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  1. 見たままの観察
  2. CAD上の観察

煙が見える

2008/02/21 株式会社 数理設計研究所 名倉 裕 

 「レーザースキャナのデータに煙が見えたことがある」と、 親方玉置氏の指摘があった。
 探してくれたレポートがこれ。「足尾山地 本実験 1999年2月16−17日」。
 私がMADに参加する少し前の事だった。珍しいデータなので、図化してみた。
 煙や霧の観測法として、大気流のトレーザとして面白そうだ。

1.見えるままの観察

リーグル・ソフトウェア、3DRiSCANで表示した反射強度分布図。
  • 縦軸 垂直角
  • 横軸 水平角
この図は赤外線写真と考えて良い。測定対象のあらゆる部分に赤外線レーザービームを投射して、反射する光の強度を表している。赤外線ストロボ写真のようなものだ。
中央の車と右のテントの間に、立ち上がったものがある。これが煙らしい。煙の向こうは測れない。
上と同じソフトウェアで表示した、距離分布図。着色範囲は5〜12m。車やテントより手前なのが良く分かる。

2.CAD上の観察

 測定したデータ点群をDXFデータに変換、AutoCADで観察した。

 煙らしいものを赤く着色した。周囲の風景は省略した。
 上の図はほぼ測定地点方向からの視点で描かれている。
 メッシュは10m間隔。

 上の図は右手から見た様子。
 煙のたなびく方向がわかる。上の方で広く拡散しても、近い煙にさえぎられてレーザースキャナから遠い煙は見えていないのだろう。

 上から見ると、こんな形。谷に降りてくる、強からず弱からずの風にあおられた煙と思う。
 CADデータは→ASIO03_LT2000.dwg (6.12MB) AutoCAD LT2000用


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