WWWルートへ DOCへ戻る 記述責任者:masanobu-suga@mvh.biglobe.ne.jp


IDE-HDDの代わりにCFカードを使う


(C)数理設計研究所 SPG事業部 2005/12/02 - 2005//
Index
ここでは、IDE-HDDの代わりとして、CFカードにファイルシステムを作成したものをGID-PCで使用する方法を説明します。


作業の流れ

  1. CFカードにLinuxのファイルシステムを作成する
  2. CFカードにGID-PCのシステムファイルをコピーする
  3. GID-PCのIDEポートにCFカードを接続する


使用した周辺機器

CFカード(容量2GB)
型番 :SDCFB-2048-J60
メーカ:SanDisk
CF-IDE変換アダプタ
型番 :IR-ICF01S
メーカ:アイアールキューブ
マルチカードリーダ/ライタ
製品名:Digio
型番 :CRW-11M23R
メーカ:ロアス


CFカードにLinuxのファイルシステムを作成する

  1. ホストPCとなるLinux PCを1台用意する。
  2. ホストPCを起動する。
  3. マルチカードリーダ/ライタを、USBケーブルでホストPCに接続する。
  4. マルチカードリーダ/ライタにCFカードを挿入する。
    ※CFカードはSCSIデバイスとして認識される。

  5. 初期状態ではCFカードに4個の領域が確保されているので、それを下記手順にて全て削除する。

    fdisk /dev/sda                     ( 1) fdiskコマンド実行

    コマンド (m でヘルプ): d                ( 2) [d] キーを押す
    領域番号 (1-4): 1                   ( 3) [1] キーを押す
    コマンド (m でヘルプ): d                ( 4) [d] キーを押す
    領域番号 (1-4): 2                   ( 5) [2] キーを押す
    コマンド (m でヘルプ): d                ( 6) [d] キーを押す
    領域番号 (1-4): 3                   ( 7) [3] キーを押す
    コマンド (m でヘルプ): d                ( 8) [d] キーを押す
    領域番号 (1-4): 4                   ( 9) [4] キーを押す

    コマンド (m でヘルプ): w                (10) [w] キーを押す
    領域テーブルは交換されました!

    ioctl() を呼び出して領域テーブルを再読込みします。
    ディスクを同期させます。
    [root@IAPr root]#

  6. CFカードに、下記手順にて新たな領域を確保する。

    fdisk /dev/sda                     (1) fdiskコマンド実行

    デバイスは正常な DOS 領域テーブルも、Sun, SGI や OSF ディスクラベルも含んでいません。
    新たに DOS ディスクラベルを作成します。あなたが書き込みを決定するまで、変更はメモリ内だけに残します。
    その後はもちろん以前の内容は修復不可能になります。

    コマンド (m でヘルプ): n                (2) [n] キーを押す
    コマンドアクション
    e 拡張
    p 基本領域 (1-4)
    p                           (3) [p] キーを押す
    領域番号 (1-4): 1                   (4) [1] キーを押す
    最初 シリンダ (1-394, 初期値 1):            (5) [Enter] キーを押す
    初期値 1 を使います
    終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM
    または +サイズK (1-394, 初期値 394):          (6) [Enter] キーを押す
    初期値 394 を使います

    コマンド (m でヘルプ): w                (7) [w] キーを押す
    領域テーブルは交換されました!

    ioctl() を呼び出して領域テーブルを再読込みします。
    ディスクを同期させます。
    [root@IAPr root]#

  7. 下記コマンドを実行し、CFカードにファイルシステムを作成する。
    mkfs -t ext2 /dev/sda1


CFカードにGID-PCのシステムファイルをコピーする

※CFカードにLinuxのファイルシステムを作成し、そのまま作業を続ける場合は、手順4からでよい。
  1. ホストPCを起動する。
  2. マルチカードリーダ/ライタを、USBケーブルでホストPCに接続する。
  3. マルチカードリーダ/ライタに、ファイルシステムを作成したCFカードを挿入する。
  4. ホストPCにGID-PCのシステムファイルをダウンロードする。
  5. 下記コマンドを実行し、CFカードをマウントする。
    mount -t ext2 /dev/sda1 /mnt/usb       (注: マウントポイントが/mnt/usbの場合)
  6. 下記手順にて、GID-PCのシステムファイルをCFカードに丸ごとコピーする。

    GID-PCのシステムファイルが、Linuxマシンの/root/GID-PCディレクトリ内に次のようにダウンロードされているとする。
    bin root dev etc hd2 ide lib lost+found
    mnt proc root sbin tmp usr var

      このとき、以下の通りにcpコマンドを実行し、GID-PCのシステムファイルをコピーする
      (注: オプションの -R は必ず大文字にすること)
    cp -Rp /root/GID-PC/* /mnt/usb

  7. 下記コマンドを実行し、CFカードをアンマウントする。
    umount /mnt/usb


GID-PCのIDEポートにCFカードを接続する

  1. CF-IDE変換アダプタに、システムファイルをコピーしたCFカードを挿入する。


  2. GID-PCのケースにCF-IDE変換アダプタを取り付け、IDEケーブルと電源ケーブルを接続する。
    IR-ICF01Sは、金属ケース下面に3.5インチベイ取り付け用のネジ穴があいているので、これを利用する。ちなみにこのネジ穴はミリネジ用である。



動作確認

システム起動


X-Windowが立ち上がり、xtermが起動。


当然ですが、全く音がしません。


今回使用したCF-IDE変換アダプタ(IR-ICF01S)は、Microdriveも使えるようなので、それを使った試験も行おうと思います。
書き換え回数が気になる用途では、CFよりMicrodriveの方が良いかと思います。

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