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1.植生、構造物の削除 レーザースキャナの高密度データは、測られる物の形を良く表します。300m先の樹木の枝の1つ1つ。車の形、立ち止まる人、電線、レール。データ化された点群から人の目は、点描画を見るように景色を解釈できます。 |
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| 上図(→PDF)は、レーザースキャナで測定したデータ点群を表しています。面を測定した全データから、縦1列の点群を抜き出して、YZ平面上にプロットした側面図です。一定の角度間隔で測定して、646点のデータがあります。 オーバーハング・トリマーは、点群を縦1列単位で扱います。 3.測定仕様
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4.削除手順上図(→PDF)のA〜F付近の点群から、オーバーハング・トリマーのデータ点削除手順を述べます。地形にオーバーハングのない、単調な形状を想定しています。
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中越沖地震で傾いた家屋です。 |
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| 測定は4ヶ所から実施しましたが、ここで紹介するデータは、上の写真を撮った位置から測定したデータです。家屋の正面です。 上図(→PDF)は、全データ点群の正面図です。大きな木が繁って、家屋、地面と重なっています。 |
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| 原データは123万点あり、有効データは104万点でした。無効データとは、空を狙ったり、レーザー光反射が小さく、測定できなかった点です。有効データにオーバーハング・トリマーを適用して、71万点を削除、32万余点が残りました。 上図(→PDF)は、トリマー適用後の正面図です。地表は明確ですが、建物、樹木はぼんやりとして、重なって把握が困難な状態ではなくなりました。残りは他の方法と、手作業で削除しますが、作業は容易です。 最終的な有効データ数は、31万点くらいです。 |
| 全測定点数 | 1,234,506 |
| 無効点数 | 196,273 |
| 有効点数 | 1,038,233 |
| 削除点数 | 714,487 |
| 残り有効点数 | 323,746 |
| オーバーハング・トリマーは、1つのパラメータを追加して、更に有用な道具になります。ここまで、上下角と水平距離の単調な増加だけを容認してきました。そこに「少しくらいいいじゃないか」と、「もっと刈り込んでもいいじゃないか」を追加します。 |
| 「少しくらいいいじゃないか」は、オーバーハングを一定量だけ許容します。 残し方は、
樹木の枝は下を通る光軸を許すので、枝に当る時、水平距離は一気に大きく短縮されます。これに対して岩のオーバーハングは、上下角の小さな差異で大きく変化する事は稀です。岩のオーバーハング形状は樹木が作り出す突起より穏やかな変化をしています。 そこで「上下角が0.03°違ったくらいなら、20cmくらいの戻りは削除しないでもいいじゃないか」という考えが生まれます。もちろんこの「20cm」は、距離の関数としても簡単に実現できるし、それなりに効果的です。 許容量を設定すると、トリマーで岩の下半分が損なわれる事が無くなりますし、絶壁を表すデータの半数が損なわれるという事もなくなります。 ただし許容量は、目的、測定対象によって適切に設定しなければならず、利用が難しく、経験に依存する要素が1つ現れるという困難も生じます。 |
| 垂直面の削除。 誤差の吸収。 dR=誤差範囲、or 適当な設定値 「少しくらいいいじゃないか」の逆に、「もっと刈り込んでもいいじゃないか」があります。オーバーハングどころか、微細な急傾斜部分も消してしまうのです。それで何か良いことがあるのか。 残し方は、 「少しだけ」と同じ
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| レーザースキャナの誤差に拠る細かい変動を抑制できます。 近距離の過剰な高密度部分のデータを、適度に削除できる。 |
6-4.「少しは許す」方法の色々
| 長さで 距離依存 絶対値 角度で 角度と距離で 目的に応じて選択 |
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