこのような火山弾が
放出されうるものなのでしょうか?

1019. 2004年11月18日 07時07分06秒 投稿:早川
 [http://www.edu.gunma-u.ac.jp/~hayakawa/news/2000/asama/index.html]
11月14日2059爆発の噴出量を15万トンと速報しました(↑)が、どうやら過大見積りだったようです。

浅間山と前橋の中間の倉渕村で採取した試料を秤量しました。前橋とほとんど同じ重さ/面積でした。

前橋より遠い地点で採取した試料を秤量して最終決定しますが、おそらく速報の1/2〜1/3になると思われます。

参考:
9月1日 18万トン
9月16日 5万トン
9月23日 5万トン
9月29日 2万トン
10月10日 2万トン

11月14日爆発は、9月1日爆発よりも、9月23日爆発(山形降灰)に似ていたと思います。

1020. 2004年11月18日 20時03分38秒 投稿:なべ
 [http://science.shinshu-u.ac.jp/~geol/Miyake/04asama.html]
>信州大学04年浅間火山噴火調査グループ

中規模噴火は満潮位の高い日(大潮)だというグラフがあります。

1021. 2004年11月18日 20時14分33秒 投稿:早川
 [http://mytown.asahi.com/gunma/news01.asp?kiji=4013]
朝日新聞群馬 11月18日
「9月の浅間山噴火 火口カメラ3台破壊」

あってはならない新聞記事だ。

1022. 2004年11月18日 21時32分58秒 投稿:Hal.T
1021>
あってはならない行動だが、あってはならない新聞記事だとは思えない。

1023. 2004年11月18日 21時40分59秒 投稿:早川
 [http://mytown.asahi.com/gunma/news01.asp?kiji=4013]
いや、あってはならない新聞記事だ。
行ってもいい。しかし喧伝してはならない。

なお、それだけでなく、記事全体のトーンもおかしい。

> 噴火予測や、噴火後の避難態勢を決めようと、約3億円をかけて、シェルターとカメラを設置した。

とあるが、避難の必要がまったくないという爆発ですぐに壊れるような施設に3億円も投入してよいものか。火口カメラがあるのを私は前から知っていた。しかし避難態勢を決めるために設置したとは思っていなかった。

1024. 2004年11月18日 23時38分15秒 投稿:Hal.T
記者が事実と認定し書いた記事について、喧伝してはならないと言うならば、報道の自由とはいったい何なのだ?

事実認定の齟齬や設備の妥当性問題とは別の話だ。間違いを含めて自由に表現することが報道の自由であり、我々の自由の基本だろう。

1025. 2004年11月18日 23時42分56秒 投稿:早川
 [http://mytown.asahi.com/gunma/news01.asp?kiji=4013]
報道の自由の前に、優先させるべきものがある。
害毒を流す自由は、許されない。
害毒を流す行為は、社会悪だ。

記者が喧伝したと書いたのではない。
流れたばかりの火砕流堆積物の上で調査したビデオテープを何の警告もつ
けずにマスメディアに渡した行為と、これは同じだ。その行為は、あの惨事の遠
因のひとつになった。

斜字と取り消し腺は、19日06時に加筆。

1026. 2004年11月19日 00時25分07秒 投稿:Hal.T
掲示板どころか、大著をもってしても語りつくせないものがある。
これについては見解の相違があることだけを記載しておこう。





1027. 2004年11月19日 00時29分56秒 投稿:Hal.T
この記事を読んで別の切り口:
毎年およそ5000万円も支出するのなら、もっとよい使い道はあると思う。
群馬県独自の火山や防災専門の研究所とか、そこまで行かなくても、既存の研究者に研究費を出してしっかりレポートをもらうなどすることもできる。

1028. 2004年11月19日 00時39分43秒 投稿:Pochi
>害毒を流す自由は、許されない。

憲法と刑法を混同しているものと思われる。

1029. 2004年11月19日 08時36分02秒 投稿:早川
 [http://mytown.asahi.com/gunma/news01.asp?kiji=4013]
#1026. 2004年11月19日 00時25分07秒 投稿:Hal.T
> 掲示板どころか、大著をもってしても語りつくせないものがある。
> これについては見解の相違があることだけを記載しておこう。

そんなこと言わないで、もう少しここで話しましょうよ。

わたしは報道人のモラルを論じたのではありません。
(報道人から取材を受ける)専門家のモラルを論じました。


1030. 2004年11月19日 08時47分41秒 投稿:なべ
測候所がカメラ設置の目的に「防災のために」と加えたのは予算獲得の方便。今回の被災点検を公開したのも、たぶん修理予算獲得のため。

行政情報を垂れ流す報道の是非はともあれ、朝日新聞は呼ばれたから記事にしただけ。んにゃ、「カメラが壊れたままだ、報道すると誰かが金を出すかなあ?」くらいは考えたかも。

地震も火山も、自ら意識を持って取材するジャーナリズムを私は望ましいと思っていますが、あまり見かけない。

1031. 2004年11月19日 08時52分06秒 - 管理者削除 -

1032. 2004年11月19日 09時06分06秒 - 管理者削除 -

1033. 2004年11月19日 09時16分17秒 - 管理者削除 -

1034. 2004年11月19日 09時48分18秒 - 管理者削除 -

1035. 2004年11月19日 09時52分42秒 - 管理者削除 -

1036. 2004年11月19日 11時53分22秒 投稿:なべ
 [http://mytown.asahi.com/niigata/news01.asp?kiji=6733]
「火山と関係ないなあ」と、しかも私の考えが暴論かもと思いつつ。

>中越地震で被災した受験生が困っている。避難所の多くは消灯時刻が午後9〜10時。追い込み時期なのに勉強する場所がない。多くの大学が授業料の減免などを決めているが、自宅の補修費などがかさめば、学費が残るだろうかと心配しながら机に向かう高校生もいる。県教委のまとめでは、自宅以外に避難している児童・生徒は今週初めの段階で、約2800人、うち高校生は640人にのぼる。

この非常時に、目前の災害から目をそらしての受験勉強はそんなに重要だろうか。小規模の様々な事件事故で受験を断念する人は、毎年大勢いるだろうに。

>県教委は避難所になっている七つの高校に、要望があれば夜や休日に勉強場所として教室を提供するよう求めている。
>小中学校についても同じ対応を考えているが、難しいのが監督・指導する教員の確保だ。県教委義務教育課は臨時教員を配置することなどを考えている。

受験勉強は、学校教育の対象だろうか?ともあれ、災害復興の主役は市町村、で県立高校の対応はやりにくさがあります。

ともあれ、この記事が学校に対する「圧力」になったことは確かです。朝日新聞新潟支局は、受験勉強を肯定し、学校が受験勉強の場を保証せよと主張しているらしい。

出版物は出版された瞬間からその文章のみが批評の対象となると思います。記事の背景なんて、別問題。

1037. 2004年11月19日 13時34分34秒 投稿:早川
いま浅間山の頂を目指して登山したときに命を落とす確率を計算しました。

加害要因)ブルカノ式爆発による火山弾の飛来と火山礫の降下
条件1)登り4時間、山頂付近滞在1時間、下り2時間の合計7時間、危険地域内に留まる。
条件2)その領域内でブルカノ式爆発に遭遇したとき命を落とす確率50%
条件3)ブルカノ式爆発が起こる確率は、15日に1回

結果)1.0%

100人がこの企てをすれば、1人が死亡する程度のリスクです。


1038. 2004年11月19日 14時56分02秒 投稿:Pochi
 [http://mytown.asahi.com/gunma/news01.asp?kiji=4013]
地方版の記事の通例みたいなもんだけど、この記事単独では何県の話題なのかわからない。浅間火山観測所の地番だけが明記されているので、長野県の記事だろうかと考えるのが普通の理解になると思う。
#1030.なべさんに同意。ヘリ観測は資産にならないが火口カメラは既得の資産。獲得予算は継続されなければならない。

それにしても観測所の職員が火口に登るのは業務命令?
それとも職員の自発的な調査か。いずれも考えにくいなあ。
責任問題発生時のいいわけをどう担保しているんだろ。
興味しんしん。

ああ1.0%かあ、100人が同時に登ればいいんだ(おいおい)。

1039. 2004年11月19日 20時14分07秒 投稿:Hal.T
1038>
ソフトウェアでも法人資産になるよ。当社の業務の大半はたかだか数十ページのレポート、これを大企業は資産計上して処理している。つまり観測はちゃんと報告書やレポート(ある種の価値を持った形態)の形式にすれば資産になる。


1040. 2004年11月19日 20時14分26秒 投稿:とっと
 [http://kakaku.com/prdsearch/detail.asp?PrdKey=00502110728]
PENTAX *ist DSの評判が良いので発売日の今日、買ってしまいました。
早速今夜にでも出撃と思いましたが、なんだか今夜前半は天気がイマイチなので・・・・明日に延期です。
本庄の「カメラのキタムラ」で予約したら84,000円でした。予約価格だったのかなぁ・・・。

1041. 2004年11月20日 21時49分08秒 投稿:kenmama
 [http://www.komoro.or.jp/asama.html]
ちょっと色々調べてましたら、古い浅間山噴火の写真が沢山あるページを見つけました。以前、
#2#469. で紹介して下さった写真から更に2年さかのぼった明治42年5月31日の写真もあります。噴煙が迫力あり、興味深く眺めさせていただきました。(2308訂正)

1042. 2004年11月20日 22時00分38秒 投稿:Andy@軽井沢在住
初めての書き込みです。よろしくお願いいたします。先ほど(20時頃)軽井沢駅付近より離山ごしに閃光を目撃しました。快晴で雷によるものとは思えませんでした。お近くの方いかがですか?

1043. 2004年11月23日 17時54分24秒 投稿:真黒熊象
 [http://www.seisvol.kishou.go.jp/vo/32.php?kansokuten=SKRTARvvi&mode=0&cmd=write]
桜島の情報です。11月10日に爆発を伴う噴火が発生しており、地震活動も活発
化しているという情報を知人から聞き、注目しておりましたが、今日未明2時32
分の気象庁垂水観測点のライブカメラ画像に非常に明るい火映?がとらえられてい
ます。その画像を貼り付けます。

爆発をしているようにも見えますが、気象庁の情報にはまだ掲載されていません。
この後に噴煙量が増え、その状態が今日午後まで継続したように見えました。



●鹿児島県垂水市ライブカメラ
http://www.city.tarumizu.kagoshima.jp/camera19/live_sakurajima.htm
●南日本新聞ウェブカメラ
http://373news.com/sakucap/
●南日本新聞ニュースピックアップ(2004.11.09 07:23)「桜島沈黙 火山性地震は多発、活性化の前兆?」
http://373news.com/2000picup/2004/11/picup_20041109_1.htm

1044. 2004年11月23日 19時01分45秒 投稿:早川
桜島

噴煙の根元が明るくないから、火映ではありません。
火山現象ではないと思う。


1045. 2004年11月23日 19時33分06秒 投稿:真黒熊象
#1044. 早川 様
> 桜島
>
> 噴煙の根元が明るくないから、火映ではありません。
> 火山現象ではないと思う。

コメントありがとうございます。なるほど、噴煙の根元が明るくないですね。
最初は月が偶然重なったのではないかと思いましたが、方向が異なりました。
では、人工物?方向は対岸が姶良町にあたりますが、このような強烈な明かりを
生ずるような施設は見当たりません。漁船の明かり?これもちょっと無理がありそ
うですね。いったい何だったのでしょう。

1046. 2004年11月23日 23時07分10秒 投稿:ちかべ
 [http://www.geocities.jp/yamanochikabe/syumi/syasin/asamapato.html]
 はじめまして、いつも貴重な情報が見られるので大変ありがたく思っております。初心者なので掲示板2に投稿させていただきます。
 今朝、私も浅間山周辺のパトロールに行ってきました。機材が普通のデジカメしかないのでなかなかきれいに撮影できません。画像の貼り方がわからないので先月から作り始めた自分のHP(まだ公開できてません)に写真集を作りました。田中さんをはじめ先輩方のようにうまくできませんでしたが、これからもよろしお願いいたします。

1047. 2004年11月23日 23時19分43秒 投稿:Pochi
>ちかべさん

はじめまして、構図ひとつパクらせてください。
よろしくねー

1048. 2004年11月23日 23時29分36秒 投稿:ちかべ
 [http://www.geocities.jp/yamanochikabe/syumi/syasin/asamapato.html]
Pochiさん、はじめまして。良い構図がありましたか?
嬬恋の地理が良くわからないので機会がありましたら教えてください。
いつもこの掲示板と、天気図と仕事時間とにらめっこして出かける日を決めています。これからもよろしくお願いいたします。

1049. 2004年11月24日 00時34分57秒 投稿:Pochi
 [http://www.geocities.jp/yamanochikabe/syumi/syasin/asama16112304.jpg]
これです、これ。火口から山すそにかけての傾斜が理想的なんです。しかも樹木のシルエットが山なりで構図的にも安定しており、平面的なのに奥行き感があるというところ、ぐっと来ました。火口から長く延びた噴煙の描写にこれほどふさわしい場所にはなかなかお目にかかれなかったのです。

大桑は応桑のことなんですよね?

1050. 2004年11月24日 08時30分13秒 投稿:ちかべ
1049>
Pochi様 気に入っていただいてありがとうございました。
少し明るいと、手前の建物が気になりますが、逆光の場合黒くつぶれつので問題ないと思います。それから「大桑」は「応桑」でした。

1051. 2004年11月25日 06時19分50秒 投稿:早川

25時間前に撮った写真です。ちかべさんの構図をまねたけど、遠く及ばなかった。
田中さんによると、浅間の真上のいびつな台形はカラス座。左の輝星はスピカ。
2004年11月24日5時19分、OLYMPUS E-20、F/2、30秒、ISO-320

1052. 2004年11月25日 12時55分06秒 投稿:ちかべ
1051>
早川様
 星空と火影が良く撮れていると思います。あと10分から20分遅ければもう少し空の青さが増したと思います。
ちょとのタイミングで、夜明け前の写真は露出がどんどん変化しますので私のはたまたま偶然で撮れただけですよ。
11月23日は、前橋の日の出が6時29分で、私が撮影した時間は5時30分から40分にかけてです。その時間帯の写真が一番きれいに撮影できてます。月のない時は日の出前一時間あたりをねらってはいかがでしょうか。参考に5時半と5時40分の違いを並べてみました。ここ

1053. 2004年11月26日 21時37分59秒 投稿:なべ
明日は塩壺へ行きます。明日夕方も明後日朝も予報は晴れ、そして満月。さて初火映観察に成功するかしら?

1054. 2004年11月26日 23時17分02秒 投稿:早川
なべさん、

塩壺温泉で、疲れた体を休めてください。
満月だから火映を肉眼でみるのは、むずかしいでしょう。
日中、もくもくを観察してください。

また、石拾いをぜひお楽しみください。
ハイランドパークの池の南側芝生では、まだ9月1日の小石が拾えます。
11月14日の小石は、峰の茶屋と県境のちょうど中間の国道脇に車を停めて林の中に入れば拾うことができますが、小石より落ち葉がずいぶん大きいので見つけにくいです。



1055. 2004年11月26日 23時30分09秒 - 投稿者削除 -

1056. 2004年11月27日 09時10分44秒 - 投稿者削除 -

1057. 2004年11月27日 09時14分39秒 - 投稿者削除 -

1058. 2004年11月27日 10時18分33秒 投稿:とっと

1、撮影日時 2004年11月21日
2、撮影場所 二度上峠(月没です)
3、撮影機材 PENTAX *ist DS 50mm
4、露出データ F1.7 30秒 ISO 200
5、R値 2
6、火映レベル 肉眼ではかすかに確認。写真では確認できる
7、その他 寒い!!(氷点下3度)
8、撮影者 とっと

早川先生お世話になりましたm(_ _)m。

恐縮ながら先週の写真です。発売翌日のペンタックス*ist Dsで撮りました。この土日は冬型が強まってより一層過酷な状況下での撮影になりますね・・・。
今日、28mmF2.8の広角レンズが届くのですが、現地に行きたいけどキツイかなぁ。
これからは、遠距離からの火映撮影にチャレンジしたいかも(;^_^A



1059. 2004年11月28日 10時31分04秒 投稿:とっと
本日、北西の風が若干強めですが、埼玉本庄(浅間より東南東65km)からは南の空に綺麗に浅間山よりガスが青白く見えます。今日の月出は17時17分、日没後が火映撮影のチャンスかもしれませんね。




1060. 2004年11月28日 23時19分49秒 投稿:ちかべ
掲示板1にデビューできないでまだいます。掲示板1で田中@北軽ネットさんとほぼ同じ時間帯にほぼ同じ場所で撮影していたのかも知れません。(15分の差がR値が同じでも露出不足になってしまった。コンパクトデジカメではこれが限度です。)
今日は、午後3時過ぎ家を出て嬬恋村まで行ってきました。現地到着は17時15分頃で、日没後でまもなく赤い月が出てきました。先ほど帰宅して整理しました。
(往復140kmのドライブです。)
観測時間帯 17時15分〜18時30分  その中の1枚です。


1、撮影日時 平成16年11月28日午後6時2分頃
2、撮影場所  嬬恋村鎌原地内
3、撮影機材  デジカメ=Canon Power Shot45
4、露出データ F2.8  S 15秒  ISO 400
5、R値      0.76
6、火映レベル この写真を写したときだけ肉眼で確認できた(ポッと赤く見える)が、水蒸気だと思いますがもくもくが多く、その後は見えなかった。
7、その他    トリミングしてあります。
8、撮影者    ちかべ

1061. 2004年11月29日 20時58分27秒 投稿:真黒熊象
 [http://www.seisvol.kishou.go.jp/vo/32.php?kansokuten=SKRTARvvi&mode=0&cmd=write]
#1043.
> 桜島の情報です。11月10日に爆発を伴う噴火が発生しており、地震活動も活発
> 化しているという情報を知人から聞き、注目しておりましたが、今日未明2時32
> 分の気象庁垂水観測点のライブカメラ画像に非常に明るい火映?がとらえられてい
> ます。その画像を貼り付けます。
> 爆発をしているようにも見えますが、気象庁の情報にはまだ掲載されていません。
> この後に噴煙量が増え、その状態が今日午後まで継続したように見えました。

こんばんは。今日はお詫びの投稿です。

上記の11月23日未明の桜島の非常に強い光ですが、正体は月でした!

最初、月かなと思っていたのですが、当時の月の位置は北から東廻りに約270度、
地平線から約10度で、垂水の市街地から見ると桜島に重ならないので、月ではない
と判断していたのです…

ところが!気象庁の垂水の監視カメラは桜島の真東、垂水市の北部に設置されている
事を今調べてみて知りました!まさに月でした!!とんでもない勘違いをしていまし
た。

とんだ誤報をしてしまい、申し訳ありません。

ちなみに、垂水市のキララBBSという掲示板にこの光の件を投稿して、小6(ハン
ドルが)の方に指摘していただき、もう一度垂水のカメラの位置をチェックしてみよ
うと思ったのがきっかけでした。感謝。

1062. 2004年11月30日 14時50分17秒 投稿:真黒熊象
 [http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jp/volcano/320-041130093601.03.html]
三宅島で2年ぶりの噴火

(引用開始)
火山観測情報 第668号

平成16年11月30日09時35分 気象庁地震火山部

火山名 三宅島

** 見出し ***************************

三宅島では、本日07時46分ころ小規模な噴火がありました。引き続き噴
煙活動が活発です。

** 本 文 ***************************

1. 最近の火山活動の概況
 三宅島の山頂火口からの火山ガスの放出量は、最近約2年間は、概ね横ば
い傾向となっています。連続的に発生している火山性微動は大きな変化はな
く、山頂直下の火山性地震の活動は継続しています。また、活動開始以来観
測されてきた三宅島の収縮を示す地殻変動は、一時停止していましたが、再
び収縮傾向となっています。
 以上より、三宅島の火山活動は、最近約2年間大きな変化はなく、山頂火
口からの二酸化硫黄の放出量は依然として高い値を保持しており、風下では
引き続き火山ガスに対する警戒が必要です。
 また、雨による泥流にも引き続き注意が必要です。

2.昨日(29日)15時から本日(30日)09時までの火山活動の状況
 遠望観測による噴煙の状況は、昨日16時の観測では、白色の噴煙が火口
上300メートルまで上がり、東に流れていました。本日08時の観測では
白色の噴煙が火口上300メートルまで上がり、東に流れていました。
 本日、07時46分ころ小規模な噴火があり、灰色の噴煙が300メート
ルまで上がり、東に流れました。また、島の東部でこの噴火によるものとお
もわれるごく少量の降灰を確認しました。その他の活動に、特に異常はあり
ません。
 小規模な噴火の発生は、2002年11月24日以来です。
 微動、空振とも、振幅の小さい状態が続いています。

3.雄山上空(約1000メートル)の風の予想(対象期間:今日、明日)
 今日 風向:西のち東  
    風速:毎秒8メートルのち毎秒12メートル
 明日 風向:東のち南東 
    風速:毎秒10メートル前後のち毎秒4メートル

 次の火山観測情報は、11月30日16時30分の予定ですが、火山活動
に異常な変化があった場合は、火山情報で随時お知らせします。
(引用終了)

1063. 2004年11月30日 17時13分42秒 投稿:早川
 [http://www.nhk.or.jp/10min/rika/ja/frame.html]
来週のNHK教育テレビ「10min.ボックス」(高校生向け)は、「火山をみる」です。

12月6日(月)1150-1200 噴出物でみる火山
12月7日(火)1150-1200 空からみる火山
12月8日(水)1150-1200 資源でみる火山
12月9日(木)1150-1200 火山の災害
12月10日(金)1150-1200 火山と防災

浅間山がたくさんとりあげられるそうです。
翌週の同じ時間帯に再放送もあります。

1064. 2004年12月02日 21時39分39秒 投稿:なべ
 [http://science.shinshu-u.ac.jp/~geol/Miyake/04asama.html]
こちらでいいかしら?

信州大学浅間山より
>11/26に更新されたの国土地理院のGPS連続観測による基線変化グラフを見ると,11/22頃に大きな変移が認められます.8月上旬の火山性微動の急増期をマグマの注入と関連付けて考えるなら,11/14以降の火山性微動の増加も同様に考えることもできるので,今後の活動の推移をさらに注意深く観察する必要を感じます.(11/28 18:30)

その後、今日になって急激な変化があるように見えます。

1065. 2004年12月02日 23時12分40秒 投稿:真黒熊象
 [http://www.seisvol.kishou.go.jp/vo/32.php?kansokuten=SKRTARvvi&mode=0&cmd=write]
今夜は、桜島でも火映らしきものが見られます。
今回は本物だと思います。

1066. 2004年12月03日 01時36分23秒 投稿:早川
 [http://www.gsi.go.jp/BOUSAI/ASAMA/GPS/kisen.html]
#1064. 2004年12月02日 21時39分39秒 投稿:なべ

> その後、今日になって急激な変化があるように見えます。

たしかに、変化が顕著ですね。
とくに基線2と基線14。

1067. 2004年12月03日 09時57分14秒 - 管理者削除 -

1068. 2004年12月03日 11時33分46秒 投稿:早川
 [http://www.gsi.go.jp/BOUSAI/ASAMA/GPS/kisen.html]
基線2と基線14の変化(異常)は、本日3日朝までに、元(正常)に戻りました。

1069. 2004年12月03日 17時34分57秒 投稿:羊飼いペーター
火映の画像を見ていると、フニクリフニクラの歌が脳内を駆け巡ります。

「暗い夜空に赤々と燃えるよ燃えるよ
あれは火の山ヴェスビアス 火の山火の山 〜」

登山電車が出来た頃のヴェスビオでも火映が見られていたのでしょうか?

1070. 2004年12月04日 20時31分11秒 投稿:空人
1064. 投稿:なべさん

GPS測位の変動に興味を持ちました。
まだ知識がかなり不足しておりますが、GPSの完全性は航法に使用している航空機でも証明されていないため単独航法では使用されません。
2000年5月にアメリカでGPSに意図的なスクランブルをかけて民間利用のための精度を落とす操作は終了した模様ですが、いまだ衛星の幾何学的配置や計画停波、または軍事上の理由による意図的な精度低下など不安定要素があるそうです。

精密な航法に用いるときは
RAIM [ Receiver Autonomous Integrity Monitoring ]予測、なるものを実施して使用時間帯の完全性を確認しているそうですが、私はまだそのようなGPSの使用をしたことがないので、方法は不明です。

国土地理院の連続観察では「連続」であるがゆえ、これらをどのように修正しているのか?

1071. 2004年12月05日 16時37分02秒 投稿:Pochi
↑ははーっ、そうですね。ありがとうございました。
自分の発言だけ訂正します。(17:47追記)


#1#3351. 2004年12月03日 17時00分18秒 投稿:Pochi
の続きはこちらに移動します。
 
>火山学者はInfrasonic Wave と空振を同義に扱っているようですが、低周波マイク
>ロフォンで観測する人はいいけど、一般人の語感で空振といえば超低周波音ではなく、
>建屋とか人体を振動させる音圧のことだよなあ。ま、いいか。(12/04 0856補記)超
>低周波音が振動を起こすことは理解したうえでの発言です。しかし衝撃波を超低周波
>音で代表するのはおかしい。

ここは微妙な発言で、突っ込まれても仕方がないとは思っていたんですが、自分で訂正します。音圧は超低周波音も含むので適切ではありませんでした。Infrasonic Wave で空振が記録されていることは事実。ただし圧力波(衝撃波)を破壊現象として見ると、超低周波と空振を等号で結ぶべきではない。わたしには証明できませんが等号の反証もできないと思います。だから気象庁は賢明にも、観測周波数で得られた音圧 sound pressure と体感空振を相関で関連づけています。

>体感空振との関係では、おおむね10Pa を超えると身体に感じられ(小)、30Pa 程度
>以上であれば誰もが感じられ(中)、数百Pa になると窓ガラスが破損する(大)こ
>とがあります。
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/tokyo/04m10/300_04m10memo.pdf

9月1日噴火の空振は205Paでした。大気圧1気圧は105kPaで、外気と室内の気圧差は超低周波の振動とは比較にならないほどの高エネルギー勾配に達したのではないでしょうか17:47訂正(気圧差については再検討)爆発現象としてはデトネーション波の到達範囲外ですし、物質の固有振動と超低周波の共鳴を破壊因とする見方は、窓ガラスが内側にふくらんだという空振体験談などから、主因とは考えにくいのではないでしょうか。



以下参考サイトの引用。引用記号(>)省略。中略等の表記せず、段落空きで区分。赤字で強調を施した。


http://www.gekitong.com/backstage10.htm

  <9月30日> はだ 一朗です。 


地震・雷・火事・親父か…、               否、今月は噴火・地震に台風・公演準備…だな。
まずは、噴火。   
今月1日、2日と軽井沢で仕事が合った。
そう、浅間山の噴火に遭遇したのだ。

仕事仲間とレストランで食事後に団らんしてたら、
『パンっっっ!!!』
…噴火の音って何か、TVで聞く鉄砲の音みたいな、
乾いた音でした。
で、同時に『空震』って体験もしました。
浅間山側の窓ガラスが、 びにょ〜〜〜んって室内側に膨らんで、同時に、室内で閉め切ってるのに、突風。
びゅ〜〜っっっと、座ってる椅子も傾いて、観葉植物もぶわっとなびいて…。
すごい体験でした。


紺友会の伝言板
http://www.abc-cgi.com/bbs/al.cgi?room=tipe

NonSubject NAME:11期 高見澤 DATE:2004/09/01(Wed) 23:21 No.22
浅間山が噴火しました こちら側(長野県側)は今のところ普段と変わりません。噴火による空震(衝撃波みたいなもの?)はすごかったです
鍵のかかっていない開き戸はみんな開いてしまいました。開け放しの窓のとことにブラインドがあったんですが風であおられたように天井まで動きました。ちなみに長野県側からはテレビで放送しているような山火事は見えません。電話やメールが結構来ましたのでとりあえず報告まで!!


火山学者に聞いてみよう
http://hakone.eri.u-tokyo.ac.jp/kazan/Question/topic/topic39.html

 一方,衝撃波(空振)による窓ガラスの破壊がかなりの被害を与える可能性があり ます(国土庁,1992参照).中軽井沢ではかなりの被害実績がありますが,私の個人 的データ(未発表)によると,破損は複雑な要素によって決定されるようです.コン クリートに直接固定されたガラスが最も破損しやすいようです
荒牧重雄


低周波音をめぐる音環境
信州大学地域共同研究センター客員教授 塩 田 正 純
http://www.soumu.go.jp/kouchoi/substance/chosei/pdf/feature/teisyuon.pdf

領域(3) 低周波音そのものは知覚されないが,戸,ふすま,障子,木製窓枠とガラスのガタツキあるいは人形ケース等の揺れによっても間接的に知覚される。多くの場合,20Hz以下である。この領域は,「聞こえないのに苦情が発生する」といわれる『超低周波音』である。
領域(4) 戸,ふすま,障子,木製窓枠とガラスのガタツキにより,「耳,胸,腹」の圧迫する感覚も鋭くなる。20Hz以下の周波数であっても音圧レベルが高いので,外耳から内耳における伝達機構は,線形性でないため,倍音が発生し,明確に「音の感覚」を生じることもあり,強い苦情が発生する可能性が大である。

超低周波音 0.1〜20Hz パリの国際会議:1973年 lnfra-saund
低周波音 20〜100Hz デンマークの国際会議:1980年 Low Frequency Noise
騒音 31.5〜8000Hz Noise


環境庁では,100Hz程度まで含めたものを「低周波空気振動」と称している。その他には,低周波騒音,超低周波騒音,超低周波空気振動などと称される。

自然現象 大気の乱れ,海の波,地震,磁気嵐,雷,火山噴火 大気の揺動によるもので,1〜3Hzを主成分とする極めて微小な音圧である。


「測 定 環 境 の 創 造」ヘ ル ツ 株 式 会 社 技術部長 木 村 了
http://herz-f.co.jp/siryou/pdf/herz02.pdf

音の強さ sound intensity I (単位 W/m2)音の強さの定義は、「音場中ある1点において、音波の進行方向に垂直な単位面積1m2を単位時間(1秒間)に通過する音響エネルギー」と言われます。音波の進行方向(伝播方向への音の強さをI、音圧(実効値)をP、空気の密度をρ(ロー)、音の伝播速度をC、とすると次の関係式が成り立っています。音の強さが「音圧の二乗に比例する」ことがわかります。

音圧 sound pressure P(単位 Pa )
音圧の定義は、「媒質中の音波によって生じる、媒質内圧力の静圧からの変化分」と言われます。大気圧に対する交流的な変化分が音圧です。量記号として圧力を表すP を使用し、単位は圧力単位のPa(パスカル)です。この音圧と音圧レベルとは違います。ここで大気圧のことが出てきましたので以下に参考表を添付します。
1Pa は、1m2について1N の力を及ぼす圧力です。圧力単位が従来の重力加速度からの表現で使用していたKgf/ cm2 から国際単位系(SI)として N/m2 へ移行しています。力の単位であるN(ニュートン)にするには、重力加速度G(9.8m/S2)との積になります。@の簡単な計算によって、従来の単位系をSI 単位系であるメガパスカル(MPa)にすることができます。Aでは、天気予報で有名になったヘクトパスカル(hPa)をMPa に合わせたもので、確かに@及びAの大気圧が一致します。

超低周波は、音波の波長λが長くなるためコンクリート塀や壁など簡単に回り込んだり通り抜けたりするやっかいなものと考えられています。「振動」も「音」も、人間の体を構成しているさまざまな部材(骨や臓器など)の固有振動数の多くが20Hz 以下(1〜2Hz , 4〜8Hz , 8〜15Hz その他 )にあるため、当該周波数帯域のどこかで共振点或は共振領域に入って影響されることが科学的に証明されています。

音波
音波の定義は、「媒質中(固体・半固体・液体・気体)を伝わる弾性波という物理現象であり、且つ特定の場所や空間(音場)における圧力の微量で速い変動」です。微量とは一体どの位の量なのでしょうか?。音圧レベルLp で0dB から120dB 範囲内で、音圧P は2×10-5 から20Pa です。大気圧(1気圧)が0.1MPa(=105 Pa)ですので、両者を比較すると実に1/5000 から1/50 億という比較値になってしまいます。確かに大気という自然の圧力と比較すれば、とてつもなく微量です。


有珠山の空振活動に伴って現れる地震波の特徴
青山 裕・大島弘光・前川徳光(北大・理・地震火山センター)
http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/~kazan/13k02/aoyama.pdf

北海道大学大学院理学研究科附属地震火山研究観測センター(有珠火山観測所) では、0.1Hz〜1000Hz で平坦な音圧感度を持つ(株)アコー製の超低周波マイクロフォンと音圧計測増幅器(TYPE7144/3348)を有珠山周辺の6 点に設置した(うち1 点は2000 年4 月14 日から)。空振信号は固有周期1 秒の短周期地震計(Mark Products L4-3D)で得られた信号と共に白山工業(株)製のLT8500(22bitA/D)もしくはLS8000SH(16bitA/D)を用いて100Hz サンプリングのwin形式に変換され、専用回線を経由して有珠火山観測所へ伝送された。

1072. 2004年12月05日 16時43分28秒 投稿:早川
>大気圧1気圧は105 Paで

大気圧はおよそ1000ヘクトパスカルですから、およそ100000パスカルです。

> 大気圧(1気圧)が0.1MPa(=105 Pa)ですので、

正しくは、
105 kPa
と書くべきでしょう。

1073. 2004年12月06日 09時59分27秒 投稿:早川
「書き込む前にお読みください」↑
http://maechan.net/hayakawa/asama/guideline.html
に下記を加筆しました。

> 投稿文章の取り扱い(2004.12.6加筆)
> 1. 投稿文章の著作権(人格権)は、投稿者にあります。
> 2. 財産権については管理者もそれを保有します。管理者は、投稿者に断ることなく、投稿文章を他所に転載することができます。その場合、著者名(ハンドルネーム)をかならず明記します。

たとえば、「抄録」↑
http://maechan.net/hayakawa/asama/bbs/digest.htm
などを管理者である私が自由に作れることを明記したものです。

遡っての適用をお許しください。

1074. 2004年12月06日 18時02分55秒 投稿:伊藤隆太郎
 みなさん、はじめまして。朝日新聞前橋総局の記者の伊藤です。(草津での火山学習会にもお邪魔しましたが、さっさと帰ってごめんなさい)
 今年も押し詰まり、朝日の紙面でも年末のまとめ記事を準備する時期になりました。そこで、ちょっとみなさんのご意見をお聞きしたく、この掲示板に公開で投稿します。いささか些細な内容に感じられるかと心配もしますけど、わたしは少なからず重要だと思っている件ですので、どなたかご意見をいただけたら幸甚です。

 気象庁は11月14日に起きた中規模噴火について、この日の火山観測情報で「噴石が浅間山の中腹以上の広範囲にかけて観測されました」と伝えました。
 そこでお訊ねしたいのは、ここでいう「噴石」という用語が、なにか誤解を生むかという問題です。あるいは、特段の専門知識のない一般住民にとって、この用語の使い方が不適切になるかという問題です。

 とりあえず、わたしの意見を書きます。
 わたしは、新聞の読者に向けてできるだけわかりやすい記事を書くという仕事をしていますので、とりあえず単純化して言うならば、新聞記事では「噴石」でよいと考えます。
 新聞記事は、おおざっぱにいって高校卒業程度の読解力を想定しています。これを別の言い方にすれば、おおむね『広辞苑』の語彙あたりを基準にしているといえます。

 広辞苑は、噴石を「ガラス質・多孔質の火山砕屑物」と説明し、火山砕屑物を「火山噴火によってもたらされた固体物質、火山灰・火山弾などの総称」とします。つまり、ごく一般的な読者にとって、「噴石」は、大きさを基準とした分類であるとは理解されていません。おそらく専門家は、噴石という言葉を、直径が数センチ以上あり、大きめの火山礫以上あるような火砕物という意味で使っているように思いますが、一般的には「噴火で出てくる石=すべて噴石」といった受け止め方のはずです。

 さて、わたしは、それでよいと考えます。いかがでしょうか。
 すくなくとも、気象庁の広報文が、火山砕屑物とか火砕物という言葉を使うよりも、噴石という言葉にしている現状のほうが、はるかにわかりやすいともいえるからです。


1075. 2004年12月06日 18時15分36秒 投稿:早川
 [http://maechan.net/hayakawa/asama/pic/funseki.htm]
伊藤隆太郎さん、

書き込みありがとうございます。

噴石について私は、三宅島2000年以来さんざ力説しています。この掲示板でも
9月ころたくさん書きました。上にまとめました↑。いまはもう飽きてしまった?
呆れてしまった?

さて、伊藤さんは私よりもむしろ他の方々の意見を聞きたいと思っていらっしゃ
るのだろうと思いますから、私の説の吹聴はしばらく控えます。そのかわり、私
から伊藤さんに逆質問させてください。

> ごく一般的な読者にとって、「噴石」は、大きさを基準とした分類であるとは
理解されていません。おそらく専門家は、噴石という言葉を、直径が数センチ以
上あり、大きめの火山礫以上あるような火砕物という意味で使っているように思
いますが、一般的には「噴火で出てくる石=すべて噴石」といった受け止め方の
はずです。

噴石のサイズに下限はないと解釈するのですか?
11月14日に前橋に降った砂も噴石?
9月16日に東京に降った灰も噴石?
困りますね。

では、石に限る?
であるなら、石の定義は?下限サイズは?

噴石の下限サイズを決めてくれるのなら、そのサイズがいくつであろうと私はまっ
たく安心します。そのサイズの粒子が何キロまで達したかをそれぞれの噴火で測
定すればいいのですから。

私が不満なのは、噴石の下限サイズを時と場合によって恣意的に変更している
現状です。それはまっすぐ人の死につながっている。

1076. 2004年12月06日 19時11分51秒 投稿:空人
1074. 投稿:伊藤隆太郎 様

南麓在住です。ごく直感的に書きます。

私も火山知識はほとんどないまま今回の浅間山の噴火に遭遇しましたが、それ以来この掲示板を通じ随分勉強させられました。

現在噴火に関する定量的な定義は一般的ではないため知識のある人とない人の間に齟齬があると思います。台風でいう「大きさ」と「強度」に相当するパラメータは一般には全くないと言っていいと思います。
一般的には噴出物に関しては「火山灰」「噴石」「火山弾」くらいしか呼び名も知らず、大きさもこの順になんとなく大きくなる、との理解ではないでしょうか?
噴火の「規模」「強度」よりも、身の安全を図る指標となる「噴出物の大小、及びその呼び名」、「有害なガスの濃度」、「流れ災害の有無」に関する一律の基準が公にアナウンスされて初めて実用的な(過ぎ去った事実から各自が推測する)注意報、警報としての機能を持つように思います。

現在の報道に見られる表現はいたずらに興味をそそるものの、麓の住民や観光客には危険度についてほとんど意味を持たないと考えます。ここに風評被害や過度の警戒、または過度の楽観が問題になる原因があると思います。

日本列島を総なめにする台風などと違い、現在活発な活動をすると思われる火山が限られるため、大部分の日本人にとって「遠くの出来事」であるため、なかなか理解が進みませんが、これらの指標が一般的な表現になるまでの間は現在の「噴石」との表現しかないように思います。

1077. 2004年12月06日 19時19分51秒 投稿:Cauli.
高校で地学を習ったきりの素人ですが、「墳石」というからには石なのだろうと思います。つまり、砂より大きく岩より小さい。

「火山灰」というのが降ることも広く知られているけど、こちらは砂の部類なのだろうと。境界はよくわかりませんが、直径1mm以下なら砂、3mm以上なら石(小石も石とみなす)という感じでしょうか。小石をレキと呼んで石と区別するという感覚は素人にはないですね。

1078. 2004年12月06日 19時28分42秒 投稿:早川
伊藤さんの質問に答えます。

#1074. 2004年12月06日 18時02分55秒 投稿:伊藤隆太郎

>  気象庁は11月14日に起きた中規模噴火について、この日の火山観測情報
で「噴石が浅間山の中腹以上の広範囲にかけて観測されました」と伝えました。
>  そこでお訊ねしたいのは、ここでいう「噴石」という用語が、なにか誤解を
生むかという問題です。あるいは、特段の専門知識のない一般住民にとって、こ
の用語の使い方が不適切になるかという問題です。

重大な誤解を生みます。
山麓までは噴石が達しなかったと読まれてしまいます。



1079. 2004年12月06日 22時14分26秒 投稿:伊藤隆太郎
 早川先生、早々にご丁寧なご指摘をありがとうございます。これまでの議論をつぶさに把握していませんので、内容が蒸し返しになったりかみ合っていなかったりしてしまいました。みなさん、すみません。
 ご紹介いただいた
http://maechan.net/hayakawa/asama/pic/funseki.htm
 は、大変に参考になりました。
 そこで、とりあえずここまでの前提に立ち、なお疑問に感じる点について、もうちょっと書かせてもらってよろしいでしょうか。

 気象庁が11月14日に発表した「火山観測情報 第144号」は、この日の20時59分に起きた中規模噴火について、21時15分に発表されたものです。つまり、わずか15分後に出された発表として、「噴石が浅間山の中腹以上の広範囲にかけて観測された」という事実伝達は、この時点での正確性と速報性のトレードオフとして過不足はないし、住民にとって頼りがいのある有用な内容だと感じます。
 これを、わたしは少なくとも、
>山麓までは噴石が達しなかったと読まれてしまいます。
 という受け止め方はしませんでした。なぜなら、この時点では(あるいはこの文面からは)、山麓までは噴石が達しなかったかどうかはまだ不明なのだから、それは続報を待つとか、自分で取材をするとかする必要があると読めるからです。

 わたしの疑問点は単純です。
 まず、やや繰り返しになりますが整理をすると、専門家でない市民が、ごく常識的な範囲で防災への注意をはらった日常生活をしている限り、「噴石」という語を、学術的に定義された専門用語として受け取ることはないだろうし、いわば一般的な名詞や名辞のカテゴリーと解しても普通だということです。
 ですから、わたしの理解では、
>噴石の下限サイズを時と場合によって恣意的に変更している
 という問題ではないと理解しています。「噴石」という語は、学術的な定義をされたうえで受容されたタームでさえないのだから、まあ概ね「灰」や「砂」よりも大きく、「岩」より小さな火砕物−−つまり石−−ということでよい(仕方ない)だろうし、その上で、個々別々の状況において必要なより詳細な情報が付加されるべきだろう、ということです。
(もっと単純化していうと、噴石という語を一律に「今後は使うな」と規制することの弊害のほうが大きいと感じます)。

 火山や地震の専門家とお話をしていて感じることは、火山学者や地震学者は、この30年なり50年なりに、火山学や地震学が相当に前進したと考えているということです。これに対して、一般のひとは、火山学や地震学が、この30年なり50年なりに、ちっとも前進していないと考えていると思います。
 まあ、ありていにいえば、「火山噴火予知連と名乗っているくせに、30年たっても50年たっても、浅間の噴火すらちっとも予知できないじゃないか」というようなものです。
 これは、いかなる意味においてもなにかを非難や批判をする意図で書くのではないのですが、「噴石」という語がもたらす問題よりも、たとえば「火山噴火予知連」という名称がもたらす問題のほうが、ずっと大きいとさえ感じています。



1080. 2004年12月06日 22時50分10秒 投稿:早川
#1079. 2004年12月06日 22時14分26秒 投稿:伊藤隆太郎
>  気象庁が11月14日に発表した「火山観測情報 第144号」は、この日
の20時59分に起きた中規模噴火について、21時15分に発表されたもので
す。つまり、わずか15分後に出された発表として、「噴石が浅間山の中腹以上
の広範囲にかけて観測された」という事実伝達は、この時点での正確性と速報性
のトレードオフとして過不足はないし、住民にとって頼りがいのある有用な内容
だと感じます。

その感想は、23時30分に出た火山観測情報145号にある

>  中爆発による噴石は火口から2〜2.5kmまで飛散し、
(略)
>
>  東京大学地震研究所及び軽井沢警察署によると、火口の東〜東北東約4k
> mで直径数cmの火山れきが確認されました。

を読んでも変わりませんか?
ここに書かれた「火山れき」を「噴石」で置き換えることによって、文意が明晰
に理解されますか?私は混乱の極地に至ります。


> >噴石の下限サイズを時と場合によって恣意的に変更している
>  という問題ではないと理解しています。
>

浅間山火山活動レベルの表
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/kaisetsu/level_toha/level_toha.htm#asamayama
にみられる見事なまでの恣意(あるいはお粗末な誤解)をお認めにならないので
すか?

そもそも、噴石のサイズがどうでもよいというなら、噴石がどこまで達したかを
基準にとるこの表自体がナンセンスだとする立場なのでしょうか。

私はこの表に見られる恣意(あるいはお粗末な誤解)は、ひとの生き死ににかか
わるからこそ看過できない重大な不適切だと判断します。


> (もっと単純化していうと、噴石という語を一律に「今後は使うな」と規制することの弊害のほうが大きいと感じます)。

二つの意味で使われることが常態化している語を、短い文中でむき出しに使うこ
とは、読者に不安定感を与えてしまうから、私は使わないことにしています。

できるだけ明確に書きたいと願う私の作文技術を、他者に強いるものではありま
せん。

1081. 2004年12月06日 22時53分09秒 投稿:早川
>  中爆発による噴石は火口から2〜2.5kmまで飛散し、
(略)
>
>  東京大学地震研究所及び軽井沢警察署によると、火口の東〜東北東約4k
> mで直径数cmの火山れきが確認されました。


私なら、こう書きます。


火山弾は火口から2〜2.5kmまで飛散し、
(略)
東京大学地震研究所及び軽井沢警察署によると、火口の東〜東北東約4k
mで直径数cmの小石が確認されました。


1082. 2004年12月06日 23時08分04秒 投稿:早川
2004年8月時点における噴石の意味するところ

軽井沢測候所の見解:火山爆発によって放出されて、弾道軌道を描いて空中を飛
行した大岩。

気象庁本庁の見解:火山爆発によって放出された直径1センチ程度以上の物体。
弾道軌道であるか等速落下運動であるかを問わない。

現時点でも、この不一致は統一されていないとみられる。火山観測情報を注
意深く読めばわかる。

なお歴史をひも解くと、軽井沢測候所の見解は、1910年頃の浅間山噴火報告(震災予
防調査会報告73号)の記述に忠実に従っていることがわかる。気象庁本庁の見解はそれ
に比べたらずっと新しいものだ。私は、1986年11月の伊豆大島噴火のときジャー
ナリストの口からその使い方を初めて聞いた。


1083. 2004年12月06日 23時20分55秒 投稿:空人
「噴石が浅間山の中腹以上の広範囲にかけて観測されました」
は、その後明らかになった小石の飛散状況により(少なくとも私は)気象庁発表への不信へとつながりました。
中腹以上なのになぜ鬼押しハイウェイや146号に小石が落ちたのか?が最初の疑問です。
続いて「中腹」とは?との疑問が湧きました。麓に暮らす住民には直感的に中腹とは「見える山の真ん中辺」ではないでしょうか?これが標高2568mの真ん中辺(1300m付近)を指すのであれば、麓住民にはレベル4になります。このレベルなら道路に小石が降るのも理解でき、危機意識のレベルもグンと上がることでしょう。
このくらい麓住民にとって今の浅間山は有用な情報が不足していると言わざるを得ません。

情報は出し手の意図により作られますが、その有効性は受け手の捉え方に尽きると思います。




1084. 2004年12月07日 00時22分25秒 投稿:nabe_42
>1074.伊藤隆太郎さん、

私も感想。

>「噴石が浅間山の中腹以上の広範囲にかけて観測されました」と伝えました。
> そこでお訊ねしたいのは、ここでいう「噴石」という用語が、なにか誤解を生むかという問題です。

誤解を生むとは思えません。火山から噴出した石が中腹以上の広範囲で
見つかったという点は正しく伝わると思います。ただし、その石がどの程度の
被害を与えるかは全く情報量がないので、解釈不可能、「誤解」以前の
問題であると思います。

要するに何を伝えたいのかでしょうね。単に石が噴き出したことを
伝えたいなら、「噴石」で十分。読んだ人に行動の判断材料を与え
たいなら不十分。


1085. 2004年12月07日 01時07分42秒 投稿:伊藤隆太郎
 早川先生。
 なるほど、問題点の在処が、だんだんわかってきた気がします。どうもありがとうございます。誤解していると申し訳ないので、確かめながら進めさせてください。

【1】火山活動度レベルの表について
 浅間山の火山活動度レベルを示した
>http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/kaisetsu/level_toha/level_toha.htm#asamayama
 の、この表そのものには、問題のある恣意(や誤解)を読みとれません。もちろん、この表は、この表にもとづいて実際に運用をされるに際して、恣意が入る余地が幅広いと感じます。しかし、「恣意が入る余地が幅広い」ということ自体は、とりあえずは良い面と悪い面がありますから、一概には良い悪いの判断はできないと思います。
 つまり、この表に基づいて、実際に火山活動のレベルを決定したり、ひいては立ち入りを禁止する警戒区域を設定したりする運用は、気象庁なり市町村長なりの恣意が入り得ると思います。そして、そこには良い面と悪い面があると思います。
(うまく伝わりますか。定義されずに使用される「噴石」という用語は、火山弾や火山礫や小石などの総称として一般的に理解されるでしょうから、この表を見る限りには、恣意や誤解は読みとれません、ということです)

【2】火山観測情報145号について
 すみません、自宅に戻ってこれを書いているため145号の原本がさがしにくいので、引用いただいた部分だけで判断しますが、145号は、144号の発表時点では把握できなかった観測事実などを、より詳細に追加したものだろうと単純に読みとれます。
 つまり、144号ではまだ不明だったり不正確だったりした「噴石」の具体的な大きさや飛散距離などが、その後、わかった限りでより詳しく記述されていると理解できます。特段の矛盾を感じません。
 ですから、
>ここに書かれた「火山れき」を「噴石」で置き換えることによって、文意が明晰に理解されますか?私は混乱の極地に至ります。
 ということですが、火山礫を噴石と書き換えれば、もちろん文章の明晰さは後退しますし、そもそも145号は144号に続く第2報なのだから、後退させる必要がありません。
 そして、仮にこれを「火山礫」と書かず「噴石」と書いて発表していたとしても、
「火口の東〜東北東約4kmで直径数cmの火山れきが確認されました」
     ↓
「火口の東〜東北東約4kmで直径数cmの噴石が確認されました」
 というだけのことで、読み手は、直径数cmの火砕物(火山弾なのか火山礫なのか、ほかの何かなのか)が確認されたのだな、と読みとると思います。とりあえず、数十cmや数mもある岩ではないこともわかるし、混乱の極地というほどには至らない感じがします。

【3】2004年8月時点における噴石の意味について
 感想だけ書き留めますね。
 軽井沢測候所の見解に、強い違和感を感じました。気象庁本庁の見解のほうが、ずっと自然で、常識的な語感とも合致しており、おそらく多くのひとの理解に沿うものだと感じました。これを「定義」として定着させられるなら、違和感がなくてよいと思います。(火山礫は噴石とは呼ばない、というような用語の使用法のほうが、混乱を招くように思いますから)

 わたしの考え方は、1084の「nabe_42」さんとほとんど同じなんです。そして、火山観測情報145号はもちろん、この時点では不十分であり、だから続報が出ているということです。


1086. 2004年12月07日 01時24分41秒 投稿:nabe_42
1084.では書かなかったことがあります。半分意地悪と半分面倒だったので・・・

記事を読む人の多くは判断材料を求めているはずです。そこに判断材料を
含まない記事を示すと勝手な想像を働かせます。それが悲観的なら風評
被害につながるし、楽観的なら死傷事故につながる。記事を書く人には
そういう認識が欲しいと思います。

1087. 2004年12月07日 09時00分39秒 投稿:早川
 [http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/kaisetsu/level_toha/level_toha.htm#asamayama]
#1085. 2004年12月07日 01時07分42秒 投稿:伊藤隆太郎
> 【1】火山活動度レベルの表について
>  浅間山の火山活動度レベルを示した
> http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/kaisetsu/level_toha/leve
l_toha.htm#asamayama
>  の、この表そのものには、問題のある恣意(や誤解)を読みとれません。も
ちろん、この表は、この表にもとづいて実際に運用をされるに際して、恣意が入
る余地が幅広いと感じます。しかし、「恣意が入る余地が幅広い」ということ自
体は、とりあえずは良い面と悪い面がありますから、一概には良い悪いの判断は
できないと思います。
>

この表にしたがって浅間山のレベルを気象庁が決めるとき、恣意が入る余地が幅
広いことに良い面もあると評価する立場があることを初めて知りました。私はそ
うは考えません。恣意が入る余地がまったくないようにこの表を完成させる必要
があると考えています。

防災において、これはめずらしく科学たりうる部分です。再現可能(いつだれが
やっても同じ)と反証可能性(間違っていれば証明できる)を備えられる稀有な
部分です。そこでも科学たることを捨てようと意図する考え方がわかりません。


>  つまり、この表に基づいて、実際に火山活動のレベルを決定したり、ひいて
は立ち入りを禁止する警戒区域を設定したりする運用は、気象庁なり市町村長な
りの恣意が入り得ると思います。そして、そこには良い面と悪い面があると思い
ます。
>

長野県側四市町に限りますが、地元自治体は気象庁が発表するレベルに連動して
自動的に警戒区域の範囲を決めることにしています。
http://bousai.madlabo.com/bbs/kisei.jpg
ですから、そこに市町長の恣意が入る余地はまったくありません。(レベル3な
ら4キロなど。ただしレベル4とレベル5への対応はまだ決められていない)


> (うまく伝わりますか。定義されずに使用される「噴石」という用語は、火山
弾や火山礫や小石などの総称として一般的に理解されるでしょうから、この表を
見る限りには、恣意や誤解は読みとれません、ということです)
>

では、この表に11月14日爆発と9月1日爆発を当てはめてみてください。レベルは
いくつになりますか?
(これに対する返事は、伊藤さんに限りません。どなたからでもかまいません。
もちろん伊藤さんからもほしい。)

1088. 2004年12月07日 09時14分44秒 投稿:早川
 [http://bousai.maechan.net/volcano/asama/archive/jyoho/]
> 1085. 2004年12月07日 01時07分42秒 投稿:伊藤隆太郎
> 【2】火山観測情報145号について

>  そして、仮にこれを「火山礫」と書かず「噴石」と書いて発表していたとしても、
> 「火口の東〜東北東約4kmで直径数cmの火山れきが確認されました」
>      ↓
> 「火口の東〜東北東約4kmで直径数cmの噴石が確認されました」
>  というだけのことで、読み手は、直径数cmの火砕物(火山弾なのか火山礫
なのか、ほかの何かなのか)が確認されたのだな、と読みとると思います。とり
あえず、数十cmや数mもある岩ではないこともわかるし、混乱の極地というほど
には至らない感じがします。
>

引用第二文中の「火山れき」を「噴石」に置き換えた場合、引用第一文に置かれ


>  中爆発による噴石は火口から2〜2.5kmまで飛散し、

をどう理解するのですか?
「2〜2.5kmまで」と断定したはずなのに、すぐ「約4km」にも到達して
いたと書くことになる。これを私は、はなはだしい矛盾だと判断して、書き手の
意図を理解することができない混乱の極に達します。

なお浅間山の火山情報については↑をご利用ください。
145号のあとに続報は出ていません。11月14日爆発の随時情報は145号で終わりで
す。

1089. 2004年12月07日 09時34分47秒 投稿:早川
> 1085. 2004年12月07日 01時07分42秒 投稿:伊藤隆太郎
> 【3】2004年8月時点における噴石の意味について
>  感想だけ書き留めますね。
>  軽井沢測候所の見解に、強い違和感を感じました。気象庁本庁の見解のほう
が、ずっと自然で、常識的な語感とも合致しており、おそらく多くのひとの理解
に沿うものだと感じました。これを「定義」として定着させられるなら、違和感
がなくてよいと思います。(火山礫は噴石とは呼ばない、というような用語の使
用法のほうが、混乱を招くように思いますから)
>

「噴石」の語感は小石まで含むことを希望しているとお考えであることがわかりま
した。であれば、その定義を定着させる責任の一端を新聞記者も負っています。

>  中爆発による噴石は火口から2〜2.5kmまで飛散し、

などという当局発表をそのまま垂れ流すのは論外。その用法の不適切を当局に抗議
して、訂正火山情報を出させるくらいの気概がほしい。


なお常識的な語感を優先した語は、専門用語として採用するには不適切な場合が多
々あります。専門用語として使えない場合、一般日本人と専門家が異なる語を用い
ることにならざるを得ません。防災という至って社会的な営みをするなかで、その
ような乖離をどのように埋めようか、これは私の研究課題のひとつでもあります。

「地震」という言葉が、まさにそれです。
一般日本人は、自分の足元の地面の揺れだと思っている(つまり震度)。
専門家は、震源における断層運動だと思っている(つまりマグニチュード)。
この乖離を埋めるのは急務です。

地震後にNHKは次のように読みます(記憶によるので正確ではない):
1)「ただいま地震がありました。
2)「各地の震度は・・・
3)「地震の大きさを示すマグニチュードは、・・・

1)の「地震」と3)の「地震」の意味するものが違うことが、注意深い人にはわか
ります。


1090. 2004年12月07日 11時54分08秒 投稿:伊藤隆太郎
 早川先生、お忙しい中、本当にありがとうございます、
 わたしは、自分のなかにあった相当の疑問を解消できたうえに、新たな問題意識も見いだせて、個人的には所定の目的を達してとても満足しています。なのに、わたしから応えられるものの無いことを申し訳なく感じます。あまり役立ちそうにありませんが、もう少し書きます。

 浅間山の火山活動度レベルについて。
 もし現時点での科学的な知見をもってしても火山活動度レベルを明確に定義できないならば、とりあえず柔軟な判断を残せるようなものにしておくほうが(つまり「恣意的」に解釈できるようにしておくほうが)、モアベターでないかというのが、わたしの感覚です。
 具体的なアナロジーでいうと、こうです。
 たとえば、政治資金規正法は、赤字企業の政治献金を禁止していますが、「赤字企業とはなにか」ということを、同法は「3年以上、欠損を生じている会社」とまでしか定めていませんから、同法だけ読む限りは「当期損益が赤字でも営業損益は黒字の会社はどうなのか」など、恣意的な解釈ができそうです。
 しかし、同法の施行令が、「欠損」とは「貸借対照表に記載された欠損金だ」と明示しているので、定義はより明確です。
 でも、では貸借対照表で欠損金はないけれど実質的に赤字である企業はたくさんありますから、そんな企業の政治献金が許されるのかという問題を感じます。たとえば準大手ゼネコンの熊谷組がそうです。
 福井地裁は昨年、「3事業年度の継続という法の禁止要件に該当しないときであっても、会社において献金の可否・範囲・数額・時期等につき厳格な審査を行い、欠損の解消にどの程度の影響があるか、株主への配当に優先して寄附を行う必要性があるかを慎重に判断することが求められる」などとして、同社の企業献金を違法としました。
 まあ、おおざっぱにいうと、そういうことです。わたしは、福井地裁の判決を妥当であると感じます。恣意的な解釈が残された定義(柔軟な解釈ができるような定義)を即断的に「悪い」とはいいづらいと考えています。
 法は、時々刻々とした社会情勢や経済環境などの変化に即座に対応できるものではありませんから、政令や判例が、それを補っていくのでしょう。刑法などは、殺人罪を第199条で「人を殺した者は、死刑又は無期若しくは三年以上の懲役に処する」としか定めていませんから、殺人を犯しても死刑なのか懲役3年なのか不明です。これはもう、あるいは早川先生にとっては恣意の極みのようなもので、だから「恣意が入る余地がまったくないように、この『法』を完成させる必要がある」とお考えになるだろうかなあとも推察しますが、どのようなときにどのような量刑になるかは、判例が積み重ねています。
 火山活動度レベルが「刑法199条程度」であるとしても、そのこと自体には良い面と悪い面があると考えますし、なによりも信頼のできるすぐれた技術官僚や為政者が判断を積み重ねることによって適切に運用されることを注視したいと考えています。

 あと1点。
>中爆発による噴石は火口から2〜2.5kmまで飛散し、
 の件。困ったなあ。わたしはまったく自然に読みとれますし、用法の不適切だと感じません。
 つまり、「約4km」にまで到達したのは火山礫であり、「2〜2.5km」に飛散したものは大きさは不明だが噴石である、というだけのことです。そういう2つの情報として、並記された発表であり、なにも矛盾はありません。
 もし、「2〜2.5km」の飛散物の大きさが、あとになってさらに詳しくわかれば、その時に、あらためて出す続報において、「○○センチの噴石である」とか「○○状の火山弾である」などと発表すればよいだけのことではないでしょうか。

 すみません、そのほかの話題などは、また後ほど。

1091. 2004年12月07日 12時25分58秒 投稿:早川
> なによりも信頼のできるすぐれた技術官僚や為政者が判断を積み重ねることに
よって適切に運用されることを注視したいと考えています。

現役の新聞記者から公開の場でこのような決意表明を承るとは予想していませんでした.


1092. 2004年12月07日 13時23分26秒 投稿:早川
 [http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/kaisetsu/level_toha/level_toha.htm#asamayama]
#1090. 2004年12月07日 11時54分08秒 投稿:伊藤隆太郎
>  浅間山の火山活動度レベルについて。
>  もし現時点での科学的な知見をもってしても火山活動度レベルを明確に定義
できないならば、とりあえず柔軟な判断を残せるようなものにしておくほうが
(つまり「恣意的」に解釈できるようにしておくほうが)、モアベターでないか
というのが、わたしの感覚です。
>

もしそのように考えるのなら、
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/kaisetsu/level_toha/level_toha.htm#asamayama
での資料公開は、

資料2  火山活動度レベルの区分け
だけに留めるべきで、

資料3  5火山の火山活動度レベル
を公開してはならない。矛盾を露呈して社会をいたずらに混乱させるだけだ。


なお法と裁判のアナロジーですが、気象庁火山レベルとは重大な相違点がありま
す。裁判は公開されていますが、気象庁の恣意は公開されていません。だから恣
意だという。

ただし9月1日にレベル2を3に上げたのは、
20時02分の7分後の臨時火山情報1号。
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jp/volcano/306-040901200955.03.html
7分間でどこまでモノを考えたか、疑わしい。

何も考えずに、2を超えたから3にしただけだろう。
3を超えたかどうかの判断はまだ下していないとみられる。
それより先に、4にはできない事情があるらしい。

こういう事情に左右されることも、良い面の発露だと伊藤さんは思いますか?


1093. 2004年12月07日 17時31分21秒 投稿:Pochi
#1089. 2004年12月07日 09時34分47秒 投稿:早川
>「地震」という言葉が、まさにそれです。
>一般日本人は、自分の足元の地面の揺れだと思っている(つまり震度)。
>専門家は、震源における断層運動だと思っている(つまりマグニチュード)。
>この乖離を埋めるのは急務です。

誰が乖離を埋めるのか、誰にとっての急務なのか。
言葉というのは一般人と事象との関係性を表明することが第一義です。
学者が定義すべきことでも強制できるものでもないと考えます。
大地が揺れる怖い自然現象が総体としての地震。
一般人が地震を震度で捉えるのは自然なことですが、学者が地震をマグニチュードと考えるのは恣意的です。
震度は震度、マグニチュードはマグニチュードと明記すればいいだけの話。
地震という日常用語に厳密な定義はなじまないし、混乱を助長するだけ。


#1087. 2004年12月07日 09時00分39秒 投稿:早川
>この表にしたがって浅間山のレベルを気象庁が決めるとき、恣意が入る余地が幅
>広いことに良い面もあると評価する立場があることを初めて知りました。私はそ
>うは考えません。恣意が入る余地がまったくないようにこの表を完成させる必要
>があると考えています。

伊藤さん(こんにちは)の見解は支持できるものではありませんが(現状を認識することと肯定的に評価することは別)、早川さんの基準も(個人的には賛成ですが)実現可能性はほとんどないと思います。恣意的な解釈を許す文言も許さない文言も、優劣の問題ではなく、ありていに言えば責任回避(より正しく言えば無限責任の回避)の選択肢に過ぎず、社会的要請または社会的要請と思い込まれているものから決まるので、いずれにしても妥協の産物。民主主義が妥協の技術である以上、(社会的トラウマに充分な数の)犠牲者を出さなければ防災対応のドラスティックな変革は望めない。これは現状肯定ではなく、観測事実の評価です。

1094. 2004年12月07日 17時38分18秒 投稿:早川
#1093. 2004年12月07日 17時31分21秒 投稿:Pochi
>
> 誰が乖離を埋めるのか、誰にとっての急務なのか。

地震学者が、地震学者にとっての、


> 言葉というのは一般人と事象との関係性を表明することが第一義です。
> 学者が定義すべきことでも強制できるものでもないと考えます。
> 大地が揺れる怖い自然現象が総体としての地震。
> 一般人が地震を震度で捉えるのは自然なことですが、学者が地震をマグニチュードと考えるのは恣意的です。

おっしゃるとおり。譲るべきは地震学者。


> 震度は震度、マグニチュードはマグニチュードと明記すればいいだけの話。
> 地震という日常用語に厳密な定義はなじまないし、混乱を助長するだけ。

地震は日常語ではあるが、うしろに学をつけるような言葉。
二義語であってはならない。



> 伊藤さん(こんにちは)の見解は支持できるものではありませんが(現状を認
識することと肯定的に評価することは別)、早川さんの基準も(個人的には賛成
ですが)実現可能性はほとんどないと思います。恣意的な解釈を許す文言も許さ
ない文言も、優劣の問題ではなく、ありていに言えば責任回避(より正しく言え
ば無限責任の回避)の選択肢に過ぎず、社会的要請または社会的要請と思い込ま
れているものから決まるので、いずれにしても妥協の産物。民主主義が妥協の技
術である以上、(社会的トラウマに充分な数の)犠牲者を出さなければ防災対応
のドラスティックな変革は望めない。これは現状肯定ではなく、観測事実の評価
です。
>

上でいう「早川さんの基準」て、どれ?


Pochiさんの日本語、むずかしすぎるよ〜
もっと平易に書いて。

1095. 2004年12月07日 18時00分20秒 投稿:Pochi
>上でいう「早川さんの基準」て、どれ?

#1087. 2004年12月07日 09時00分39秒 投稿:早川
>恣意が入る余地がまったくないように(以下略)

>地震は日常語ではあるが、うしろに学をつけるような言葉。
>二義語であってはならない。

地震はおいといて、地震学を定義すればよろしいのではないかと。

>Pochiさんの日本語、むずかしすぎるよ〜

簡単に表現できるほど頭よくないんだよ〜

1096. 2004年12月07日 18時22分59秒 投稿:早川
> 早川さんの基準も(個人的には賛成ですが)実現可能性はほとんどないと思います。

「恣意が入る余地がまったくないようにこの表を完成させる必要」があると私は
思うのだが、Pochiさんはその実現可能性がほとんどないという。

私はそうは思わない。学術としては、簡単。こんなのお茶の子さいさい。Pochi
さんがいう実現可能性がほとんどないというのは、その学術成果を日本社会が採用す
るかどうかのことを言っているのだろう。そうかもしれない。


> 地震はおいといて、地震学を定義すればよろしいのではないかと。

それは不便。非効率的だ。無駄なコストがかかる。
「地震」+「学」で「地震学」を定義するのが合理的。


1097. 2004年12月07日 19時11分21秒 投稿:Pochi
空震と圧力波とインフラソニックとインフラサウンドと低周波と音波と圧縮波と膨張波と衝撃波と微気圧波の定義がわかりません。コストかかり過ぎ。頭おかしくなりそう。
衝撃波は音波と区別され、音速を超えるという解説もあったが定義なのかどうかもわかんない。

1098. 2004年12月07日 19時14分55秒 投稿:早川
音速を超えるときに発生するのが衝撃波だろうな、もし。

1099. 2004年12月07日 20時02分37秒 投稿:伊藤隆太郎
 さて、早川先生、みなさん、いろいろありがとうございました。
 考えてみると、あとはわたしからは書き足すことは、さしてなさそうです。早川先生がどうお考えになるかは別として、わたしは早川先生の主要なご見解については、ほとんど賛成したり同感だと感じたりしているので、今回はただその余のいささかの疑問点を提示したようなものです。

 つまり、わたしはまず、
・「恣意が入る余地がまったくないように、くだんの表を完成させられるなら、そうしたほうがよい」
 ともちろん考えますし、また、
・「噴石という語が二義的に使用されていることが混乱を生んでいる面がある」
 と認識してますし、また、
・「現状のレベル3の判断が、適切な検討をへたかは疑問だ」
 という推測をもっていますし、
・「気象庁の政策判断のプロセスを公開してほしい」
 とも希望します。

 ただ、それぞれに留保があるということだろうと思います。つまり、
・「現状では表に恣意が入りうるということ自体には悪い面と良い面がある。それは、広く一般に、未完成な技術や科学的知見が公開されたり使用されたりすることはあり得る(たとえば、事故が起きない乗用車が開発されるまでは、事故が起きる乗用車が使用されうる)のと同じようなもので、だからこそ運用の課題が大きい」
 と考えているのだし、
・「噴石という語がきちんと定義されず受容もされていないのに、『よいですか、マスメディアのみなさん。空から降る小石を噴石と呼ぶのは、以後厳禁ですよ』というような強制をすることに賛成しないし、もちろん『空から降る小石も噴石』で、『噴石を降下火山礫の意味』で使うこともありえる」
 ということだし、etc. etc. ということです。

 まあ、そういうことです。

 あとは、問題の重要さなり優先度をどうみるかという差異は感じました。
 わたしはもちろん、
>裁判は公開されていますが、気象庁の恣意は公開されていません。
 という問題意識に同感しますが、同時に、では現状の裁判所と気象庁で、どちらが信頼するに足る組織であり、公開性が高い組織であるかと言えば、これは圧倒的に気象庁だと感じています。
 裁判官は、判決を一方的に『公開』するだけで、その後はたとえ内容に疑問や不明を感じても一切の問い合わせや取材に応じません。しかし、気象庁の恣意は、疑問があれば問い合わせや取材をすることが可能ですし、そうした互いの努力や理解によってよりよい社会を築く道が、より広く開けています。
 行政機関は、組織の特性上、一見すると閉鎖的に見えることも多々ありますが、それは同時に、アクセスを試みる住民側の努力不足だったり独善だったり人間性の問題だったりすることも少なくなく、わたしの経験の範囲でいわせてもらえば、つまり総じて「どっちもどっち」です。

 まあまあ、そんなところでしょうか。それでは。

1100. 2004年12月07日 20時28分00秒 投稿:なべ
静観してましたが、今日の学力国際比較のニュースを聞いてから「噴石」論争を見て、書き込みたくなりました。

石が当たると、痛い。でも、普通は致命傷には至らない。岩が当たれば、命に関わる。「噴石」が「石」を意味するなら、気象庁が噴石=たいしたことない、って受け取られ得る情報を流すことは問題だと思います。幼児の野球ごっこのボールが当たるのと、プロ野球の投手が渾身の力を込めて投げた直球が頭蓋を直撃するのを同じように表現するようなもの。危険が直感できる用語で発表/報道すべきだと思います。

地震については、早川さんは「地震」と「発震」の使い分けを提案されてませんでしたか?

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